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1/24【新日本】海野が内藤KOで初の“聖地"締め 「新日本パラダイムシフト」宣言

『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2023年1月24日)
○海野翔太&オカダ・カズチカ&矢野通vs内藤哲也&鷹木信悟&SANADA×

 海野が2・4札幌大会での一騎打ちへ向けて内藤をデスライダーでKO。初めて聖地・後楽園のメインを締めた海野は「2023年、必ずこの新日本プロレスのリングにパラダイムシフトを巻き起こし、俺の新時代を作り上げます」と誓った。

 昨年暮れから内藤の首に照準を絞った海野。1・5大田区大会でようやく内藤の視界に入り、2・4札幌大会で一騎打ちが実現することになった。

 この日はメインの8人タッグで内藤と激突。直接対決の機会がなかなか訪れなかったが、終盤、海野が旋回式フェースバスター、リバースDDTでSANADAを攻め立てると、内藤がカットに急行。バックエルボーを連打された海野は延髄斬りも食らったが、デスティーノを阻止。次の瞬間、デスライダーで突き刺した。そしてSANADAにもデスライダーを敢行して3カウントを奪った。

 海野が内藤をKOに葬ったうえでSANADAに快勝。試合後、大の字となった内藤を見下ろしながら「内藤さん、じわっじわ、じわっじわお前のことを痛めつけてやるからな。札幌大会でも同じ景色を見せてやる」と通告。「気分はどうですか? 全く視界にも眼中にも入ってないヤツにやられた気分はどうですか? 悔しいでしょ? 自分だったら悔しいですよ。だから明日またここ後楽園ホールで戦いましょう」と挑発した。

 そして最後に海野がレスラー人生初の聖地・後楽園のメイン締め。「2023年、必ずこの新日本プロレスのリングにパラダイムシフトを巻き起こし、俺の新時代を作り上げます」と誓ってみせ、「だから、だから! 俺から目をそらすなよ」と呼びかけた。

 パラダイムシフトとは、当然のこととされていた認識を劇的に変化することを意味する。海野は札幌での内藤超えを足がかりに、新日マットに大きな変革をもたらすつもりだ。


【オカダの話】「やっとプロレスが始まりました。ここに来るまでに変な雑音が多かったですけども、僕が今やらなきゃいけない戦いっていうのは、このベルトを懸けた鷹木信悟との戦いなので、その戦いをしっかりと皆さんにお見せしつつ、またどんどんどんどん新日本プロレスの戦いを上に上げていきたいなと思います」

【海野の話】「どうですか? 甲子園常連校が無名の高校に負けたわけじゃないけど、恥をかかされ、顔に泥を塗られた気分はどうですか? 悔しいですよね。自分だったら悔しいので。リング上でも言った通り、悔しかったらいつでも毎日でも戦いますから。まずは明日、後楽園ホールでまたタッグありますけど、そこでまたやりましょう。それでも満足いかないんだったら札幌でシングルマッチ組まれてるんで、そこで結果を出せばいいだけだと思いますし、勝っても負けても何かしら残るようなインパクトを作り。でも必ず自分は勝たないといけないので、必ず勝って、その先、その先、その先って一歩ずつ必ず進んでいきます」

※矢野はノーコメント


【鷹木の話】「今日の試合じゃ参考にならねぇよ。何の参考にもならねぇ。触った程度だからな。ただせっかく! たどり着いたんだ。なぁ1年越しだぞ、1年越し。オカダとのシングルマッチ、ただのシングルじゃねぇ、IWGP世界ヘビー級シングルマッチだ。1年越しの思いだ。なぁオカダ、お前がどういう思いでこのタイトルマッチに臨むのか、それは知らねぇよ俺は。ただなぁ、おい、俺はなぁ、かなりデカい思い持ってるからな。それはまだ全ては言わねぇけどよぉ、ただ一つ言えることは、無傷で! 大阪のリングに上がれると思うなよ。なぁ、しっかり追い込んでやるからな。今日の帰り際なぁ、近づいた時に『やっぱりIWGPのベルトの方がいい』って言ってたけどな、バカヤロー! IWGP世界ヘビー級ベルトのな、重みも素晴らしさも俺の方がよく分かってんだよ。久々に近づいたらな、あのベルトも俺に巻かれたがってる気がしたしな。KOPWチャンピオンとしてIWGPチャンピオンに負けないという気持ちもあるが、それ以上にイチレスラーとしてオカダに負けないというものを大阪までしっかり見せてやるよ」

【SANADAの話】「(後頭部を押さえながら)自分で考えてる頭と体がうまくマッチしないというか。このままだとダメだなと。自分が築き上げてきたものを一回ぶち壊さないとダメだなと」

※内藤はノーコメント

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