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3/21【新日本】躍進オージー・オープンがIWGPタッグ挑戦へ デイビスがYOSHI-HASHI粉砕

『NEW JAPAN CUP 2023』新潟・アオーレ長岡(2023年3月21日)
○マーク・デイビス&カイル・フレッチャー&ジェフ・コブvsオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI×

 躍進が目立った“オージー・オープン"(AO)デイビス&フレッチャー組のIWGPタッグ王座挑戦が決定的となった。

 昨年末のタッグリーグ戦で公式戦、優勝決定戦と2度に渡って火花を散らした毘沙門とAO。シングルトーナメントとなった今NEW JAPAN CUPでも1回戦でフレッチャーがYOSHI-HASHIを下し、2回戦では後藤がフレッチャーを撃破。ウィル・オスプレイの負傷欠場に伴って株を上げたデイビスもタッグ戦線への思い入れを口にし続けてきた。

 NJC最終戦となった長岡大会ではオカダ、コブを交えての6人タッグマッチで両軍が激突。デイビスは逆水平やソバットで攻め入るYOSHI-HASHIにバックドロップで応戦。高速ドラゴンスープレックス、ラリアットで反撃されても、カルマは決めさせない。後藤が加勢して消灯を狙っても食い止めた。そして終盤、後藤を排除し、YOSHI-HASHIを孤立させたオージー・オープンはサンドイッチラリアットをさく裂。間髪入れずコリオリスを爆発させてYOSHI-HASHIから3カウントを奪った。

 オージー・オープンが毘沙門を直接撃破。後藤は「あいつらの狙いはベルトなんだろ? 受けて立ってやるよ」とIWGPタッグ戦を受諾し、「タイトルマッチでもう一度! 格の違いを見せつけてやるよ」と宣言した。WORLD TAG LEAGUE決勝戦以来となる毘沙門とオージー・オープンの再戦が決定的となった。


【試合後のデイビス&フレッチャー】
▼フレッチャー「ビシャモン、YOSHI-HASHI」

▼デイビス「ああ、クソ野郎」

▼フレッチャー「YOSHI-HASHIとゴトー、このシリーズでまた、オージー・オープンの手によってマットに横たわり光を見上げることになったな。試合で会うたびに、『アイム・チャンピオン、アイム・チャンピオン、アイム・チャンピオン』とやりたがっているが、お前がチャンピオンなら、どうしていつも横たわってるんだ?」

▼デイビス「次は誰だ?」

▼フレッチャー「(デイビスに向かって)『NEW JAPAN CUP』では大活躍だった。誇りに思う。でも次に集中する時だ。YOSHI-HASHIとゴトー、チャンピオンのお前たちが決めろ。いつ、どこでやるか、どんな条件でもいい。お前たちのことはよくわかっているからな。ビシャモンとオージー・オープンが何度闘っても結果は決まっている。そして俺たちがIWGPヘビー級タッグチャンピオンの座を保持する。なぜなら俺たちオージー・オープンが世界一のタッグチームだからだ。これがUNITED EMPIRE。俺たちが新日本プロレスを動かし、訪れたあらゆる団体を動かす! どこへ行っても王座を獲る! なぜなら俺たちがすべてを動かしているからだ!(と控室へ)」

▼デイビス「ムアーーーッ!(雄叫びを上げて、あとに続く)」


【コブの話】「『NEW JAPAN CUP』が終わって、このシリーズが始まる前に抱いていた目標に集中している。ケニー(・オメガ)、お前だ。何度も何度もお前に俺のチャレンジを受けさせようとした。あらゆる手を尽くした。からかって、コピーをして、物真似をしてみたが、何も得られなかった。得たのは反動だけだ、ケニー。おもしろいのは、その反動がお前からではなく、Twitterの民から来たってことだ。正直なことを言うとショックだ。俺がケニー・オメガの物真似をして、からかったことに怒った。俺の出した結論はTwitterの意見なんてどうでもいい。だってTwitterは実在しない。リングこそ実在するものだ。ケニー……(椅子を投げ捨てながら)この1ヵ月、俺を避けて! Twitterはフェイクだ。ケニー・オメガ、ジェフ・コブこそがリアルだ。ケニー、お前が何度も無視してきた俺のチャレンジを受けろ。これが本当に最後の警告だ。警告でさえない。直談判しに行く。セントルイスに行くぞ。お前のドアをノックする。副社長の控え室を見つけて、ノックする。そしてお前が俺を迎え入れるかを見よう。俺はトラッシュトークをして、お前のことがわかっているからTwitter攻撃もした。言葉の攻撃もやった。だからケニー、もうすぐ会おう。ノックノック、ケニー、頼む、入れてくれ」


【オカダの話】「まあね、あんなに僕と棚橋さんで勝てなかった毘沙門が負けてしまったんで、オージー・オープンのタッグとしての力というのも改めて再認識されましたし、まあ『NEW JAPAN CUP』今シリーズね、ほとんど試合はありませんでしたけど、やっぱり蚊帳の外感はすごいありますよ。今日もね、ジェフ(・コブ)いても、ケニー(・オメガ)に対してなのか、ヒザ蹴りやってたしね。まあ、もう戻るよ、中心に。これから『NEW JAPAN CUP』(決勝)、どっちが来たとしてもおもしろいんじゃない? 新しい新日本らしい闘いというものを見せられるかもしれないし、ライバルとしての闘いの続きが見られるかもしれないし。どちらが勝ってもおもしろいんじゃないかと思います。ただね! 『NEW JAPAN CUP』のシリーズ中は、主役というのは『NEW JAPAN CUP』出てるメンバー、そして優勝者だと思いますけど、また次からは俺がこのベルトをもって、中心として盛り上げます」

【後藤の話】「オーケー。あいつらの狙いは(ベルトを叩きながら)ベルトなんだろ? 受けて立ってやるよ。このままじゃよっちゃんだって報われねぇだろ。許せねぇだろ。(さらにベルトを叩きながら)タイトルマッチでもう一度! 格の違いを見せつけてやるよ」

※YOSHI-HASHIはノーコメント

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