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4/18【DDT】EXTREME戦へ秋山が勝俣に揺さぶり 「小嶋斗偉というおもちゃを用意する」

 5・3横浜武道館大会のDDT EXTREME選手権試合「秋山準vs勝俣瞬馬」の調印式が18日、東京・神田明神内で行われ、王者・秋山が「小嶋斗偉(とうい)というおもちゃを用意する」と勝俣の弟分抱き込みを示唆して揺さぶりをかけた。

 EXTREME王座戦は本来、王者が指定するルールで実施される。今回は勝俣がTLC(トイ=玩具&ラダー&チェア)マッチを熱望し、秋山がそれを受諾した。

 約2年ぶり2度目の戴冠を狙う勝俣は「EXTREMEは僕のプロレスキャリアの中で、初めて獲ったシングルのベルトで思い入れもある。秋山準に挑戦できるのは楽しみ。秋山準がDDTに来てから何回も戦って、僕のターニングポイントにもなった選手」とEXTREME王座と秋山への思い入れを口にした。

 一方で「EXTREMEのベルトを持ってる秋山準は全然エクストリームじゃないなと思っていたので、挑戦をぶち上げた。秋山準は去年30周年を迎えた大先輩になりますけど、30年の中で受けたことがない痛みを感じてもらいたいと思ってTLCマッチにしました」と自信をのぞかせた勝俣は「このおもちゃで痛みを感じるのは30年でなかったと思う。僕はおもちゃを使って秋山準を倒して、EXTREMEの景色を変えたい!」と宣言してみせた。

 秋山に未体験の痛みを味わわせるべく、勝俣は「皆さん! おもちゃをたくさん集めたい。力を貸してくれる方がいたら、事務所におもちゃを送ってください」とアピール。これを受けてDDTではEXTREME戦で使用するおもちゃをファンから募集することを決めた。

 対する秋山は5度目の防衛戦。勝俣案のルールとなっても一切動じず「おもちゃを集める? エクストリームと言うんだったら、過激なおもちゃも使え。すごいおもちゃが来ても使え」と言い放った。むしろ「俺も用意するのはいいだろ?」と断ってから「俺は小嶋斗偉というおもちゃを用意する。タイツにも“TOY"と書いてある。あいつ“はい"って言ってたから!」と勝俣の弟分を“おもちゃ"とすることを示唆し、揺さぶりをかけた。

 これには勝俣も「小嶋は僕が一番かわいがってる後輩。おもちゃじゃない!」と猛反論。秋山から「だったら聞いてみろよ」と言われて不安に駆られた勝俣は小嶋の電話を鳴らしたものの、着信拒否された模様。逆に秋山が小嶋に電話をかけると、即座に出た小嶋に向かって「5月3日、頼むね!」と投げかけた。すると小嶋の「分かりました」との声が会見場に響き渡った。勝俣はショックを隠せず、「ウソと言ってください。小嶋はおもちゃと思ってない。使わない」と涙目となっていた。

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