12/2【新日本】TJP&アキラ盤石の5勝目 田口&コナーズ“半ケツ・レッドゾーン"突入も…

『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr.TAG LEAGUE 2022』大阪市中央体育館・サブアリーナ(丸善インテックアリーナ大阪)(2022年12月2日)
「SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022」公式リーグ戦 ○TJP&フランシスコ・アキラvs田口隆祐&クラーク・コナーズ×

　IWGPジュニアタッグ王者の『CATCH 2/2』TJP&アキラ組が、SUPER Jr. TAG LEAGUE公式戦で5勝目を上げて首位タイをキープ。“半ケツモード"突入で覚せいした“ワイルド・ヒップス"田口&コナーズ組の猛威?を跳ね返してみせた。

　すでに3敗。後がない“ワイルド・ヒップス"が攻めに攻めた。序盤から“カントク"田口がベースランニング殺法?で、TJPとアキラをエンドレスロープワーク状態へといざなってガス欠を起こさせると、そこへコナーズが持ち前のパワーと突進力で追い打ち。

　TJP&アキラもコナーズの動きを止めて反撃したものの、コナーズが深入りさせずに脱出するや、再び田口がヒップアタックで縦横無尽に躍動だ。尻を浴び続けたTJPが「キモチワルイ…」とこぼしても構わずに、ケツで突っ込み続け、二人がかりの相手方をまとめて裏DDTで鎮圧して大暴れした。

　好機とみた田口は、いつも以上の“ギタり"をみせてからおもむろにタイツをズリ下げると、中からはおなじみの“赤いアンダータイツ"が露わに。続けてザ・ロックのピープルズ・エルボーばりの動きをみせたかと思いきや、そのまま顔面に座り込む“ピープルズ・ヒップ"(?)を繰り出す。

　さらには、あろうことかコナーズも赤いアンダータイツの“半ケツ状態"となって、ダブル・レッドゾーンに突入するや、TJPにサンドイッチ式ケツイェを見舞って決定機を迎えた。

　だが、TJPも続くコナーズの必殺トロフィーキルは着地して阻止。逆にスワンダイブ式フットスタンプ&ファイナルカットの合体攻撃で一気に巻き返すや、合体カッター攻撃の“アリウープ"で田口を排除。返す刀でサンドイッチ式の低空ニーアタック「2/2」を叩き込み、コナーズから3カウントを奪ってみせた。

　尻コンビの“半ケツ・レッドモード"な猛威を跳ね返して盤石の5勝目。首位タイをキープしたTJPは「田口、なぜだか、オマエはいつもパンツを上げたまま試合ができないようだ」とため息をついたが、アキラは「次はDOUKI&金丸組。金丸、オマエには(『SUPER Jr.』)で勝っている。ここでも勝ってお前から2勝目を上げる」と次なる公式戦、12・4山口大会に向けて意気軒昂だった。

【試合後のTJP&アキラ】
▼TJP「タグチ相手から勝つのは、もう慣れっこなもんだ。いつも俺たちが勝って、お前らが負ける。なぜだか、お前はいつもパンツを上げたまま試合ができないようだ。知らないけど。他のチームも揃って俺たち相手を負かすことに手こずっている。心配しなくてもお前らの順番が来たら負かしてやるから、焦らず待ってろ。どっちにしろ、最後には全員、俺たちに敗れるんだから。次の相手チームが誰であろうと関係ない。リーグ戦の残り試合はごくわずかになってきた。俺たちは先頭を走っていると思う。『BEST OF THE SUPER Jr.』の時からベルトを獲ることが頭にあったから、(SUPER Jr.)の得点はあまり気にしてなかった。俺が欲しかったのはベルトだったから。だけどこのリーグでは、ちゃんと得点を数えてるぞ? なぜかって? なぜなら俺たちこそがみんなが狙う宝だからだ。(アキラに)俺たち宝を守れそうか?」

▼アキラ「もちろんだ! クラーク、よく聞け。やめた方がいいことってあるだろ。ピザの上のパイナップルのトッピングとか、ラーメンにサッポロビールを注ぐとか。やめた方がいいんだ!」

▼TJP「スパゲッティを半分に切ることは?」

▼アキラ「オー・マイ・ゴッド。絶対ダメだ! タグチ、これでお前は大事な試合で俺たちに0勝3敗で大きく負け越している。次はDOUKI&カネマル組。カネマル、お前には(SUPER Jr.)で勝っている。ここでも勝ってお前から2勝目を上げる。俺たちはCatch 2/2。CROWNS UP!」


【試合後の田口&コナーズ】
▼田口「(※片ヒザを着いて)いやぁ……これで負けは、痛いね……。いやぁ……。(英語で)いい赤(のトランク)だ……。いいアンダータイツ。(コナーズがパンツを降ろし赤のアンダーパンツを見せる)」

▼コナーズ「いやぁ、サンキュー。俺は毎回試合をする時、あなたのスタイルにインスピレーションを受けてるんだ。でも(カメラの前で)パンツを下ろしたのは初めてだ。あなたが俺のインスピレーションになっている。サンキュー」

▼田口「いやぁ、しかし、このサッポロ黒ラベルさんはスポンサー。サッポロ一番みそラーメン、サンヨー食品さんはスポンサーじゃないですね。スポンサーじゃないのに、こんな宣伝してんですよ。ワイルドだろ? サンヨー食品さん、(インタビューバックのスポンサー枠に)『サンヨー食品』って入るの、待ってるぜ」

▼コナーズ「オイシイ、オイシイ。次も頑張ろう」

▼田口「サッポロ一番ミソヌードル」

▼コナーズ「はい。イマ、ワカル」

▼田口「ノー・ビア」

▼コナーズ「イヤァ、スイマセン」

▼田口「(英語で)サッポロ一番のカップ麺にビールを注いで飲んでたけど、どんな味だった?」

▼コナーズ「悪くなかったぜ」

▼田口「おいしいですね。でもちょっと……わかるかい?」

▼コナーズ「ワカリマス。

▼田口「今はわかるぜぇ」

▼クラーク「でも多分、イマ、チョット、バカ。今夜は俺もたっぷりと飲んだ方がいいかもね」

▼田口「ビール飲むと体の中でどうなるか」

▼コナーズ「ビールだけを飲むダイエットをしてるんだ」

▼田口「ストマックが……」

▼コナーズ「ええ、そうですね」

▼田口「大変なことに……。(英語で)君のプロレスはビア・レスリングだ」

▼コナーズ「俺たちWILD HIPSはビア・レスリングなんだよ」

▼田口「ビア・レスリング?」

▼コナーズ「ええ、ビア・レスリングです」

▼田口「いいレスリングができたら、それでいいでしょう。ネクストだ」

▼コナーズ「次は勝ちましょう! イジョー!」

▼田口「ビア・レスリング……OK!」