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8/27【DDT】KO-D王者クリスが入江に直接勝利で9・9大田区へ弾み、ヒロムが11・12両国参戦

 『夏休みの思い出2023』東京・後楽園ホール大会が27日、行われ、クリス・ブルックスが9・9大田区大会でのKO-D無差別級王座戦へ向けた前哨戦で挑戦者・入江茂弘に直接勝利。高橋ヒロムの11・12両国大会参戦が決まった。

 7・23両国大会でKO-D無差別初戴冠を果たしたクリスは9・9大田区大会での初防衛戦で入江を迎え撃つ。両者はこれまで8・6山形、8・16上野、8・20大阪の3大会で前哨戦を行い、いずれも入江が勝利。一矢報いておきたいクリスはこの日、上野勇希をパートナーに、秋山準と組んだ入江との4度目の前哨戦に臨んだ。

 互いに意識しまくりのクリスと入江は序盤から激しいショルダータックル合戦を展開。入江が強烈なエルボーを叩き込めば、クリスはチョップで応じて譲らず。秋山のエクスプロイダーによる援護射撃を受けた入江がキャノンボール、ビーストボンバーで攻め込んだ。

 この劣勢を2カウントでしのいだクリスはトップロープ上での攻防で入江にヘッドバットを叩き込んだ。上野が雪崩式フランケンシュタイナー、BMEと好アシストをみせると、クリスも呼応するようにダイビングダブルニー、みちのくドライバーIIで一気呵成。最後はプレイングマンティスボムを繰り出して入江から3カウントを奪った。

 クリスが入江に直接勝利し、KO-D王座V1戦へ向けて弾みをつけた。試合後、マイクで「今までイリエが全部勝った。今日初めて勝った。イリエはマイクでいつも話す。“世界のイリエだ"って。でも私は気にしない。私DDTのチャンピオンだから、DDTを気にする。9月9日、勝って、まだまだKO-D無差別級王者でいる」と宣言すると、バックステージでは「まだ13日ある。9・3横浜でもイリエと試合ある。まだまだ頑張ります。(入江に勝ったのは)ちょっとだけ自信になった」と笑顔を見せ、手ごたえをつかんだようだった。

 この日、新日本・高橋ヒロムの11・12両国大会参戦が発表された。今年になって他団体参戦の機会が増えているヒロムは現時点で全日本9・3長岡大会(vsライジングHAYATO)、みちのく10・15矢巾大会(vsフジタ“Jr."ハヤト)への参戦が決まっているが、DDTマット登場が実現することになった。対戦カードは決まり次第発表となる。

☆11/12(日)東京・両国国技館『Ultimate Party 2023』12:30開場、14:00開始

[特別参戦選手]
高橋ヒロム


【入江の話】「入江茂弘は見ての通り、強い挑戦者じゃない。だけど、入江茂弘は一番入江茂弘を信じてる。入江茂弘は入江茂弘を信じることを絶対やめない。信じることをやめなくて、ドイツの頂点獲った。ドイツだけじゃない。欧州、世界の頂点を獲ったんや。信じることをやめないで、DDTで頂点獲るからな」

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