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11/23【全日本】王者・亮生がJr.リーグ2勝目 52日ぶり再戦でHAYATOを熱戦撃破

『2022世界最強タッグ決定リーグ戦』愛知・名古屋国際会議場(2022年11月23日)
「2022 Jr.BATTLE OF GLORY」公式戦 ○青柳亮生vsライジングHAYATO×

 世界ジュニア王者・亮生が52日ぶりの再戦でHAYATOを破り、2勝目を挙げた。

 王者にして提唱者・亮生はここまで1勝1敗。折り返しの3戦目となったこの日の相手はHAYATOだ。10・2後楽園大会メインにおける熱戦が記憶に新しいが、リーグ戦で実現した再戦も白熱した攻防を繰り広げた。

 序盤からケブラーダを発射して先制した亮生はトラースキックの打ち合いに持ち込み、HAYATOがフェースクラッシャーで反撃しても、すぐさまリバースフランケンで応戦。エルボー合戦でも真っ向から火花を散らし、追尾式ドロップキックを食らっても、キリモミ式ジャンピングハイキックでやり返した。

 終盤にはHAYATOがエプロンDDT、スワンダイブ式プランチャで猛反撃に出たが、シド・ヴィシャスは亮生が決めさせず。ロコモーション式フィッシャーマン、フィッシャーマンの体勢から前方に叩きつける変型ボムでたたみかけると、最後はファイアーバードスプラッシュで華麗に舞って3カウントを奪った。

 亮生がHAYATOに連勝し、2勝目をマーク。白星先行で勝ち点を4に伸ばした。公式戦は残り2試合。11・27藤沢大会の北斗戦、12・4大阪大会の田村戦のみとなった。この日4連勝で田村が決勝進出を決定。他の5人中、唯一1敗の亮生は連勝すれば文句なしで決勝戦の切符を手にできる。

 「タイトルマッチしてからすぐだったんで、正直やりたくねぇなって。頭使うし、きついなと思った」というHAYATO戦を突破し、弾みがついたのは間違いない。次戦は北斗との同期対決。北斗は3連敗中で不振が続いているが、亮生は「シングルマッチは一回も勝ったことないかな。若手の時からずっとやって。次は藤沢でそのイメージをチェンジして、青柳亮生がチャンピオンだって見せてやりますよ」と王者らしく予告してみせた。

【亮生の話】「ライジングHAYATO倒して、これで4点目ですか。タイトルマッチしてからすぐだったんで、正直やりたくねぇなって。頭使うし、きついなと思ったけど、ここを乗り越えたら、あとは…と思いたいんですけど、ここが一番重要かもしれないですね。大森北斗。今、全敗中? 僕もシングルマッチは一回も勝ったことないかな。若手の時からずっとやって。次は藤沢でそのイメージをチェンジして、青柳亮生がチャンピオンだって見せてやりますよ」

【HAYATOの話】「今日、亮生と3回目のシングルで。最初2敗したけど、俺はあきらめてなかった。たぶん会場の誰よりも俺は俺を信じてたけど負けた。クソ!」

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