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9/13【新日本】9・24神戸KOPW戦へタイチが「時間無制限セコンド手錠拘束マッチ」、SHOが「完全決着10分1本勝負」を提案

 9・24神戸大会「KOPW 2023」争奪戦のルールプレゼンテーションが13日、行われ、保持者・タイチが「時間無制限セコンド手錠拘束マッチ」、挑戦者・SHOが「完全決着10分1本勝負」をそれぞれ提案。圧倒的に有利なルールを提案したSHOにタイチが怒りを爆発させた。

 8・13両国大会でSHOがタイチにピンフォール勝ちを収め、「あなたが弱い相手選んで、楽なルールばっかりしてる」と批判したうえでKOPWベルトを強奪。9・24神戸大会でのKOPW戦が決まった。

 この日、両者が同席してのルール提案プレゼンが行われた。保持者タイチが提案したのは「時間無制限セコンド手錠拘束マッチ」。SANADAとEVIL、DOUKIと高橋裕二郎、TAKAみちのくとディック東郷と双方のセコンドを手錠で繋ぐもので、「セコンドなしルールっていったって、どうせうまいことして、レフェリーどうのこうのして入ってくるんだから、あいつらは。だったら最初からそこにいればいい」と言うようにHOUSE OF TORTUREの無法乱入を防ぐのが目的だ。

 SANADA、DOUKI、TAKAの全面協力も取り付けてあり、「こっちは守る、あいつらは入りたい。そこの駆け引きもあるんじゃないかな」と話したタイチは「ウチらに引っ張られて入りたいけど、入れない状況でSHOをぶっ倒せば、みんなざまあみろってなるじゃない。指くわえたまま下で見て悔しいでしょ」と拷問軍に屈辱を味わわせるつもり。これをSHO側が受けない場合は無効試合とすることもルールに付け加えた。

 対するSHOは遅れてやってきて、「前回のKOPWはすごく生ぬるい試合だったんで、今回は正々堂々と戦うルールを持ってきました」と宣言。それは「完全決着10分1本勝負」で、時間切れ引き分けとなった場合はSHOの勝利となり、おまけにタイチのフィニッシュホールドであるブラックメフィストを禁止するというもの。SHOは勝利しなくても、10分間逃げ切ればKOPWを手中に収めることができる。

 圧倒的に有利なルールを提案したSHOはこれまでの自分の悪行の数々を棚に上げて「プロレスの試合においてルールは一番大事なんで。ルールは守る。正々堂々と戦いたいんで、これでイーブンで完全決着」と主張。さらに「体重差その他を考慮して追加ルールあり」とまで付け加え、徹底的にタイチ勝利の芽を摘む構えだ。

 「勝負をちゃんと見せないと。俺が強すぎて秒殺してしまうかもしれないんで、ルールもあとからハンデをかけられるように」というのがSHOの言い分だが、これにはタイチが「引き分けだったらお前の勝ち? ナメてんのか? てめぇの都合のいいことばっかりしか言ってねぇじゃねぇか」と激怒。SHOは不敵な笑みとともに去っていった。

 ルール決定ファン投票は9月14日から17日まで新日本公式X(旧Twitter)アカウントで実施される。「面白がって(SHO案に)入れそうじゃねぇか」と懸念したタイチだが、「グズグズ言ったってしょうがない。俺は受ける立場だし。いいよ、やってやるよ。10分以内に潰せばいい。逆にそれぐらいのハンデがあってちょうどいいかもしれない。確かに体重差もあるし。いいよ、俺も男だ。やってやるよ」とSHO案に決まった場合は受け入れる意向を示していた。

☆9/24(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール『DESTRUCTION in KOBE』14:30開場、16:00開始

◇第6試合◇
▼「KOPW 2023」争奪戦
[挑戦者]
SHO
(1/60)
タイチ
[保持者]

(A)タイチ案「時間無制限セコンド手錠拘束マッチ」
両サイドのセコンドはそれぞれを手錠で繋ぐ事とする
※SANADA&EVIL/DOUKI&裕二郎/TAKA&東郷

(B)SHO案「完全決着10分1本勝負」
10分時間切れの場合SHO選手の勝利。タイチ選手はブラックメフィスト禁止
※体重差その他を考慮して追加ルールあり

プロ格 情報局