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3/4【スターダム】プロミネンスがTRIANGLE DERBY優勝&アーティストV1でメイン締め QQとの雪辱戦が浮上

『TRIANGLE DERBY I〜優勝決定戦〜』東京・国立代々木競技場 第二体育館(2023年3月4日)
「TRIANGLE DERBY I」優勝決定戦 ○鈴季すず&世羅りさ&柊くるみvs朱里&壮麗亜美&MIRAI×

 外敵のプロミネンスがGod's Eyeトリオを下し、TRIANGLE DERBY優勝と同時にアーティスト王座V1。代々木大会を「レッツ・ゴー・プロミネンス!」の雄叫びで締めくくった。試合後、Queen's Questの林下詩美&上谷沙弥&AZMとのV2戦が浮上した。

 今回が初開催となった6人タッグリーグ戦「TRIANGLE DERBY」。優勝決定戦はアーティスト王者のプロミネンス・世羅&すず&柊とGod's Eyeの朱里&MIRAI&壮麗によって争われることになった。同日開催の準決勝終了後、王者プロミネンスがタイトルをアピールしたため、この試合にアーティスト王座も懸けられることになった。

 世羅がパイプイスを持ち込むなどして自分たちのペースに持ち込むと、序盤戦はそのままプロミネンスペースに。朱里も守勢を強いられたが、壮麗が柊相手に奮戦。逆水平やラリアットを連発した。柊もやり返し、ラリアット合戦は痛み分けに。両軍同時に代わって、すずとMIRAIが飛び込んだ。

 2人は感情むき出しでシーソーゲームを繰り広げるが、斬り込んだ柊がトラースキックを浴びせると、すずの串刺しニー、世羅の串刺しダブルニー、柊のキャノンボールが立て続けにさく裂。すずはフルネルソンバスターにつなげて勝機を掴む。しかし、今度は壮麗が飛び込んで流れを変えると、MIRAIはぶっこ抜き式フルネルソンバスターをズバリ。朱里と壮麗が分断に動くと、MIRAIは浴びせ倒すようにラリアットを叩き込んだ。そしてミラマーレに捕獲する。しのがれてもフライングラリアットからミラマーレショックの体勢に。

 すずは頭突きを放ち、こん身のエルボーを叩き込んで形勢打開。柊が人でなしドライバーを決めると、世羅がすずを背負ってダイビングダブルニードロップを投下する。朱里と壮麗が急行しても柊がダブルラリアットで返り討ちに。すずは投げ捨てジャーマンでMIRAIをぶん投げた。

 粘るMIRAIはラリアットを返したものの、すずはリバースフランケンをズバリ。テキーラショットを繰り出す。それでもMIRAIは肩を上げたが、すずは連続式ジャーマンで一気に3カウントを奪った。

 プロミネンスがTRIANGLE DERBY優勝を飾り、アーティスト王座V1に成功。優勝者の証であるペナントを授与されると、すずはマイクで「プロミネンス優勝! そしてアーティストのベルトも防衛! 見たか、スターダム。1年前、スターダムに乗り込んできた時は好き勝手言われてたプロミネンス。これがプロミネンスなんだよ。ユニットの頂点、それがプロミネンス!」と喜びをあらわにした。

 すずが「今日ここに見に来てくれたお客さんはプロミネンスの勝利を見て満足したことでしょう」と豪語すると、客席からは「プロミネンス」コールが発生。スターダムのファンに祝福されると、すずは「みんなプロミネンス大好きってことですね。代々木の大会もプロミネンスの締めで締めちゃおうじゃねえか。ちょっと皆さんせっかく声が出せるんで、一緒に締めてください」とアピールし、最後は「レッツ・ゴー・プロミネンス!」の大合唱で代々木大会締めくくった。

 バックステージでは公式戦で唯一敗北したQueen's Questの詩美&上谷&AZMとの対戦をアピール。そこへQQの面々も姿を現してタイトルマッチに同意し、V2戦が浮上した。

【試合後の世羅&すず&柊】
▼世羅「やった! 先ほどすずも言ってましたけど、乗り込んで1年ちょっとですよ。優勝しちゃう? 代々木締めちゃう? 防衛しちゃう? ちょっとちょっとちょっと、プロミネンス来てるんじゃないですか」

▼すず「凄くねえ? マジで」

▼世羅「TRIANGLE DERBY、14チームの頂点ですか。凄くない? 14チームの1位よ」

▼すず「メッチャスゲェよ」

▼世羅「こんなにチームがあって、プロミネンスが1位よ。ただね、どうしても1つ引っかかってることがあって。我々、調子いい感じでこうやって決勝トーナメントに来ましたけど、負けてどうしても悔しかったヤツらがいる。覚えてるよね。千葉」

▼すず「覚えてるよ」

▼世羅「メインイベントで、Queen's Questに我々負けたでしょ。あれね、やっぱ悔しいよ。その後、プロミネンスが持ってるのが悔しいとか言ってたよな、あいつら」

▼すず「確かに」

▼世羅「防衛戦させろや」

※詩美&上谷&AZMが姿を現すと

▼AZM「呼んだか?」

▼すず「呼んだわ」

▼詩美「今、解説でお前ら3人来て、そのアーティストずっとQueen's Questが…」

※AZMがペナントに手を出すと

▼すず「おい、何してんだ!」

▼世羅「喋ってんだろうが」

▼詩美「ずっとQueen's Questはそれが欲しくて。解説で見てたらもっともっと欲しくなったし。今、Queen's Questって言ったよな?」

▼すず「言った」

▼詩美「やりたいってこと? 私たちもそのベルトを懸けてやりたい。だから、私と上谷、そしてAZMさんの3人でそのアーティストのベルト、ぜひ挑戦させてください。させてください! させろ!」

▼すず「いいよ! させてやろうじゃねえか」

▼詩美「聞きました? 小川さん!」

▼上谷「小川さん、決定で!」

▼すず「試合決定で? 決定だ!」

▼小川EP「決定していいけど、日にちがまだちょっと出ない」

※それぞれ「どこでもやってやる」「どこでもいい」とアピールすると

▼AZM「プロミネンスが持っているのはいけ好かねえから、なるべく早く小川さん組んでください」

▼世羅「我々もなるはやでやって、こいつらぶっ潰したいんで」

▼詩美「確かにね。負けてますから。それはやりたいですよね。負けてますから。やってやりますよ」

▼AZM「しょうがないからやり返してやりますよ」

※詩美たちが去っていくと

▼すず「お前ら余裕こけてるのは今のうちだからな」

▼世羅「こっちは優勝してんだよ」

▼すず「そうだよ。プロミネンスがな、スターダムのユニットの頂点なんだから。あんなヤツらに負けるわけないだろう。なあ?」

▼世羅「ああ」

▼すず「なあ?」

▼柊「ああ」

▼世羅「やっぱり(ペナント用の)棒を用意しとけよ、お前ら」

▼すず「もう棒がないから大変なんだ、こっちは」

▼世羅「許さねえからな。棒を用意しとけよ」

▼すず「どうやって持って帰る?」

▼柊「折りたたんで。一応持って帰るよ」

▼すず「(トロフィーを手にして)ちゃんと持って帰るからな」

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