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5/22【新日本】2ヵ月ぶり復帰オスプレイが棚橋を熱戦撃破 6・4大阪城でアーチャーとUS挑戦者決定戦へ

『Resurgence』アメリカ・Walter Pyramid(カリフォルニア州ロサンゼルス/ロングビーチ)(2023年5月21日※現地時間)
IWGP USヘビー級王座ナンバーワン・コンテンダートーナメント1回戦 ○ウィル・オスプレイvs棚橋弘至×

 2ヵ月ぶりの復帰を果たしたオスプレイが棚橋との激闘を制し、6・4大阪城大会でランス・アーチャーとUS王座挑戦権を争うことになった。

 王者ケニー・オメガへの挑戦をかけた4選手出場による次期挑戦者決定トーナメント。4・16フィラデルフィア大会でアーチャーがフレッド・ロッサーとの1回戦を制し、6・4大阪城大会の決勝戦に進出している。この日、棚橋とオスプレイが1回戦で激突。オスプレイは3・13松山大会(マーク・デイビスとのNEW JAPAN CUP2回戦)で右肩を負傷し、欠場していたが、この日、2ヵ月ぶりの復帰を果たした。

 オスプレイがエアドラム、棚橋がエアギターで沸かせると、両者は白熱した攻防を展開。棚橋がダイビングボディアタックを放てば、オスプレイはプランチャを発射して譲らない。スピニングバックブリーカーを敢行すると、棚橋もフライングフォーアーム、ダイビングサマーソルトドロップと得意技を連発して応戦した。

 その後も棚橋がドラゴンスクリューからのテキサスクローバーホールドで攻め立て、オスプレイがストームブレイカーを狙ってもスリングブレイドで切り返す。ハイフライアタックも放ったが、ドラゴンスクリューを阻止したオスプレイはオスカッターをさく裂。ヒドゥンブレードを叩き込むと、ストームブレイカーを爆発させて3カウントを奪った。

 オスプレイが棚橋を破って2ヵ月ぶりの復帰戦を勝利で飾り、6・4大阪城大会での決勝戦にコマを進めた。「予想通りクレイジーだった。貪欲な気持ちで素晴らしい棚橋との試合に挑んだんだからな」と胸を張ったオスプレイは「ランス、お前とも凄ぇ試合をしないといけないな。俺はお前を尊敬しているが、お前を倒す。お前はいつも『みんな死ぬことになる』というが、俺は生き残るぞ」とアーチャーに向けて通告していた。


【オスプレイの話】「予想どおりクレイジーだった。貪欲な気持ちで素晴らしいタナハシとの試合に挑んだんだからな。記者会見で言ったとおり、俺は自分のビジネスをした。お前は凄い選手だ。だから勝つために準備はした。お前のスローガンTシャツを俺はまだ持っているんだ。『ATTACK FOR THE NEXT GENERATION(次世代のために戦う)』ってヤツだ。気に入っている。次世代は俺の肩にかかってる。だから俺には全責任があるんだ。だからタナハシサン、今夜の試合に感謝する。だが真面目な話、この指鉄砲、このバンバン鳴る指が狙う相手はもちろんケニー・オメガだ。ランス、お前とも凄ぇ試合をしないといけないな。だが俺が引き金を引けば、弾はお前の心臓を通り抜け、THE CLEANERのところまで飛ぶ。ランス、お前のことを称えよう。最初にお前を倒した時は、あえて言わせてもらうがギリギリだった。そしてダラスの試合ではメチャクチャにされた。今は違う。ローンと学費を支払っていた27歳のガキじゃないんだ。俺はお前を尊敬しているが、お前を倒す。お前はいつも『みんな死ぬことになる』と言うが、どうだろうか? 俺は生き残るぞ。オーサカで会おう、ビッグマン」

【棚橋の話】「(床に大の字になって)はぁ、負けた! 手も足も出んかった。棚橋とオスプレイの間には(両手を広げて)こんくらいスゲー差があるよ。ただ! (起き上がって)まだ夢半ばでしょう? プロレスラーやってんでしょう? もう一回、プロレス界で一番になるまで! 何があっても引く気はないから」

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