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11/16【DDT】元CMLLデムースがUNIVERSAL王座獲り猛アピール 彰人が杉浦透との“同期タッグ"でKO-Dタッグ挑戦決定

 『Get Alive 2023 TOUR in SHINJUKU』が16日、東京・新宿FACEで行われ、DDT初参戦となったデムースが11・19大阪大会でのDDT UNIVERSAL王座獲りを猛アピール。彰人がFREEDOMS・杉浦透と組んでのKO-Dタッグ王座挑戦を決めた。

 メキシコCMLLでCMLL世界ミニエストレージャ王座を獲得するなど活躍してきたデムースがDDT初参戦。11・12両国大会でマット・カルドナを破って1年半ぶりのUNIVERSAL王座返り咲きを果たしたMAOの指名を受け、11・19大阪大会で組まれていた両者の一騎打ちが同王座戦として行われることになった。

 この日のオープニングで公開調印式が行われた。スペイン語が堪能という佐々木大輔がデムースの通訳を務め、「お前みたいなヤツがユニバーサルなわけないだろ。宮城の田舎者が! 俺の嫁のヒロカは福島の出身だ。お前より随分東京に近い。つまり、俺こそがユニバーサル。そのベルトはいただく。ビバ・メヒコ!」と訳したものの真偽のほどは分からない。

 初防衛戦となるMAOは「このUNIVERSALのベルト、ついに獲ることができたので、僕の知らない世界に飛び込んでみたいと思って。デムースさん、めちゃめちゃ、おっかないですけど。メキシコも感じてみたい」と指名した理由を説明。「僕も見たことない世界に行くんで、みんなも付いて来て、みんなで一緒に見たことない世界を見ようぜ。そんなベルトにしていきたいと思います。まずはデムースさんを絶対倒したい」と誓った。

 DDT初戦となったデムースは第1試合に登場し、須見和馬と対戦。ラリアットで先制すると、風車式バックブリーカー、ダイビング・ボディアタックと猛攻。最後はバラゲサ(キン肉バスター)でわずか141秒の完勝を決めた。

 対するMAOは上野勇希&小嶋斗偉とのThe37KAMIINAトリオでKO-D6人タッグ王座決定1DAYトーナメントに出場。1回戦で佐々木&KANON&MJポーと対戦したが、DAMNATION T.Aのセコンドについたデムースが何度も介入してMAOを徹底攻撃。タイトルマッチを前に先制されたMAOだが、「しょうがない。クリーンファイトで来る気がないんだもん。米国、英国には行ったことあるけど、メキシコには行ったことがなくて、メキシカンともほとんど当たったことがない。メキシコの風を吹かせたいし楽しみ」と胸を躍らせていた。

 セミファイナルではKO-Dタッグ王者・高尾蒼馬&翔太が遠藤哲哉&納谷幸男と組んで、高木三四郎&HARASHIMA&樋口和貞&彰人と激突。彰人が翔太の足を使って高尾に足4の字固めを決めさせると、動けない高尾を固めて技ありの3カウントを奪った。彰人は「後輩が活躍するのはうれしく思って来たけど、同世代、同期がベルト持ってるのがものすごく悔しいんですよ。タッグのベルト挑戦させてもらう」と挑戦を表明。パートナーには名古屋時代の同期生であるKIMG of FREEDOMS WORLD王者・杉浦透を指名した。高尾&翔太が受諾し、12・2新宿大会での王座戦が決まった。

☆12/2(土)東京・新宿FACE『D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY1】』17:50開場、18:30開始

▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]
彰人
杉浦透
vs
翔太
高尾蒼馬
[第80代王者]
※高尾&翔太2度目の防衛戦

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