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11/13【DDT】史上初の屋形船プロレス開催 KO-D新王者・上野が時間差乗船3WAYタッグ戦制す

 DDTは13日、東京・隅田川で史上初の屋形船プロレスを開催。前日の両国国技館大会でKO-D無差別級王座を初戴冠した上野勇希が小嶋斗偉をパートナーに時間差乗船エニウェアフォール3WAYタッグマッチを制した。

 今年9月18日に史上初の新幹線プロレスを開催し、大きな話題を呼んだDDTがビッグマッチ11・12両国大会翌日のこの日、新たな試みとして屋形船プロレスを敢行した。

 事前に明らかになっていたのは「時間差入場?WAYマッチ」ということのみ。戦いの舞台となる第七あみ幸丸は午後1時半に両国桟橋を出航した。まずは大石真翔、勝俣瞬馬、小嶋が参加した24人のファンと親睦会を行うと、午後2時過ぎ、勝ちどき桟橋からKO-D王者・上野と高木三四郎が乗船し、シングルマッチで戦いのゴングが鳴った。

 両者は船内で濃厚なレスリングの攻防を展開。高木はギャラ2万5000円“取っ払い"の好条件を提示して大石と結託した。1対2ハンディ戦となった上野だったが、小嶋が加勢。高木が上野の額に爪楊枝を突き刺したが、戦場が船上のデッキに移ると、上野は同じ攻撃でお返し。デッキでの戦いをヨソに、船内では勝俣、小嶋がカラオケで熱唱した。

 その後、越中島桟橋で遠藤哲哉と須見和馬が乗り込んできた。二人は高木と大石を船から降ろすと、テープでグルグル巻きに。身動き取れない二人を桟橋に置き去りにして出航した。残るは上野&小嶋と遠藤&須見。船上、デッキで激しい攻防を展開すると、最後は上野と小嶋が勝俣を踏み台にしてMy MADMAXを椅子の上に決め、須見から3カウントを奪った。

 1時間26分27秒に及ぶ激闘の末、上野&小嶋が時間差乗船エニウェアフォール3WAYタッグマッチを制した。集まった観客を熱狂させ、初開催の屋台船プロレスは成功。11・12両国大会でのKO-D無差別級王座戴冠に続く連勝となった上野は「新幹線プロレス、屋形船プロレスとできないことは何もない」と断言し、「地面いって、海いってますから、次は空いくしかないでしょう。飛行機プロレスしかないですよ!」とぶち上げた。

 上野&小嶋は11・16新宿大会で行われるKO-D6人タッグ王座決定1DAYトーナメントにMAOとのトリオでエントリー。弾みをつけた上野は「僕は無差別獲って、MAOちゃんはUNIVERSAL獲って。まさにThe37KAMIINAがDDTの中心に来ました。次は6人タッグ獲って!」とさらなる勲章獲りを誓った。

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