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1/1【ZERO1】井坂がジュニア2冠奪取で歓喜のレスラー人生初ベルト

『謹賀新年』東京・後楽園ホール(2023年1月1日)
ジュニア2冠選手権試合 ○井坂レオvsアストロマン×

 井坂がアストロマンを破ってジュニア2冠王座を奪取。レスラー人生初のベルト獲りを果たした。

 ジュニア2冠王者・アストロマンが年明け早々、防衛戦に臨んだ。挑戦者はMarvelous IMPACTの井坂。「今俺が一番欲しいベルト」に挑んだ。

 ともに場外ダイブを阻止し合う読み合いで幕開け。アストロマンがトペコンヒーロを放って先制した。その後も変型クロスフェースで絞め上げるなどアストロマンが攻勢を続けたが、しのいだ井坂はドロップキックで反撃を開始。コーナー最上段からのケブラーダを放って巻き返した。

 なおも井坂がダイビングエルボーで攻勢を続けたが、アストロマンは619、スワンダイブ式ミサイルキックで逆襲し、野球チョップを打ち込んだ。井坂がエルボー合戦、チョップ合戦に持ち込んでも、変型ネックブリーカードロップ、その場飛びムーンサルト、ファルコンアローとたたみかけた。

 井坂もコーナーダイブを食い止め、トップロープからの雪崩式フランケンで反撃を開始。ランニングニーをぶち込む。アストロマンが丸め込み合戦を制し、延髄斬りを見舞っても、井坂は垂直落下式ブレーンバスター、LATとたたみかける。そしてシューティングスタープレスを発射して3カウントを奪った。

 井坂がジュニア2冠を奪取し、2017年4月のデビューから5年9ヵ月にしてレスラー人生初のベルト戴冠となった。「初めてが今一番欲しかったベルト巻くことができました。全く本当にいつも最後の最後でチャンスを逃してきて、6年目にしてやっと、練習の成果が実ったというか、本当に凄く今うれしいです」と歓喜した井坂は「ZERO1が天下一ジュニアに僕を参戦させてくれて、そこから俺はプロレスラーだって胸張って言えるぐらい試合をさせてもらってます。だからこのZERO1ジュニアもっと活性化させていきたいです」と誓った。

 試合後、馬場、高岩竜一らが無言で挑戦を意思表示してきた。これに井坂は「絶対みんなZERO1ジュニアを盛り上げたいって気持ちがあると思う」と実感し、「そんなZERO1ジュニアをもっともっと上に、もっともっとこのベルトを価値を上げられるメンバーだと思うから。挑戦、誰でも受けるよ」との意向を示していた。


【井坂の話】「初めてが今一番欲しかったベルト巻くことができました。全く本当にいつも最後の最後でチャンスを逃してきて、6年目にしてやっと、練習の成果が実ったというか、本当に凄く今うれしいです。ZERO1が天下一ジュニアに僕を参戦させてくれて、そこから俺はプロレスラーだって胸張って言えるぐらい試合をさせてもらってます。だからこのZERO1ジュニアもっと活性化させていきたいです。僕が取った後すぐ挑戦しにきてくれた。絶対みんなZERO1ジュニアを盛り上げたいって気持ちがあると思うから。そんなZERO1ジュニアをもっともっと上に、もっともっとこのベルトを価値を上げられるメンバーだと思うから。挑戦、誰でも受けるよ。あと一つ、俺は今、栃木プロレスにもレギュラーで参戦してます。一つ夢があって、昔から栃木のファイティングビアガーデンとかZERO1が開催していたイベントを学生の頃、みにいってました。その舞台でタイトルマッチができたらっていう夢があります。それが叶うかわからないけど、このベルトを防衛していきます。そしてZERO1ジュニアもっと盛り上げていきます。きょうはありがとうございました」

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