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8/13【DDT】赤井が10周年記念試合に快勝 3ヵ月後引退へ「強さをより磨いて駆け上がっていく」

 『赤井沙希10周年記念興行 SAKI AKAI 10TH ANNIVERSARY TOUR IN KORAKUEN!!』が13日、東京・後楽園ホールで行われ、赤井が10周年記念試合を自らの勝利で飾った。

 11・12両国大会での引退を控える赤井のデビュー10周年記念興行がこの日、聖地・後楽園で開催された。記念試合として赤井は雪妃真矢&朱崇花とのトリオで、彩羽匠&山下りな&中島翔子と対戦。赤井自身の希望でゆかりある選手たちが集まった。

 一進一退の攻防が繰り広げられた中、赤井は彩羽と山下に雪妃との好連係を決めた。すかさず朱崇花がケブラーダを放つと、そこへ中島がトペを敢行。彩羽と山下が中島を投げつける人間爆弾攻撃を食らった赤井は彩羽のスワントーンボムで攻め込まれたが、中島のダイビング・セントーンを自爆させた。すかさず新人賞、ビッグブーツとたたみかけた赤井がケツァル・コアトルで中島から3カウントを奪った。

 赤井が10周年記念試合を自らの勝利で飾った。「みんな忙しい選手なのに、このカードに入ってくれてありがとう。私が外で出会ってきた素敵な仲間をみんなに見てもらいたくて、オファーを受けてもらいました。私と同じ時代のプロレスラーとして、生きてくれてありがとう」とパートナーと相手に感謝した赤井は「この素敵な皆さんはこれからもどんどん輝きを増していくと思うので、この後も見届けてください。私自身もDDTのみんなもそうだし、私はプロレスラーとしている限り、この先も強くあり続けていこうと思います」と感極まりながら締めくくった。

 バックステージでも赤井は「DDTでも今日のメンバーと闘わせていただいたり、他団体でも試合して。私が外の景色見たときはだいたい肩身狭い思いもしてきたんですけど、みんなは私をプロレスラーとして迎え入れてくれた人たちです。私以外の5人はプロレス界の未来を照らしてくれる偉大な選手たちだと思う」と5人に敬意。3ヶ月を切った引退へ向けて「私自身も残りの期間は強さをより磨いて、駆け上がっていこうと思うんで。KO-D6人のベルトも持ってますし、全日本のベルトにも挑戦しますし、もっと先の未来を見ています」と意気込んでいた。

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