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4/2【スターダム】プロミネンスがアーティストV2 安納サオリ電撃来場、4・23横アリでKAIRI&なつぽいと挑戦へ

『REALIVE360 presents CINDERELLA TOURNAMENT 2023』東京・後楽園ホール(2023年4月2日)
アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 ○鈴季すず&世羅りさ&柊くるみvs上谷沙弥&AZM&林下詩美×

 プロミネンスがQueen's Questを下し、アーティスト王座V2に成功。試合後、KAIRIに呼び込まれて安納サオリが電撃来場。なつぽいを加えたトリオでアーティスト王座挑戦を表明し、4・23横浜アリーナ大会での激突が決定的となった。

 プロミネンスの世羅&すず&柊は6人タッグリーグ戦・TRIANGLE DERBYをアーティスト王者として制覇。リーグ戦で唯一敗れたQueen's Questの詩美&上谷&AZMとの決着戦を要求すると、QQ側も受諾し、後楽園大会のメインでタイトル戦が実現した。

 序盤から一進一退の攻防に。流れに乗ったAZMが腕攻めでペースを握るが、ダイビングフットスタンプはすずに避けられて空転。ここぞとばかりにプロミネンスは連続串刺し攻撃を浴びせた。

 負けじとQueen's Questも連係へ。上谷の二段蹴り、詩美のこうもり吊り落とし、AZMのダイビングフットスタンプが立て続けにすずに決まる。AZMはバズソーキックを唸らせるが、すずもすぐさま蹴り返して、両者大の字に。タッチをもらった詩美はラリアットやスリーパーで再び攻勢をかけるもも、世羅たちのカットが間に合った。詩美のトーチャーラックボム狙いを防いだすずは、エルボー合戦、ジャーマン合戦で競り合いに持ち込む

 上谷たちが分断に出ると、詩美はこうもり吊り落としでアクセルを踏み、トーチャーラックボムがさく裂。すずが肩を上げると、Queen's Questトリオは合体式ダブルブレーンバスターを繰り出す。そして、詩美はハイジャックボムで勝負に。

 すずはこれをリバースフランケンで切り返して大逆転。各選手が次々と飛び込んで乱戦となるが、柊がひとでなしドライバー、世羅がすずを背負ってのダイビングダブルニードロップを詩美に決めて勝機をたぐり寄せる。勝負所を逃さなかったすずはテキラーショットから連続式ジャーマンで詩美を沈めた。

 プロミネンスがアーティスト王座V2。「プロミネンス」コールが巻き起こると、すずは「プロミネンス、アーティスト2度目の防衛に成功! スターダム生え抜きのQueen's Quest、残念だったな。プロミネンスの壁は高くて分厚かっただろ。まあ、楽しかったから、またやってあげてもいいよ〜」とアピールした。

 「プロミネンス防衛したということで、次の大きい大会…スターダムの横浜アリーナ大会、防衛戦やっちゃってもいいよな。プロミネンスに相応しい勇気のある挑戦者出てこいや!」と吠えると、KAIRIが登場。「鈴季すず、私、KAIRIがそのアーティストのベルトに挑戦してもいい? もちろん1人ではない。2人のスペシャルなパートナーを準備しています」と宣言した。KAIRIが呼び込んだパートナーはなつぽい、そして安納だった。

 安納は先月までアイスリボンのICE×∞王座を保持。スターダムマットからしばらく遠ざかってたフリーの大物登場に場内はどよめく。安納は「安納サオリ、さらに輝くためにスターダムのリングに来ました。よろしく」と決意表明。場内は大きな拍手に包まれると、「KAIRIさん、ありがとうございます。なつみ、いやなつぽい、よろしく」とあいさつし、かつてのパートナーであるなつぽいと握手を交わした。

 すずは「もちろんいいに決まってるよ。KAIRI、なつぽい、そしてあのたん。いや、安納サオリ! ここにいる鈴季すずは可愛いすずたんじゃないからな。プロミネンスが横浜アリーナでアーティストのベルトを防衛してやるんで、決定でいいですか?」と受諾。最後はKAIRIたちをリングから下ろしたうえで「レッツ・ゴー・プロミネンス!」の雄叫びで後楽園大会を締めくくった。

 安納はバックステージでも「改めまして、絶対不屈彼女、安納サオリです。ようやくスターダムのリングに上がることができました。KAIRIさんにお声がけいただいて。輝きたいです、さらに。そのためにこのリングに立ちます」と改めて決意を告白。なつぽいはCOSMIC ANGELS所属としてKAIRI&安納と組む形になるが、コズエンのリーダー・中野たむは理解を示し、「ちゃんとベルト獲って帰ってきて。で、終わったら、みんなでベルトの見せ合いっこしよう」と激励していた。

【試合後の世羅&すず&柊】
▼すず「アーティストのベルト防衛! やったぜ!

