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11/4【新日本】「特別な思い入れできなかったら…」 内藤が戴冠後の“ベルト投げ"示唆 US戦調印式

 11・5大阪大会のIWGP USヘビー級選手権試合へ向けた調印式が4日、エディオンアリーナ大阪 多目的ホールで行われ、王者・ウィル・オスプレイ、挑戦者・内藤哲也が出席。勝てばUS王座初戴冠となる内藤が「獲ったら特別な思い入れができるかもしれない。もしできなかったら、また放り投げてやりますよ」とベルト投げを示唆。オスプレイは「俺に勝つのは無理だし、俺とは全く次元が違う」と防衛を確信するように豪語した。

 明日11・5大阪大会のメインイベントは第16代王者・オスプレイに内藤が挑むUS王座戦。オスプレイがタイトルマッチ前に来日せず、前哨戦が組まれなかったことに不満を口にしていた内藤だが、ようやく対面し、「もしかしたら大阪も来ないんじゃないかなって、ちょっと不安になっちゃいましたけど、今日こうして大阪に来てくれたオスプレイにまず感謝したいと思います。グラシアス、オスプレイ」と感謝した。

 オスプレイとは8・17日本武道館大会におけるG1 CLIMAX公式戦以来、3ヵ月ぶり2度目のシングル対決となる。前回敗れている内藤にとっては雪辱戦。「今現在、俺は彼の持つIWGP USヘビー級王座よりもオスプレイ自身にとても魅力を感じています」と言い切った。

 「でもこれは現時点での話」と続けた内藤は「明日勝ってIWGP USヘビー級王座を獲ったら特別な思い入れができるかもしれない」としたうえで、「もしできなかったら、また放り投げてやりますよ」と予告した。かつて内藤はインターコンチネンタル王者時代に白いベルトを放り投げていたが、もしUSベルトに価値を見出せなければ、それを再現するというのだ。

 対するオスプレイは9・25神戸大会でデビッド・フィンレーを退けて以来、3度目の防衛戦となる。前回勝利しているとあって自信満々で「お前は俺が会社から気に入られているみたいなことを言っていたけど、俺が今までやってきた功績、実力、獲得してきたベルト、やってきた試合を見れば当たり前のことじゃないか」と豪語。「お前は凄い選手だと思う。素晴らしいレスラーだよ。ただ、俺に勝つのは無理だし、俺とは全く次元が違う。それは明日になればわかることだ」とV3を確信するように差を強調した。

 「内藤、何でお前が触っていくものはいつもゴミになってしまうんだ? ゴミと言えばお前がかつて獲得したインターコンチのベルトもお前はゴミみたいに扱って放り投げたりしていくうちに価値がどんどん下がっていった」。そう批判したオスプレイはUSベルトを内藤に持たせるべきではないと言わんばかりだった。


【調印式の模様】
▼内藤「皆様、昨日予告したとおり、ギデオン・グレイのジャケットを着てきました。どうですか? 似合ってますか? 今シリーズは最終戦である大阪大会まで試合が組まれていなかったオスプレイ。もしかしたら大阪も来ないんじゃないかなって、ちょっと不安になっちゃいましたけど、今日こうして大阪に来てくれたオスプレイにまず感謝したいと思います。グラシアス、オスプレイ。今年のG1 CLIMAX最終リーグ戦以来2度目のシングルマッチ。今現在、俺は彼の持つIWGP USヘビー級王座よりもオスプレイ自身にとても魅力を感じています。でもこれは現時点での話であって、明日勝ってIWGP USヘビー級王座を獲ったら特別な思い入れができるかもしれない。もしできなかったら、また放り投げてやりますよ。明日行われるウィル・オスプレイと内藤哲也による2度目のシングルマッチ、試合開始のゴングまで…トランキーロ! あっせんなよ」

▼オスプレイ「まず初めに内藤、何でお前が触っていくものはいつもゴミになってしまうんだ? ゴミと言えばお前がかつて獲得したインターコンチのベルトもお前はゴミみたいに扱って放り投げたりしていくうちに価値がどんどん下がっていった。そのベルトをお前が別々に防衛するとか言い出したのに全く防衛せず、最終的に飯伏とやり合うとなったけど、その時は遅すぎた。そうやって自分がやっていることと結果が伴っていない現実が明日の勝敗、俺が勝つという事実にかかってくる。確かに俺はこのシリーズ休みをもらっていたけど、それは別にずる休みをしていたわけじゃなくて、もともと休んで体をベストな状態にして明日に臨もうというつもりだった。確かいつかのバックステージのコメントでお前は俺が会社から気に入られているみたいなことを言っていたけど、それは当たり前じゃないか。俺が今までやってきた功績、実力、獲得してきたベルト、やってきた試合を見れば当たり前のことじゃないか。お前はヒザがもうダメだし、頭がイカれてるし、俺とは全然比べ物にならないじゃないか。明日、俺に勝ってレッスルキングダムでこのUSのベルトを防衛したいみたいな、そんな甘い考えがあるのかもしれないけど、それはありえないよ。やっぱり頭がイカれてるな。確かに明日お前と試合するのは少し楽しみなところではあるよ。お前は凄い選手だと思う。素晴らしいレスラーだよ。ただ、俺に勝つのは無理だし、俺とは全く次元が違う。それは明日になればわかることだから楽しみにしていろよ」

※調印後、オスプレイがイスで殴りかかるそぶりをみせてから

▼オスプレイ「トランキーロ」

※写真撮影の際は近距離でにらみ合う

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