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6/6【新日本】オカダがブライアン・ダニエルソンとドリーム対決、US戦「ケニーvsオスプレイ」も決定 AEWとの合同興行6・25トロント第1弾カード発表

 新日本は6日、AEWとの合同興行6・25トロント大会『AEW x NJPW: Forbidden Door』の一部カードを発表。「ブライアン・ダニエルソンvsオカダ・カズチカ」、IWGP USヘビー級選手権試合「ケニー・オメガvsウィル・オスプレイ」が決まった。

 オカダは6・4大阪城大会で棚橋弘至&石井智宏とのトリオで、ジョン・モクスリー&クラウディオ・カスタニョーリ&海野翔太を退け、NEVER無差別級6人タッグ王座初防衛に成功。試合後、ダニエルソンがVTRで登場し、「お前が素晴らしいレスラーだということはわかっている。この俺がお前の実力を査定してやるよ」と宣戦布告してきた。

 これを受けてこの日、AEW&新日本合同興行となる6・25トロント大会で両者によるドリーム対決が決まった。ブライアンは2002年10月、故・アントニオ猪木さんが設立したアメリカLA道場の一員として新日本に初参戦。2004年3月にカレーマン(クリストファー・ダニエルズ)と組んでIWGPジュニアタッグ王者となっている。その後、NOAHでGHCジュニアヘビー級王座を戴冠し、WWEではWWE世界ヘビー級王座を筆頭に主要タイトルを総なめにした。昨年9月からAEWで活動している。

 元WWEの大物・ダニエルソンとのドリームマッチが実現することになったオカダはこの日、オンライン会見に登場。「いろいろなドリームマッチっていうのが今までこのプロレスの歴史であったと思いますけど、世界に届くドリームマッチというのは少ないのかなと思いますし、そういう戦いを僕ができるっていうのは凄くうれしく思います」と喜びを口に。海外でも注目されるであろうダニエルソンとの初対決へ向けて「もちろん、その中でオカダ・カズチカを知らないっていう人たちもいると思いますし。気持ちとしてはもう日本代表じゃないですけど、日本のプロレスの良さってのを世界のプロレスファンに届けるような戦いをしたい」と世界中へ広くアピールする機会とするつもりだ。

 「WWE、AEW、どちらも行ってる時のブライアンはしっかり見るということはなかったので。今がどんな感じのレスラーなのか、正直そこまではわからない」とはいうものの、オカダは「体がそんなに大きいわけではないですけど、いろんな団体でトップを張ってましたし、チャンピオンになったりということで、そんだけの実力があるからこそ、そんだけのカリスマ性があるからこそ、大阪城でも『イエス! イエス!』とチャントが起きてましたし。それがホント日本にも届いてるぐらいの選手」とダニエルソンに一目を置いた。一方でダニエルソンの「査定」予告には一切動じず、「好きなだけ見てください、感じてください、査定してください。その上回るほどのことをやってきたっていう自信もありますし、それが新日本プロレスっていうものをしっかり味わわせたい」と言い切ってみせた。

 オスプレイが王者・ケニーに挑戦するUS王座戦も決まった。オスプレイは棚橋弘至、ランス・アーチャーを破ってナンバーワンコンテンダートーナメントを制し、挑戦権を獲得。ケニーには今年の1・4東京ドーム大会で敗れて以来の再戦となり、「舞台はトロント。お前の出身国の街の中の一つだ。そこでお前に前回の俺と全く同じ目に遭わせてやる。これは紛れもなく個人的な恨みだ!」と復讐の炎を燃やしながら通告したオスプレイは「俺の家族が生放送で試合を見守る中、俺はお前のボロボロに破壊された。だから俺は借りを返さないといけない。俺の進化を証明し、雪辱を果たす」とリベンジを誓っている。


☆6/25(日)カナダ・Scotiabank Arena(オンタリオ州トロント)『AEW x NJPW: Forbidden Door』19:00開始※カナダ東部時間(EDT)

▼IWGP USヘビー級選手権試合
[挑戦者]
ウィル・オスプレイ
(1/60)
ケニー・オメガ
[第17代王者]
※ケニー2度目の防衛戦

▼シングルマッチ
ブライアン・ダニエルソン
vs
オカダ・カズチカ


【会見の模様】
▼オカダ「まぁ、AEWとの合同興行、楽しみなカードが決まったなと思います。昨年も『Forbidden Door』やりましたけど、ジェイ(・ホワイト)だったり、アダム・コールだったり、ハングマン・ペイジだったり、戦ったことのある相手との試合だったんですけど、今回は初めて戦う相手ということで、AEWのスターと戦えるということで凄く楽しみに思っております。これは対抗戦になると思いますので、しっかり新日本プロレスを背負って、新日本プロレスの勝利を新日本プロレスのファンの皆さんと分かち合いたいなと思います」

――ブライアンは「お前が素晴らしいレスラーだということはわかっている。俺がお前の実力を見定めてやる」と言っていたが?

▼オカダ「でも、ちょっとうれしいですね。僕のこの戦いの、レスラーとしてのよさっていうのが今まで戦ってことの人にも届いてるのは凄くうれしいことですし。好きなだけ見てください、感じてください、査定してください。その上回るほどのことをやってきたっていう自信もありますし、新日本プロレスっていうものをしっかり味わわせたいなと思います」

――世界待望のドリームマッチといえるが?

▼オカダ「いろいろなドリームマッチっていうのが今までこのプロレスの歴史であったと思いますけど、世界に届くドリームマッチというのは少ないのかなと思いますし、そういう戦いを僕ができるっていうのは凄くうれしく思います。ただね、それだけ世界の人が注目してくれる試合ですから。もちろん、その中でオカダ・カズチカを知らないっていう人たちもいると思いますし。気持ちとしてはもう日本代表じゃないですけど、日本のプロレスの良さってのを世界のプロレスファンに届けるような戦いをしたいなと思いますね」

――ブライアンのどのへんを評価する?

▼オカダ「正直そんなに…WWE、AEW、どちらも行ってる時のブライアンはしっかり見るということはなかったので。今がどんな感じのレスラーなのか、正直そこまではわからないんですけど、だからこそ楽しみにしたいですし。身長もそんなに大きいわけじゃないですし、体がそんなに大きいわけではないですけど、いろんな団体でトップを張ってましたし、チャンピオンになったりということで、そんだけの実力があるからこそ、そんだけのカリスマ性があるからこそ、大阪城でも『イエス! イエス!』とチャントが起きてましたし。それがホント日本にも届いてるぐらいの選手ですから。アメリカのプロレスを知らない人にも知られてる選手だと思いますので、そういう選手と戦えるというのは凄く楽しみですし、しっかりといい結果残したいなと思いますね。じゃあ最後にブライアンに一言言わせてください。(英語で)ここで公式にブライアン・ダニエルソンの挑戦を受けてやる。ブライアン、『Forbidden Door』で誰がベスト・イン・ザ・ワールドであるのかハッキリさせようぜ」

【オスプレイのコメント】「この試合が俺にとって、どれだけ重要なものであるのか分かってもらいたい。俺は東京ドームで散々あの放蕩息子に辱められた。あそこで敗れた俺の気持ちは分かるわけないだろう。俺の家族が生放送で試合を見守る中、俺はお前のボロボロに破壊された。だから俺は借りを返さないといけない。俺の進化を証明し、雪辱を果たす。そのためにこの試合がある。舞台はトロント。お前の出身国の街の中の一つだ。そこでお前に前回の俺と全く同じ目に遭わせてやる。これは紛れもなく個人的な恨みだ!」

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