4/17【新日本】US王座挑戦者決定T幕開け ジュース乱入で大混乱もアーチャーがロッサー粉砕で決勝進出
『Collision in Philadelphia』が現地時間16日、アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアの2300 Arenaで行われ、「IWGP USヘビー級王座ナンバーワン・コンテンダートーナメント」が幕開け。ランス・アーチャーが1回戦でフレッド・ロッサーを粉砕し、6・4大阪城ホール大会の決勝戦に勝ち上がった。
US王者ケニー・オメガへの挑戦権をかけたトーナメントが日米を股にかけて開催。この日、1回戦が幕を開け、当初はアーチャーとジュース・ロビンソンが対決する予定だった。が、前日のワシントン大会でロッサーとのシングルマッチが組まれていたジュースが試合前にロッサーを襲撃。制止するレフェリーにも暴行を働いてノーコンテスト裁定となった。これを重く見た新日本はジュースからトーナメント出場資格をはく奪。ロッサーが代替出場となった。
前日のダメージを引きずるロッサーは頭に包帯を巻き、右腕と脇腹にテーピングを施して出陣。アーチャーは「フィラデルフィア式ストリートファイト」を提案し、容赦なく竹刀でめった打ちにした。ロッサーもイスを投げつけて応戦するものの、アーチャーはイスを顔面に当てて竹刀で殴打して返り討ち。なおも竹刀攻撃を続けた。
粘るロッサーもアーチャーがコーナーに設置したイスに誤爆させると、竹刀攻撃をお返し。STCを決めて攻勢に出た。ジュースが乱入してもローブローで撃退にかかったが、コインを握ってのナックルパンチを被弾。ジュースが去ると、アーチャーがラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。
大混乱の中、アーチャーがロッサーを粉砕し、6・4大阪城大会での決勝戦に進出。「棚橋弘至vsウィル・オスプレイ」(5・21ロングビーチ)の勝者と対決することになった。「タナハシ、お前はいつも俺を倒すが、今回は俺を倒すことはできないぞ。ウィル・オスプレイ、2019年のオーサカでのマッチの再来だ。なぜなら俺はお前を倒すからだ。お前を痛めつける、その一秒一秒を楽しむぜ」と予告したアーチャーは「お前は忙しいヤツだ。他のヤツや他のこと、つまりBCCのことを心配している。しかしお前が心配すべきはこの俺だ」と王者ケニーに警告していた。
【アーチャーの話】「USチャンピオン(ベルト)に向けてのことだ。チャンピオン、それはこの俺、ランス・アーチャー。殺人鬼のハートと持つモンスターのことだ。俺は3回目のUSチャンピオンになる。ケニー・オメガ。今お前はエリートのかなり後ろに座っているな。お前は忙しいヤツだ。他のヤツや他のこと、つまりBCCのことを心配している。しかしお前が心配すべきはこの俺だ。5月21日のカリフォルニア州ロサンゼルスでウィル・オスプレイとタナハシがリングに上がり、どちらがオーサカに来て俺と対峙するのか決めるんだ。もし2人のどちらかが本当に賢ければ、ギブアップして現れないだろうがな。タナハシ、お前はいつも俺を倒すが、今回は俺を倒すことはできないぞ。ウィル・オスプレイ、2019年のオーサカでのマッチの再来だ。なぜなら俺はお前を倒すからだ。お前を痛めつける、その一秒一秒を楽しむぜ。そしてケニー。ケニー、ケニー、ケニー、ケニー。お前の元へやってくるぞ。禁断の扉2でお前の元へ行ってやる。ケニー・オメガ、そして俺のUSタイトル。マーダーホーク・モンスター、ランス・アーチャー。誰もが死を迎えるのだ」
