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12/4【DDT】4年に一度のサッカーマッチ実現 フェロモンズがPKで彰人組下す

『D王 GRAND PRIX 2022 the FINAL』東京・後楽園ホール(2022年12月4日)
サッカーマッチ ○飯野“セクシー"雄貴&男色“ダンディ"ディーノ&今成“ファンタスティック"夢人vs彰人&アントーニオ本多×

 ワールドカップに合わせて4年に一度のサッカーマッチがDDTマットで実現。フェロモンズが接戦の末、PKで彰人組を撃破した。

 12・29TDCホール大会では文京区議会議員・西村修、東京都議会議員・川松真一朗と組んでフェロモンズ討伐を狙う彰人を迎え撃つ飯野&ディーノ&今成。今大会では飯野&ディーノが彰人&本多と対戦したが、まさかの試合形式を提案した。

 「4年に一度お祭り」「我々はいったい何を見せられているのかという試合をする」と予告したフェロモンズは現在開催中のサッカーワールドカップにあやかり、サッカーのユニフォーム姿で、サッカーボール片手に登場。試合は「サッカーマッチ」で行われることに。通常のプロレスルールによる決着はなく、フォールして1カウント奪えば1得点となる形式。試合時間は前半2分、後半2分の4分間で、反則を犯した選手はリングに座り込み、フリーキックを受け止めなければいけない特殊なルールだ。

 試合では彰人が先制した。ディーノを押さえ込んで1カウントを奪うと、髪の毛を引っ張る反則からフリーキックを手にし、顔面低空ドロップキックからポイントを重ねて、2得点をリードする。本多は足を取られて転倒してしまうと、創作昔話・ゴンギツネを披露しようとするが、ここで前半終了となった。

 後半はディーノに代わって今成が出場。Oバック姿になった飯野が本多の顔面に尻を押しつけて、カウント1を奪取し、得点は「1-2」に。さらにタイツを脱ぎ捨てた飯野がレフェリーの注意を引きつけているスキに、場外からディーノが足をすくって彰人の追撃を妨害。すかさず今成が丸め込んで1カウントを奪い取った。しかし、抗議が入ると、松井レフェリーがVARで状況を確認。得点は取り消しとなる。

 アディショナルタイムに突入すると、飯野がエルボードロップやロープを何度も往復してのラリアットで彰人を追い詰め、ギリギリでカウント1を奪取。彰人が飯野の股間を指差して「ボールがラインを割った」と抗議するも、VARで確認した結果、ワールドカップの「日本vsスペイン」よろしくゴールが認められた。

 得点は「2-2」で試合終了となり、実際にサッカーボールを使ってのPK戦で雌雄を決することに。ロープの1面をゴールに見立ててボールを蹴り合ったが、アンダータイツ姿ながらも飯野が好セーブを披露すると、最後は今成がキーパー・彰人の股の間を縫うシュートを決めて、フェロモンズが「3-2」で激勝した。

 勝利したフェロモンズの面々はサッカー日本代表の長友佑都選手ばりに「ブラボー!」と連呼。何はともあれ、12・29TDCホール大会に弾みをつけた。

プロ格 情報局