8/20【DDT】秋山&鼓太郎がアジアタッグ挑戦表明 9・18名古屋で大仁田&ヨシ・タツと電流爆破で対決へ

　『大阪ベイブルーススペシャル2023』が20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、アジアタッグ王者・大仁田厚&ヨシ・タツが小嶋斗偉と組んで坂口征夫&岡谷英樹&高尾蒼馬との電流爆破バット&ボード6人タッグデスマッチに勝利。試合後、秋山準&鈴木鼓太郎が9・18名古屋大会でのアジアタッグ挑戦を表明し、大仁田は9・9大田区大会での勝利を条件に受けて立った。

　7・1横浜大会で坂口が「それは親父が持ってたベルト。挑戦させてくれ」と大仁田&ヨシ・タツの持つアジアタッグへの挑戦をアピール。ヨシ・タツが「まず電流爆破をやってみてから」と反応し、この日の6人タッグ対決が組まれた。坂口組が勝利すれば9・18名古屋大会での挑戦権が得られるところだった。

　開始早々、大仁田と坂口が激しい場外戦を展開。リングに戻ると、大仁田が坂口にグリーンミストを噴射した。坂口もヨシタツの爆破バット攻撃を大仁田に誤爆させたが、岡谷が爆破バットの餌食となりそうになったところで身代わりに。岡谷がブレーンバスターで小嶋を電流爆破ボードに投げつけたものの、最後は大仁田とヨシ・タツが爆破バットサンドイッチ攻撃で高尾を仕留めた。

　大仁田&ヨシ・タツが快勝。坂口&岡谷のアジアタッグ挑戦は消滅した。試合後、秋山＆鼓太郎のバーニング師弟コンビが現れ、秋山が「大仁田さん、アジア持ってるよな。アジアもらいに行くから」と挑戦を表明した。大仁田&ヨシ・タツと秋山&鼓太郎は9・9大田区大会での電流爆破6人タッグ対決が決定済み。大仁田が「9月9日、勝ってからモノを言え。アジアだろうと何だろうといつでも受けてやるよ。秋山さんよ、初めての電流爆破だろ。感じてから言え」と迫れば、ヨシ・タツは「全日本のベルトだから決めるのはPWF会長のドリー(ファンク・ジュニア)さんだから」と発言。すると秋山は「絶対に9月9日、勝って挑戦するから。ドリーさん喜ぶよ。普通のベルトに戻すから。電流爆破やらないから」と予告した。

　これで9・18名古屋大会で大仁田&ヨシ・タツと秋山&鼓太郎の電流爆破戦が決定。9・9大田区大会でバーニングが勝利すれば、アジアタッグ戦として行われることになった。秋山は3度、鼓太郎は2度戴冠したことがある。大仁田は電流爆破をアジアタッグ防衛戦の条件に設定しているが、秋山は「俺ら元王者。あれじゃアジアがかわいそうだよ。全日本が(奪還)できないんなら、俺らが獲って全日本を見返してやろう。俺らが獲って普通に戻したら、ドリーさんは喜ぶでしょ。みんな喜ぶんじゃない。電流爆破はやらないといけないけど、あとはアジアらしいベルトに戻す。全日本ができないから、関係ない俺たちでやる」とアジアタッグの“正常化"を描いた。

　対する大仁田は「秋山さんよ。9・9大田区、逃げんなよ。電流爆破の恐ろしさ、俺たちが教えてやる」と通告。ヨシ・タツは「少なくとも俺は全日本だから。獲られたらアジアタッグ、全日本から流出だから。そういうわけにはいかない。9月9日だって。絶対に挑戦させない」とバーニングコンビの挑戦阻止を誓っていた。

☆9/18(月・祝)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『DRAMATIC EXPLOSION 2023』16:45開場、17:30開始

▼電流爆破デスマッチ
鈴木鼓太郎
秋山準
vs
ヨシ・タツ
大仁田厚
※9月9日大田区大会で秋山組が勝利の場合、この試合はアジアタッグ選手権試合となる