8/20【DDT】佐々木が上野に完勝 8・27後楽園MAO戦へ「いつでも誘ってやる!」
『大阪ベイブルーススペシャル2023』が20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、佐々木大輔が上野勇希とのシングル対決に完勝。上野に共闘を呼びかけ、8・27後楽園大会で一騎打ちを行うMAOも勧誘する構えをみせた。
事の発端は7・23両国大会でのKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と上野の一騎打ち。The37KAMIINAの同志だったTAKESHITAが米AEWでヒールに転向したことで、「気持ちを確かめたい」と一騎打ちに臨んだ上野だったが、結果は惨敗。試合後のバックステージでTAKESHITAと佐々木が共闘を宣言した。7・30後楽園大会でDAMNATION T.A&TAKESHITAとThe37KAMIINAが6人タッグで対戦。TAKESHITAとThe37KAMIINAの亀裂が明確となり、9・9大田区大会で「TAKESHITA&佐々木vs上野&MAO」が組まれた。
この日、佐々木と上野が大田区へ向けた前哨戦となる一騎打ち。佐々木が足を徹底攻撃して主導権を握った。上野は投げ捨てジャーマン、ハーフネルソンスープレックスで反撃し、ラ・ケブラーダ、フロッグスプラッシュと猛攻に出たが、BMEは決められず。スピアー、ペディグリー、トラースキックとたたみかけた佐々木はドロップキック、変型フェースバスターで応戦する上野をクロスフェースロックで捕獲。耐える上野を雪崩式ペディグリーで叩きつけると、ミスティカ式クロスオーバーフェースロックでギブアップを奪った。
佐々木が上野に完勝。「上野、お前は弱すぎる。早く迷いを捨てろ。TAKESHITAはお前に“ついてこい"と言ってる。お前はついていくしかない。そうなったら俺もお前を認めてやる。大田区まで待たなくていい。ここで俺の手を握って決断を出せ」と要求。右手を差し出すと、上野も一度は握手に応じたものの拒むように振り払った。
バックステージで佐々木は「上野、何を迷ってんだ。迷いが試合に出てる。弱すぎる。TAKESHITAが米国にいるからって、お前の心も米国に行っちまってんのか? 俺たちと一緒にやるしかないよな」と改めて共闘を迫った。8・27後楽園大会ではMAOとの一騎打ちを控え、「もう一人いるな、MAO! 次の後楽園はお前だ。お前こそ、TAKESHITAの偉大さを(米国で)見てんだろ。お前も誘われ待ちか? 誘ってやるよ。こっそりでいいよ。連絡してこい」と勧誘する意向を示していた。
