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11/19【全日本】岩手凱旋・石川2勝目で最強タッグ首位 「優勝しか見えない」

『2022世界最強タッグ決定リーグ戦』岩手・サンレック北上(2022年11月19日)
「2022世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○石川修司&サイラスvs永田裕志&安齊勇馬×

 石川が地元・岩手凱旋で最強タッグ2勝目。序盤ながら首位に立ち、「サイラスがパートナーで、優勝しか見えない」と暮れの栄冠獲りを見据えた。

 サイラスとの巨漢タッグで最強タッグにエントリーした石川は初戦でジェイク&青柳を撃破。続く2戦目でサイラスが大暴走し、両者リングアウトで失点2を喫した。一抹の不安を抱えて迎えたこの日の3戦目は永田&安齊と対決。奥州市出身の石川は岩手凱旋となった。

 序盤から試合は石川組ペース。石川がショルダータックルで安齊をねじ伏せると、二人がかりの踏みつけ攻撃に出たり、サイラスが旋回式スクラップバスターで豪快に叩きつけたりと圧倒。永田がミドルキックやフロントハイキックを連発し、アンクルホールドで捕らえても、サイラスは沈まず。石川がダイビングフットスタンプを投下した。

 永田がエクスプロイダーで巨体を投げると、安齊が奮起。フロントスープレックスで石川をぶん投げ、石川の串刺しラリアット、サイラスのキャノンボールを立て続けに食らっても、サンドイッチラリアットを同士討ちさせると、ブレーンバスターで石川を引っこ抜き、ナガタロックIIで捕獲。その横で永田もナガタロックでサイラスを分断する好フォローを見せた。

 その後も安齊がミサイルキックで攻め立て、エルボー合戦で食らいついたが、石川はランニングニーリフトで鎮圧。エルボーを連発する安齊にニーリフト連打で倍返しすると、最後はスプラッシュマウンテンを爆発させて3カウントを奪った。

 石川&サイラスが2勝目を挙げ、勝ち点4をマーク。まだ序盤とはいえ単独首位に位置した。地元・岩手で勝利を飾った石川は「奥州市で大谷翔平さんの次に有名と自負しております石川修司が岩手に帰ってまいりました」とあいさつ。「これから全日本プロレス、最強タッグどんどん盛り上げていきます」と地元のファンに誓ったうえで、「3、2、1、俺たちはデカイ!」の叫びで締めた。

 次戦は明日11・20那須大会。世界タッグ王者・諏訪魔&KONOとの序盤のヤマ場を迎える。「見せてやるよ。どっちがナンバー1パワーチームなのか」と石川が予告すれば、サイラスも「明日、諏訪魔とKONO、破壊してやる!」と気炎を上げるばかり。そして石川は「全日本プロレス、最強タッグ、この二つが重なったらどこが優勝したらいいか? 俺とサイラスしかいないよ」と断言したうえで、「サイラスがパートナーで、優勝しか見えない」と暮れの栄冠獲りに自信満々だった。

【試合後の石川&サイラス】
▼石川「これで2勝1両リンだから4点。首位ですか。見たらわかるでしょ。全日本プロレス、最強タッグ、この二つが重なったらどこが優勝したらいいか? 俺とサイラスしかいないよ。そんなチョコチョコ沸いたヤツらが俺たちに勝てるわけないだろ。サイラスがパートナーで、優勝しか見えない。明日、那須大会。諏訪魔&KONO。見せてやるよ。どっちがナンバー1パワーチームなのか。ぶっ壊してやるよな? サイラス」

▼サイラス「明日、諏訪魔とKONO、破壊してやる!」

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