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5/14【新日本】ヒロムにリベンジ ラッシュが値千金のスーパーJr.3連勝

『BEST OF THE SUPER Jr.30』名古屋国際会議場(2023年5月14日)
Aブロック公式戦 ○リオ・ラッシュvs高橋ヒロム×

 ラッシュがIWGPジュニア王者・ヒロムにリベンジを遂げ、スーパージュニア無傷の3連勝を飾った。

 ラッシュはここまでSHO、田口を撃破。3戦目となったこの日、王者・ヒロム戦という序盤のヤマ場を迎えた。両者は3・21長岡大会におけるIWGPジュニア戦以来の再戦。ラッシュにとっては雪辱戦となった。

 先手を取ったのはヒロム。フロントスープレックスでラッシュをイスめがけて投げつけた。負けじとラッシュはトペスイシーダを3連発してヒロムをリングアウト寸前に追い込んだが、ラッシュアワーが不発に終わると、コーナーへのデスバレーボム、エプロンでのデスバレーボムで逆襲され、ダイナマイトプランジャーで攻め込まれた。

 その後もラッシュは焦りからかファイナルアワーを放ったものの、ヒザで迎撃されてしまう。それでもTIME BOMBを食い止めると、トラースキックを食らってもオーバーヘッドキックで応戦。ローリングエルボー、ラリアットを打ち合うとスパニッシュフライをさく裂。ヒロムの反撃をリバースフランケンシュタイナーで食い止めると、ラッシュアワー、ファイナルアワーと一気呵成にたたみかけて3カウントを奪った。

 ラッシュがIWGPジュニア王者・ヒロムを撃破。2ヵ月前の借りを返し、値千金の3勝目をもぎ取った。

 次戦は5・16秋田大会。相手は石森でまたも強敵が立ちはだかる。それでも「今の俺を見ろ。わかるだろう。わかっただろう。俺はこれまでにないほど強く、これまでにないほどハングリーだ」と今宵の勝利で自信を深めたラッシュは、「俺がIWGPジュニアヘビー級王者を倒したんだ。つまり俺はこのトーナメントで優勝する準備が整っているってことだ」とまで豪語してみせた。


【ラッシュの話】「イエース! 大変だ。なあ……今家でこれを見ているみんな……俺はずっと続けてきた。約10年だ。10年になる。上向きの時……下向きの時……頭に浮かぶ人々、みんな記録しておくべきだったな。だが、(手の甲のハートを指して)これが見えるか? テーピングがいっぱいだ。(カメラマンに向かって)近づいて。マイロ、カーリ、カイ、彼らは俺の心の支えだ。俺の魂。俺は彼らのためにこれをやっている。(客席の方を指して)そして彼らのために。彼らは俺がここに立つことを望んでいる。俺は聞いたんだ。だが彼らは請い求めた。彼らはリオ・ラッシュを望んだ。そして新日本プロレスは『BEST OF THE SUPER Jr.30』にバッド・チャイルドを望んだ。今の俺を見ろ。わかるだろう。わかっただろう! 俺はこれまでにないほど強く、これまでにないほどハングリーだ。無敗だ。無敗じゃないのは誰だ? ヒロムは無敗じゃない。俺が倒したからな。俺がIWGPジュニアヘビー級王者を倒したんだ。つまり、俺はこのトーナメントで優勝する準備が整っているってことだ。アリガトウゴザイマス」


【試合後のヒロム、SHO】
※SHOがバックステージへ向かう最中のヒロムを急襲

▼SHO「(ヒロムを引きずりながら)中継のカメラ持ってこい! 中継のカメラ持ってこいよコラ! 映せ、映せコノヤロー!(とヒロムにストンピングを入れる) 映せ映せ、持ってこい! 持ってこい持ってこい! 早よせぇやコノヤロー! 大事なお知らせがあるんよ、皆さんに。早よ、早よ早よ早よ!(とヒロムの首を絞める) 何しよんじゃ、早よ来ぇや! 早よせぇや! 早よ映せや! 大事なお知らせがあるんじゃコラ! (ヒロムの首を絞め上げて)ここで皆様にお知らせがございます。5・16秋田大会に出場を予定しておりました高橋ヒロム選手ですが(と強く絞める)、負傷により欠場となります。これにより(ヒロムの背中を蹴り上げる)これにより、SHO選手の不戦勝となります。ご理解のほど、よろしくお願いします。(トーチャーツールで首を絞めながら)謝れや! 秋田の皆さんに謝ってやれや! 謝れって言いよるやろが! 謝れ! クソ、ごめんなさいも言えねぇのか。(立ち上がって)ごめんなさいも言えねぇヤツは人間のクズだ! クズには拷問のお仕置きしてやる! (トーチャーツールを首に当て、絞めながら上体を抱え起こして引きずっていく)欠場じゃ欠場! 発表しとけよ! 来いオラ!(と引きずったまま控室の方向へ)」

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