11/26【スターダム】プロミネンスがハードコアマッチでコズエン粉砕 12・29両国でアーティスト挑戦へ
『STARDOM in SHOWCASE vol.3』神奈川・川崎市とどろきアリーナ(2022年11月26日)
ハードコアルール・6人タッグマッチ ○鈴季すず&世羅りさ&柊くるみ中野たむ&なつぽい&ウナギ・サヤカ×
プロミネンスがハードコアマッチでCOSMIC ANGELSを粉砕。12・29両国大会で大江戸隊の鹿島沙希&スターライト・キッド&渡辺桃が持つアーティスト王座に挑戦することが決定的となった。
プロミネンスの世羅&すず&柊がCOSMIC ANGELSのたむ&なつぽい&ウナギとハードコアルールで対戦。コズエンが勝利した場合、“meltear"たむ&なつぽいが入場曲『Double Frontier』の生歌フルコーラスを披露できるという特典が設けられたため、是が非でも生歌披露を実現させたいコズエンと、なんとしても生歌を阻止したいプロミネンスという構図になった。ウナギは10・1調布大会以来、約2ヶ月ぶりのスターダム出場となった。
コズエンはつなぎの作業着姿でモップ片手に登場。ゴングと同時にプロミネンスの顔面にモップを擦りつけていく。すずのイス攻撃からウナギが捕まってしまうも、meltearが連係で反攻。モップを振り回してポーズまで決めてみせた。プロミネンスの3人をマットに重ねて踏みつけると、3人の首にパイプイスを引っかけて拷問。たむは「お絵かきしちゃうぞ!」と叫び、プロミネンスの顔面をペンキまみれにする。
流れを変えようと柊が害獣用のトゲシートを投入。たむに顔面から叩きつけられてしまうが、負けじと柊はボディスラムでトゲシートに投げつけて逆襲。世羅はコーナーに立てかけたラダーにたむを衝突させると、容赦なくパイプイスで殴りつけた。たむはモップを持って抵抗したものの、世羅は竹刀でメッタ打ちに。さらに、ラダーも手にするが、たむはラダーを持ったままの世羅をジャーマンでぶん投げ、バイオレットシューティングをねじ込んで挽回する。
たむは場外に設置したテーブルに世羅を寝かせると、コーナーに上がる。が、すずが介入。逆に世羅が断崖式羅紗鋏(シュバイン)で場外のテーブルに激突させた。大ピンチに陥ったたむだったが、ラダーめがけてのジャーマンで世羅に一矢報いると、リング上はすずとウナギの顔合わせに。
ウナギはすずの顔面にスライムを擦りつけると、各種フェイスバスターを連発。ラダーに上がる。だが、気づいたすずはスライム攻撃や頭突きでウナギを足止め。ラダー上から雪崩式ブレーンバスターを敢行した。柊のキャノンボール、世羅&すずの合体エメラルドフロウジョンが立て続けにさく裂する。
勝負を捨てないコズエンはスプレー&パウダー攻撃で襲撃すると、ウナギはたむと合体ボムをすずにズバリ。ウナギはパイプイスめがけて城門突破を強行した。だが、たむのスプレー攻撃となつぽいのウィスキー噴射はウナギに痛恨の誤爆。直後にすずがイスへのジャーマンを決めて、ウナギを葬った。
プロミネンスが勝利してmeltearの生歌を阻止した。試合後、マイクを持ったすずは「おい、お前ら汚え顔だな。COSMIC ANGELSだっけ? お前らハードコアなめすぎだろ? お前らとはうちら潜ってきた修羅場の数が違うんだよ。甘く見てんじぇねえぞ、マジで」とコズエンに通告。世羅も「ということだ。お疲れさまでした」と続き、「プロミネンス勝ったんで言わせてください。今、アーティストのベルト持ってるの、大江戸隊だっけ? 挑戦させろや!」とぶち上げた。
すると、大江戸隊の鹿島&キッド&桃が登場。桃は「おい、汚え顔してんな、てめぇら。アーティスト挑戦したいんだっけ? タイトルマッチしたいなら、いい場所といい日にちがあるんだよね。聞きたい? 12月29日、両国国技館でやってやるよ」と対戦を受諾した。
キッドも「いいね。外敵ユニット待ってましたよ。プロミネンスが釣れたようで。まあ、お前らが相手なら、お前らが望むなら、ハードコアでやってやってもいいんだぞ。なあ、すず?」と挑発する。すずは「キッドちゃん、面白いこと言うじゃん。プロミネンスは見ての通り、なにやっても強えから。形式はスターダムさんにお任せします。12月29日、待っとけよ。そのベルト、それまで大事に扱ってくださいね!」と余裕タップリに言い返した。
【試合後のすず&世羅&柊】
▼すず「いやあ、汚え顔だな」
▼世羅「みんな汚え顔してんな」
▼柊「汚え汚え」
▼すず「でもね、コズエンにこのルールで勝つのは当たり前でしょ。そろそろ我々もベルト欲しくなってきちゃったよね?」
▼世羅「スターダムに来てまだ結果出してない気がするんで。獲りましょう」
▼すず「獲りましょう」
▼柊「獲りましょう」
▼世羅「アーティスト。我々っぽい色だしね。楽しみですよ」
▼すず「そうか」
▼世羅「そう意外と」
▼すず「スターライト・キッド、あいつがなんか今日もすげぇ意識してきてたから。大江戸隊からベルトを獲って、スターライトキッちゃんを泣かしてやろうと思いますよ」
▼世羅「楽しみにしとけ、両国」
▼すず「ハイ〜」
▼世羅「なにそれ?」
▼柊「なんだそれ?」
▼すず「ハイ〜」
▼世羅「変なことすんな、あんまり」
【鹿島&キッド&桃の話】
▼キッド「次の防衛戦決まりましたよ。ていうか、外敵ユニットに声かけてから待たせすぎ。でも、プロミネンスが来てくれて、まあ、相手には不足なしなんじゃないかな」
▼桃「やりたいヤツばっかだよ」
▼キッド「私は5★STAR GPぶりに鈴季すずとまた再会しまして。負けてるんで」
▼桃「私も負けてる」
▼鹿島「勝ってるんだよね、世羅りさに。世羅りさに勝ってんだよなあ」
▼キッド「うちらは復讐がてら、このベルトを6度目かな、両国で防衛して。このチャンピオンのまま6人トーナメントに出たい。でも、このトリオで出るかどうかはちょっと。大江戸隊はいっぱいいるからさ」
▼桃「わかんないね」
▼キッド「そこも含めてお楽しみにって感じで。ハードコアでやってあげてもいいんだよ」