1/18【GLEAT】新G-REX王者・石田が初陣に登場 KAZMAの挑戦表明を受諾

『G PROWRESTLING〜Origin(原点)〜Ver.42』東京・新宿FACE(2023年1月18日)
○鈴木鼓太郎&石田凱士&ハートリー・ジャクソンvs田村ハヤト&KAZMA SAKAMOTO&クワイエット・ストーム×

　新G-REX王者・石田が初陣に登場。KAZMAの挑戦表明を受諾し、「変わらずバチバチにいかせてもらう」と通告した。

　BLACK GENERATION INTERNATIONALを率いる石田は1・8大阪大会でリンダマンを破ってG-REX王座を奪取。第2代王者に君臨した。王者としての初戦となったこの日、ジャクソン&鼓太郎とのトリオで田村&ストーム&KAZMAのBULK ORCHESTRAと激突した。

　田村と鼓太郎は2・12大阪大会でのG-INFINITY王座戦へ向けた前哨戦。BGIの奇襲攻撃によって場外戦で幕を開けると、石田とKAZMAが目まぐるしい読み合いを展開し、鼓太郎と田村が激しい打撃戦で火花。田村がショルダータックルでなぎ倒せば、鼓太郎はエルボーを乱れ打った。ジャクソンとストームの外国人対決も肉弾戦でリングを揺らした。

　バルク軍は石田に的を絞って息もつかせぬ3人連続串刺し攻撃で攻め立てる。ならばとBGIは石田の延髄斬り、鼓太郎のランニングエルボー、ジャクソンのセントーンの連続攻撃をストームに見舞って応戦したが、田村がBGI3人に串刺しラリアットを見舞い、石田にフライングショルダーを放つ大立ち回りで主導権を渡さず。3人がかりのサンドイッチボディアタック、田村がラリアットと石田を追い込んだ。

　石田も田村のジャックハマーをヒザ蹴りで阻止し、エルボー合戦に持ち込む。ローキックで制した石田はめまぐるしい読み合いから延髄斬りを見舞い、田村が左ラリアットで応戦しても譲らずランニングローキックで蹴り飛ばす。田村もラリアットで意地の反撃を見せた。

　ここでバルク軍は鼓太郎に照準。3人連続串刺し攻撃を浴びせ、3人がかりの合体パワーボムを敢行した。ならばとBGIはストームを孤立させ、石田がフロントハイキック、ジャクソンがデスバレーボム、鼓太郎がフロッグスプラッシュの連続攻撃で逆転。鼓太郎がストームの垂直落下式ブレーンバスターで攻め込まれながらも、最後はエンドレスワルツで3カウントを奪った。

　試合後、新王者・石田の前に早くも挑戦者が現れた。KAZMAだ。かつてDRAGONGATEで共闘していたこともあるだけに「石田凱士、調子乗ってんな。3ヶ月でGLEATのテッペン獲る。お前はやっぱ凄いヤツだよ」と称えたKAZMAは「リンダマンがベルト持ってる時は興味なかったけど、お前が持ってるなら話は別だ。お前の持ってるベルト狙わせてもらうぞ」と挑戦を表明した。

　すると石田は「お前が俺の持ってるG-REXに挑戦したいんやったら、俺はお前とこのベルトかけてシングルするつもりや」と受諾。「変わらずバチバチでいかせてもらうぞ」と通告すると、KAZMAとしばし視殺戦を展開した。


【試合後の石田、Yutani】※メイン後
▼石田「大阪でリンダマンから俺はG-REX獲ったんや。次の2月は鼓太郎、YutaniでG-INFINITY獲るのはほぼ確定してるんや。それからG-REX、KAZMA。俺はな、他のチャンピオンと違って誰とでもやるなんて言わんぞ。でもな、KAZMA。お前が俺の持ってるG-REXに挑戦したいなら話は別や。KAZMAお前とならこのベルトかけてシングルやるつもりあるぞ。それから屋、決まったな。来月、6人タッグワンデートーナメント。間違いなく俺らBLACK GENERATION INTERNATIONALが一番ってこと証明したるよ」

▼Yutani「2月12日の大阪で俺と鼓太郎さんでG-INFINITY獲って、そのベルトを必ずメキシコに持ち帰る。そして今日、鬼塚から3カウント獲って借りは返せたかな。でも俺はまだまだGLEATの若手とシングル興味あるぜ」

▼石田「今言った通りや。YutaniはGLEATにおるしょぼい若手とシングルで叩き潰していってくれるからよ。来月の6人タッグトーナメント、今日と同じメンバーや。石田凱士、鈴木鼓太郎、ハートリー・ジャクソンや。おい、俺らはよ、このリングでまだまだ考えてることあるからよ。お前ら楽しみにしとけ。俺たちがBLACK GENERATION INTERNATIONALや」


【試合後の田村、KAZMA、島谷】※メイン後
▼KAZMA「よっしゃあ!」

▼島谷「おい、2月タイトルマッチ、G-INFINITY決まってるな。今日、実際前哨戦だったな」

▼田村「そうだ、鼓太郎。いや鈴木、どこにでもありふれてるような名前の鈴木。お前とは今日な、全然やり足りてねえんだよ。2月のG-INFINITYではもっともっとバチバチに鈴木、やり合おうぜ」

▼KAZMA「それからな、Yutani。お前はしっかりと技の精度上げとけよ。食らわねえけどな。そんなことよりな、6人タッグトーナメント決まったな。しっかりと特典を用意してるな」

▼田村「大丈夫か? おじいちゃん」

▼KAZMA「おじいちゃんだから、とりあえずその話は置いといて、2月に新しい外国人助っ人・ガレノが来るぞ。ちゃんとチェックしとけよ。凄ぇ外国人が来るからな。そしてリーダーの復帰は俺たちいつでも待ってるぞ。俺たちはこのGLEATのリングでBULK ORCHESTRAを守り続けるだけだ。もう一つ。石田凱士。たった3ヶ月でGLEATのテッペン獲るなんてよ、やっぱお前は凄ぇヤツだ。お前がベルト持っているなら話は別だ。お前のベルト狙わせてもらうぞ」

▼島谷「そういうことだ。KAZMAがG-REXに照準。ということは6人タッグのトーナメント、残りの俺とストームと田村でいかせてもらうぞ。バルクがよ、最高のユニットってところを証明してやるからな。なぜなら…」

▼田村「教えてください」

▼KAZMA「あなたが教えてください」

▼田村「俺が教えます。俺たちが…俺たちが…俺たちが…今世紀最高のガチムチバディ集団、BULK ORCHESTRAだぁ!」

▼全員「おい! おい! おい! おい! おい! うー…ポキ! だぁ!!」