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5/29【全日本】亮生が世界ジュニア奪還、3ヵ月ぶり再戦で土井に雪辱 石田凱士を挑戦者に指名

『#ajpw スーパーパワーシリーズ2023』後楽園ホール(2023年5月29日)
世界ジュニアヘビー級選手権試合 ○青柳亮生vs土井成樹×

 亮生が3ヵ月ぶりの再戦で土井に雪辱を遂げ、世界ジュニア奪還。石田凱士を挑戦者に指名した。

 土井が5・7大田区大会で田村を退け、世界ジュニアV2。試合後、亮生が奪還の名乗りを挙げ、2・19後楽園大会以来3ヵ月ぶりの再戦が実現した。

 場外めがけてのDOI555で大ダメージを負った亮生は序盤から劣勢を強いられた。それでもケブラーダやロコモーション式フィッシャーマンズスープレックスなどで必死に反攻。主導権はなかなか奪えなかったが、キリモミ式ジャンピングハイキック、ハウザーインパクトとたたみかけてようやくチャンスを掴み取る。

 しかし、ファイヤーバードスプラッシュは土井がヒザを立てて撃墜。一気にアクセルを踏んだ土井はDOI555からバカタレスライディングキックをクリーンヒットさせた。亮生が肩を上げると、場内は「亮生」コールに一色に。

 土井の奥の手・マスキュラーボムだけは食うまいと亮生は懸命に抵抗。3連続のDOI555から後頭部へのバカタレスライディングキックに被弾したものの、負けじと「バカタレ!」と掟破りの逆バカタレスライディングキックを叩き込んだ。雪崩式DOI555を狙われてもスパニッシュフライで切り返して流れを渡さない。ムーンサルトプレスを2連発で投下すると、ギリギリでキックアウトした土井にファイヤーバードスプラッシュを落とし、接戦をものにした。

 亮生が土井に雪辱を果たし、3ヵ月ぶりの世界ジュニア返り咲き。ジュニアの至宝を奪還した。

 再び全日ジュニアの頂点に立った亮生は「このベルトを獲った時には絶対あいつを指名するって決めてました。対抗戦でシングルマッチで負け、ジュニアタッグリーグを持っていったあの石田凱士選手です」とさっそく次期挑戦者に石田を指名した。石田とは3・18後楽園大会でのGLEATとの対抗戦で一騎打ちを行い、敗れている。「優勝したんだから、なんかよこせって言ってましたよね。シングルのベルトなんですが、この世界ジュニアのベルトを懸けてぜひ石田凱士選手よろしくお願いします」と呼びかけた。

 バックステージでは「土井成樹、とんでもねえチャンピオンでしたけど、ここは青柳亮生の全日本プロレスジュニアなんだ」とプライドを示した亮生。土井戦に続き、外敵へのリベンジを狙う。

【亮生の話】「やったぞ。土井成樹、とんでもねえチャンピオンでしたけど、ここは青柳亮生の全日本プロレスジュニアなんだ。そして、リング上でも言ったよ。石田凱士、ベルトよこせって言ってたよな、確か。シングルだけど、これ懸けてもう1回よろしくお願いいたします」

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