6/26【AEW&新日本】SANADAがペリー退けIWGP世界ヘビーV3 王者としてG1へ

『AEW x NJPW: Forbidden Door』カナダ・Scotiabank Arena(オンタリオ州トロント)(2023年6月25日※現地時間)
IWGP世界ヘビー級選手権試合 ○SANADAvsジャック・ペリー×

　SANADAがペリーを下し、IWGP世界ヘビー級王座3度目の防衛に成功。王者としてG1 CLIMAXに出陣することになった。

　IWGP世界王者・SANADAは今大会でオープンチャレンジを行う意向を示し、挑戦者を募集。“ジャングルボーイ"の異名を持つペリーが名乗りを上げた。ペリーは25歳の新鋭で、元AEW世界タッグ王者。SANADA3度目の防衛戦がトロントの地で実現した。

　トロントのファンからSANADAコールの大合唱を浴びたSANADAは序盤からドロップキックを放って沸かせ、ペリーのトペスイシーダを食らっても、パラダイスロックで動きを止めての低空ドロップキックを見舞って大歓声を起こす。ペイジもドロップキック、トラースキック、ラリアットの波状攻撃で逆襲。タイガードライバーで叩きつけたが、引かないSANADAはネックスクリューで応戦した。

　粘るペリーも丸め込みを連発し、TKOを不時着して掟破りの逆Scull Endで絞め上げたが、SANADAは沈まない。読み合いを制してTKOをさく裂させると、ドラゴンスリーパーで捕獲。リバースフランケンシュタイナーで食い下がるペリーをスイングドラゴンスリーパーで絞め上げ、リバースフランケンをお返し。シャイニングウィザードを放つと、ラウンディングボディプレスを発射して3カウントを奪った。

　SANADAがペリーに快勝し、IWGP世界王座V3を果たした。試合後、誇らしげにベルトを掲げ、トロントのファンの大歓声を浴びたSANADA。これで真夏の祭典・G1に王者として臨むことになり、悲願の初優勝を狙う。