プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

9/24【新日本】内藤がコブに雪辱で1・4IWGP挑戦を確定 「東京ドームのメインイベントへ向かいますよ」

『DESTRUCTION in KOBE』神戸ワールド記念ホール(2023年9月24日)
○内藤哲也vsジェフ・コブ×

 内藤がコブに雪辱を遂げ、1・4東京ドーム大会でのIWGP世界ヘビー級王座挑戦を確定させた。

 G1覇者・内藤がこの日、7・16札幌大会での公式戦で敗れたコブとの雪辱戦を迎えた。自らリスクを背負うべく挑戦権利証争奪戦の復活を訴え、権利証を自作。新日本は2024年1・4東京ドーム大会での内藤のIWGP世界王座挑戦を決定したが、大会2日前になって、この一戦の勝者が挑戦者となることを決めた。

 希望通りにIWGP挑戦権争奪戦となった内藤は自作の権利証をトートバッグに入れて出陣したが、コブのパワー全開ファイトに大苦戦を強いられた。スライディングキックで先手を取ったものの、フロントスープレックスでぶん投げられ、ラリアットを被弾。低空ドロップキックやコーナーミサイルで反撃に出ても、雪崩式ブレーンバスターで叩きつけられた。

 ツアー・オブ・ジ・アイランドを食い止めた内藤は雪崩式フランケンシュタイナーで反撃ののろし。エスペランサも決めたが、続くコリエンド式デスティーノをアスレチックプレックスで切り返されてしまう。それでも内藤はバックエルボーを乱れ打ち、リバースフランケンシュタイナーも敢行した。

 粘るコブもジャーマン、ラリアットの猛反撃に出たが、内藤はツアー・オブ・ジ・アイランドをデスティーノで切り返して返り討ち。すかさず正調デスティーノを炸裂させて3カウントを奪った。

 内藤がコブに雪辱を果たし、IWGP挑戦権を死守。「俺がG1 CLIMAXを優勝した日、いち早く自分の思いを口に出したのがジェフ・コブ。俺は彼とのプロレス、好きだよ」と話した内藤は「ルールに関して最後までいろいろと揉めたけど、お互いが望む形で、つまり東京ドームのメインイベントをかけてシングルマッチができてよかったよ」と満足げに振り返った。

 これで晴れて1・4ドームメインでのIWGP挑戦が確定。内藤は「俺は2024年1月4日、東京ドームのメインイベントへ向かいますよ」と高らかに宣言した。G1ではもう一人、シェイン・ヘイストにも敗れているが、本人からの対戦要求は現時点でない。「俺も彼との対戦を今すぐ望んでるわけじゃないから、彼が望まないならこのままでいいんじゃない」との見解を示した内藤は「このまま東京ドームのメインイベントに上がり、ベルトを獲ったら、そのベルトをかけて対戦してみたいな。その時はちゃんと口に出して主張してくれよ」と今からメッセージを送っていた。

プロ格 情報局