▼柊「2度目、2度目」

▼すず「2度目。最高プロミネンス。もうね、プロミネンスもレッツ・ゴー・プロミネンスも完全に板についてきたんじゃないですか」

▼世羅「ホントよ、馴染んじゃって馴染んじゃって」

▼すず「横アリも試合順わからんけど、プロミネンスが勝ってプロミネンスの締め、横アリでやっちゃおうかな」

▼世羅「そうだな。ホントだよ。やるよ、我々は」

▼すず「やっちゃうよ。勝ったらやろう。レッツ・ゴー・プロミネンスで締めさせていただきますわ。楽しみな相手出てきたし、今日のQQも危なかった」

▼世羅「危なかったね。ユニット力っていうものを見せつけられたかなと。あっちもユニット力、相当でしょ。こっちの方が上だったよって見せつけられたんじゃないでしょうか。で、安納サオリ」

▼すず「そうだよ。まさかアノたん…安納サオリが出てくるとは思わなかったよ。知ってる人は知ってるだろうけど、アノたんスーたんって言って、かわいい可愛いプリティーなタッグを組んでいる…(世羅に向かって)何だ? その顔」

▼世羅「どこが」

▼すず「組んでる相手なんですけど、スターダムにいる鈴季すずはそんな可愛い鈴季すずじゃねぇよってところをね。痛い思いをさせてやろうと思いますよ、あの3人に」

▼世羅「KAIRI、なつぽい、安納サオリ、ぶっ潰してやりますよ」

▼柊「やろう」

【KAIRI&安納&なつぽいの話】
▼KAIRI「世界を旅する海賊王女、ちょっとノドが枯れ気味のKAIRIですが、今日は皆さんにスペシャルギフトを。アーティストのベルトの挑戦を表明させていただきました。今、私はとっても勝利に飢えていて。2連敗中ですからね。どんな相手がいいかって考えた時に、やっぱりもうハードにバチバチぶつかり合える相手がよかったので。それは今、プロミネンスかなと。そして、それに立ち向かう上で、この2人が私はベストかなと思いました」

▼なつぽい「かつてのタッグパートナー・サオリ……来たの?」

▼安納「来たよ」

▼なつぽい「まあ、いつかリングでまた会うんじゃないかなって思ってました。アーティストのベルト、正直、ビックリしました。KAIRIさんが『頼んだよ』って私に言ってくれて、何をかなって思ったんですけど、『リングでカモンって言ったらとりあえず来て』って言って。なんだろうと思ったらアーティスト挑戦。ビックサプライズ過ぎましたよ、KAIRIさん」

▼KAIRI「そのほうがいいかなと思って」

▼なつぽい「さすが。でも、アーティストのベルトは誰と巻くかっていうのが凄く大事だと思ってます。かつてのタッグパートナー、そして大好きなKAIRIさん、尊敬するKAIRIさん。頼んだって言ってもらったからには、このベルトを絶対に獲りにいきたいなと思ってます。よろしくお願いします」

※なつぽいがKAIRI&安納と「よろしく」と言い合うと

▼安納「改めまして、絶対不屈彼女、安納サオリです。ようやくスターダムのリングに上がることができました。KAIRIさんにお声がけいただいて。輝きたいです、さらに。そのためにこのリングに立ちます」

▼KAIRI「そのテレパシーをずっと感じてた。もっともっと輝きたい、輝けると思うから呼んだし、この3人でいこう」

※KAIRIと安納が去っていき、なつぽいだけが残ると、そこにたむが現れる

▼たむ「(なつぽいの頬を引っ張りながら)なにその顔?」

▼なつぽい「アーティストのベルトは誰と巻くのかが大事。KAIRIさんは凄い尊敬する人で、サオリはサプライズなんだけど、かつてタッグパートナーとしてやっていた人で。今、KAIRIさんが言ってくれた言葉を聞いて、絶対にアーティストを巻きたいって気持ちになった。だけど、私はやっぱり凄く凄く大切にしているものがあって。それはたむちゃん」

▼たむ「なにそれ? 気持ちわる!(笑) わかってるよ。でも、たむだけ巻いたら不公平だからさ。ちゃんとベルト獲って帰ってきて。で、終わったら、みんなでベルトの見せ合いっこしよう。いい?」

▼なつぽい「わかった! ありがとう。ベルト乾杯しよう!」

▼たむ「する!」

▼なつぽい「ありがとう! たむちゃん」

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