プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/18【DRAGONGATE】ベルト初挑戦・永野&加藤が奮戦もGOLD CLASSがトライアングル盤石V2

 『MEMORIAL GATE 2023 in 和歌山』が18日、和歌山県立体育館で行われ、大先輩・ドン・フジイをパートナーに、ベルト初挑戦となった永野海斗&加藤良輝が奮闘したものの、箕浦康太&B×Bハルク&Ben-KのGOLD CLASSトリオがオープン・ザ・トライアングルゲート王座2度目の防衛に成功した。

 3月恒例の和歌山ビッグマッチ。オープニングマッチでいきなりトライアングルゲート王座戦が組まれた。王者・箕浦&ハルク&Ben-KのGOLD CLASSトリオに挑戦するのはベテランのフジイが昨年8月デビューの永野、昨年12月デビューの加藤を率いたトリオだ。GOLD CLASSトリオは3・4大阪大会で望月ススム&神田ヤスシ&望月ジュニアのM3Kを退け、初防衛に成功したばかり。わずか2週間後にV2戦を迎えた。

 永野&加藤はこれがタイトル初挑戦で、2月のタッグリーグ戦出場に続くチャンスとなった。開始早々、加藤がBen-K相手にショルダータックルを果敢に連発してなぎ倒してみせる。箕浦とハルクが飛び込んでも場外に蹴散らし、永野がスワンダイブ式プランチャを発射した。が、セコンドのミノリータがレフェリーの死角を突いてスイング式コンプリートショットで介入。ここからGOLD CLASSは永野に照準を絞って主導権を握った。

 永野が飛びつき雪崩式フランケンシュタイナーで劣勢を切り抜けると、フジイが箕浦とBen-KをまとめてDDTで突き刺し、ミノリータの顔面をハリセンで殴打する大立ち回りで挽回。加藤はノド輪落としで叩きつけると、変型アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げた。箕浦にカットされても、永野が619、加藤がアバランシュホールドの波状攻撃を浴びせ、再び加藤が変型アルゼンチンで担ぐと、そのまま前方に叩き落とした。

 ここでBen-Kがスピアーでフジイと加藤を蹴散らして一気に立て直す。永野をブレーンバスターで持ち上げたところにハルクがミサイルキックを放ち、Ben-Kのバックドロップ、ハルクの顔面蹴り連打、カカト落とし、Ben-Kのショルダータックルが立て続けにさく裂。永野も箕浦に丸め込みを連発して粘ったものの、箕浦が旋回式スクラップバスター、R-301とたたみかけて3カウントを奪った。

 ベルト初挑戦となった新鋭二人の奮闘が光ったものの及ばず。GOLD CLASSトリオがトライアングルゲート2度目の防衛を果たした。試合後、3人はロープ上でベルトを掲げてかちどきを上げた。

プロ格 情報局