プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

11/5【DRAGONGATE】デビュー5ヵ月でベルト初挑戦・田中が空中殺法で大善戦もISHINがブレイブV1

『THE GATE OF DESTINY 2023』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場(2023年11月5日)
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○ISHINvs田中良弥×

 デビュー5ヵ月でベルト初挑戦を果たした新鋭・田中が空中殺法を連発して大善戦したものの、ISHINがブレイブゲート王座初防衛に成功した。

 Kzyにベルトを奪われたISHINだったが、10・14神戸大会で奪回。翌10・15神戸大会でのバトルロイヤルを“次期挑戦者査定試合"とすることを宣言した。堀口元気が優勝したものの、ISHINは決勝で敗れた田中を指名。この日のV1戦を迎えた。

 田中は今年5月のデビューから5ヵ月にしてタイトル初挑戦。未だ自力勝利はないもののノータッチトペコンヒーロで先制してみせた。コーナーへのブレーンバスターで止めたISHINは徹底した腰攻めで試合を支配。フェースクラッシャー、小股すくい式バックドロップの猛攻を浴びせ、「こんなもんか? 挑戦者。終わっちゃうぞ」と罵倒した。

 このまま終われない田中はエルボー合戦、逆水平合戦で真っ向から立ち向かう。スイングDDT、ミサイルキックと攻め立て、スワンダイブ式スワントーンボム、ライオンサルトと空中殺法を連発。ハンドスプリング式ダイアモンドカッターもズバリと決めた。

 ISHINも田中のコーナーダイブを食い止め、アバランチバーティカル(雪崩式ブレーンバスターからの垂直落下式ブレーンバスター)を敢行した。田中も丸め込みを連発してあわやの場面を作り、その場飛びスパニッシュフライ、顔面蹴りと攻め立てて引かず。キリモミ式スプラッシュを発射してカバーに入ったが、ひっくり返して丸め込んだISHINが3カウントを奪った。

 空中殺法を連発して大善戦した田中だったが、最後はISHINがキッチリ料理。ブレイブ王座初防衛を果たした。試合後、うなだれる田中の元に吉岡勇紀とドラゴン・ダイヤがやってきて介抱。二人で肩を貸して花道を下がり、田中のD'Courage入りが浮上した。

プロ格 情報局