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4/27【DDT】5・3横浜武道館での一騎打ちへ レイン「DDTのクイーンにのし上がる」 赤井「DDTの楽しさを経験させてあげられたら」

 5・3横浜武道館大会へ向けた会見が27日、都内で行われ、レイン・レイバークーセンが「DDTのクイーンにのし上がることが私のやるべきこと」と言い切り、赤井沙希は「すべてを受け止めて、戦いの楽しさ、DDTの楽しさをリング上で経験させてあげられたら」と迎撃に自信を見せた。

 初来日となったレインは世界的なヘヴィメタルバンド「アイアン・メイデン」の元ドラマー、クライブ・バー(故人)の姪。プロレスラーとしてのキャリアは1年半ながら、現在3本のベルトを保持している。

 4・22春日、4・23志布志の2大会に参戦。赤井戦へ向けてレインは「戦う準備はできていて、いつもホットに振る舞うというのを心掛けている」と平常心。DDT定着を見据えて「アカイサキ選手と戦うのはすごく楽しみで、もちろん倒すことは決まってる。倒してDDTのクイーンにのし上がることが私のやるべきことよ」と言い切った。

 迎え撃つ赤井はレインと2度タッグ対決しているが、「レイン選手と戦うにあたって、彼女が何をしに日本に来て、何を残しにDDTに来たのか、そこのところが何回か前哨戦をして、まだリング上では伝わってこない」と辛らつ。一方で「彼女自身デビューして、まだ日にちは浅いのかなと思うんですけど、名前ばかりが先行しちゃってるのを見ると、デビュー当時の自分とちょっと重なる部分があります。名前先行で自分も苦しんだことがあるので」と親の七光り的な見方をされる状況に理解を示した。「レスラーとしての覚悟で壁をぶち破ることができるのか。彼女に圧倒的に足りないのは経験だと思うので、5・3横浜武道館ではすべてを受け止めて、戦いの楽しさ、DDTの楽しさをリング上で経験させてあげられたら」と戦いを通じてレインの成長を促すつもりだ。

 当然、レインもプロレスラーとして覚悟を決めている。「仕事をやめて日本に来ました。それはプロレスに対して、すごく情熱をもって接してること。日本に来るチャンスを断るわけにはいかなかったからやめてきた」と退路を断ったといい、「叔父さんの名前を使わずに一プロレスラーとして日本で名前を売っていって、有名になっていくため」と強調した。

 結果いかんでレインが持つシングル王座戦に発展する可能性もあるが、レインは「3つベルトを持っていて、2つがシングルのタイトル。もちろんアカイとの戦いで負けた場合には、タイトルをかけなきゃいけないと思うけど、負ける気はないし勝つつもり」とキッパリ。対する赤井は「5・3次第。彼女と高め合って熱くなって、この子が持ってるベルトを剥がしたいとか、自分が持ちたいと思うのかどうか。リング上での彼女との肉体言語での会話次第かな」と慎重姿勢だった。

プロ格 情報局