プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/22【新日本】アーチャー大暴れ オーエンズ豪快粉砕で鈴木軍初戦白星

『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』東京・後楽園ホール(2022年11月22日)
「WORLD TAG LEAGUE 2022」公式リーグ戦 ○ランス・アーチャー&鈴木みのるvsバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ×

 アーチャーが大暴れし、最後もオーエンズを豪快粉砕。鈴木とのコンビでタッグリーグ初戦白星を獲得した。

 G1に続き、AEWのアーチャーが新日本に来襲。2011年のタッグリーグを制している鈴木とのコンビでリーグ戦にエントリーした。初戦の相手はBULLET CLUBの元IWGPタッグ王者・ファレ&オーエンズ。ワールドタッグリーグ5度の出場を誇るチームだったが、鈴木軍コンビは勢いで飲み込んだ。

 アーチャーとファレの巨漢対決で幕開け。ハイテンションの2人はド迫力の肉弾戦でぶつかり合う。両軍入り乱れての場外戦で荒れた展開になるが、鈴木軍コンビがオーエンズに集中攻撃を浴びせて試合を掌握した。ファレがパワーを活かして試合を立て直すと、アーチャーも呼応して再び巨漢対決に。ロープ際でのラリアットで場外に蹴散らし、場外ダイブを予告したアーチャーだったが、ファレはリングに飛び込み、ショルダータックルをぶち込んで阻止する。

 あとを受けたオーエンズは左ヒザを攻めてアーチャーの動きを止めると、Cトリガーをこれでもかと乱れ打ってチャンスを掴む。だが、パッケージドライバーが不発に終わると、アーチャーは追尾式ラリアットで逆転。ブレーンバスターで豪快に放り投げると、オーエンズをコーナーに据えた。オーエンズは抵抗を見せるも、背後から鈴木がスリーパーに固めて鎮圧。すかさずアーチャーがブラックアウトで叩きつけて3カウントを奪った。

 アーチャーがG1に続く暴れっぷりを見せ、鈴木とのコンビで元タッグ王者のファレ&オーエンズを粉砕。聖地を大きく沸かせた。

 「俺たちは死ぬほど危険だ。ニュージャパンには、いや、世界のどこにも、俺たちを止められるやつなんていない。俺たちは『WORLD TAG LEAGUE 2011』で優勝した。『WORLD TAG LEAGUE 2022』でまた優勝する」と豪語したアーチャー。鈴木とともに「スズキグン、イチバン!」と勝ちどきを上げていた。

【試合後の鈴木&アーチャー】
※鈴木とアーチャーが拳を突き合わせ

▼鈴木「(英語で)よくやった。喋れ」

▼アーチャー「俺たちが帰ってきたぞ。スズキサンは永遠に(日本語で)イチバンアブナイ。俺たちは死ぬほど危険だ。ニュージャパンには、いや、世界のどこにも、俺たちを止められるやつなんていない。俺たちは『WORLD TAG LEAGUE 2011』で優勝した。そして『WORLD TAG LEAGUE 2022』でまた優勝する。ミノル・スズキとランス・アーチャーが……"EVERYBODY DIES"(全員ぶっ殺す)」

▼鈴木「(英語で)OK、ありがとう」
※鈴木とアーチャーが拳を突き合わせ

▼鈴木&アーチャー「スズキグン、イチバン!」

※アーチャーは先に控室へ

▼鈴木「さあ、こっからは本題だ! ああ、去年の9月から数えて、9月、10月、今年の春と、あと先月と1年間で4ヶ月、約1/3俺は海外で過ごした。アメリカ、カナダ、イギリス、そこで約50試合、シングルマッチ、各テリトリーのチャンピオンたちと戦ってきた。それで見えてきたものがある。新しいものが見えてきた。これから俺たちの行く先は……。こっから先は……また明日」


▼オーエンズ「クソ……。カメラ、アップで撮れ。トニー・カーン、どうかもっとランス・アーチャーを(AEWで)使ってやってくれよ! もうニュージャパンには上がって欲しくないんだよ」

▼ファレ「もうあいつには来て欲しくない。(新日本の)シューターとモンスターは俺たち2人で十分なんだよ!」

▼オーエンズ「見ただろ? 最後は2対1だった。だからやられてしまったんだよ!」

▼ファレ「あいち何様のつもりなんだ? 2年間消え去ったと思ったら、悠々と戻ってきて応援されてるだと? 消え失せやがれ!」

▼オーエンズ「今日はまだ開幕戦だ。残り8つある。今回の『WORLD TAG LEAGUE』全チームの中で、俺たちが一番出場経験が多い。今日の結果は俺とファレがまだ時差ボケから抜けれていないからだ」

▼ファレ「(敗因は)時差ボケだ」

▼オーエンズ「それから炭水化物を摂取してないからエネルギーがない。だが、次の対戦チームは覚悟しておけよ!」

▼ファレ「クソッ!」

▼オーエンズ「首が……」

プロ格 情報局