プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/17【NOAH】サイコ・クラウン素顔あらわで後楽園大ブーイング 王者ワグナーJr.まさかのマスクはぎで“反撃”

『CLEANUP INTERNATIONAL presents 真・飛翔〜丸藤正道デビュー25周年記念大会〜』後楽園ホール(2023年9月17日)
○サイコ・クラウン&拳王vsランス・アノアイ&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.×


 メキシコAAAの大物サイコ・クラウンが約6年ぶりに後楽園ホールに登場。ところが9・24名古屋大会のGHCナショナル王座戦に向けて、王者ワグナーJr.がまさかのマスクはぎで“反撃"し、後楽園ホールは大ブーイングに包まれた。

 クラウンの後楽園登場は2017年10月10日の『ルチャリブレ・ワールドカップ2017』以来、約6年ぶり。拳王と異色で豪華なタッグを組んでワグナーJr.相手の前哨戦に臨み、入場から「サイコ!サイコ!」の大コールを浴びて相変わらずの存在感を発揮した。

 9・9新宿大会の前哨戦第1ラウンドでは、クラウンがワグナーJr.から直接ピンフォール勝ち。この日はワグナーJr.が、まさかの手段で“反撃"に出た。

 いつもは誇り高く紳士的なワグナーJr.だが、序盤からクラウンのマスクに手をかけて半分を引きちぎる。頭髪の一部むき出しでのファイトとなったクラウンも、鮮やかなラ・マヒストラルや駆け上がり式カナディアンデストロイヤー…と硬軟自在に攻め立てたが、ワグナーJr.は追撃を阻んで一気にマスクを剥ぎ取り、反則のゴングが打ち鳴らされた。

 慌てて拳王がクラウンの素顔を隠すなか、場内は珍しくワグナーJr.への大ブーイングに包まれる。構わず赤いナショナルベルトを手に取ったワグナーJr.は、顔を隠してうずくまるクラウンの頭上でベルトと破れたマスクを掲げた。

 かつて父ドクトル・ワグナーJr.はAAA最大のビッグマッチ『トリプレマニア』でクラウンとの敗者マスク剥ぎマッチに敗北。ワグナーJr.は「サイコ・クラウン、あいつを破壊するためにはマスクを取るしかない。そして、この戦いを終わらせるためにはあいつを破壊するしかない。必ずあいつに見せてやる。誰がアステカの戦士か。誰が真の王者であり、真の戦士であるのか」と一族の誇りにかけての“雪辱防衛"を誓った。

【ワグナーJr.の話】「サイコ・クラウン、あいつを破壊するためにはマスクを取るしかない。そして、この戦いを終わらせるためにはあいつを破壊するしかない。必ずあいつに見せてやる。誰がアステカの戦士か。誰が真の王者であり、真の戦士であるのか。これを必ずあいつに見せてやる」

【クラウンの話】「ワグナー、今日はお前の運がよかっただけだ。ワグナー家にとってはすでに最悪のことが起こっているんだが、今度の選手権試合ではさらにひどいものにしてやる」

プロ格 情報局