11/28【新日本】AEWの戦闘民族タッグ・カーン&リオナ組が大乱戦制してWTL初白星 「恐ろしい悪」での本領発揮を予告

『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2023』名古屋国際会議場イベントホール(2023年11月28日)
Aブロック公式戦　◯ビショップ・カーン&トーア・リオナvsアレックス・コグリン&ゲイブ・キッド×

　AEWの戦闘民族タッグ“Gates of Agony"カーン&リオナ組が、“WAR DOGS"ゲイブ&コグリンの荒くれコンビを大乱戦の末に破ってWORLD TAG LEAGUE(WTL)4戦目にして初白星をつかんだ。

　野性味あふれるファイトで存在感を残しながらも、勝ち星には恵まれずに4戦目を迎えたカーン&リオナ組。それでも、のっけからゲイブ&コグリン相手に喧嘩上等とばかりに場外戦を仕掛け、相手方を鉄柵に荒々しく叩きつけまくって雄叫びを上げた。

　怒りのゲイブ&コグリンも、もはやルール無用で怪物リオナを襲撃。イス攻撃を浴びせ、鉄柵をメチャクチャにリオナの上に投げつけるや、ゲイブは消化器まで持ち出して殴りつけた。

　それでもリオナは飛びかかってきたゲイブを悠然とパンチで空中撃墜。ポップアップ式のサモアンドロップまで繰り出して止まらない。

　ならばと今度はコグリンがカーン&リオナの同士討ちを誘うや、ゲイブもベルトでリオナの頭部をぶん殴る。すかさずコグリンもフォールアウェイスラムでリオナを投げ飛ばして好機を迎えた。

　だが、飛び込んだカーンがコグリンを踏み台にした飛び蹴りをゲイブめがけて発射。さらにはエルボーからのショートレンジラリアット、さらにはガットバスターで真っ向からゲイブを押し込んだカーンはペディグリーをズバリ。カットをに入ろうとしたコグリンを、リオナがショルダータックルで吹っ飛ばすなかで、3カウントが数えられた。

　乱戦を制して4戦目にして初白星。カーンは「ここから決勝まで苦痛、アゴニー、恐ろしい悪を経験することになる。ゲートを通らなければならないのだ。ハハハハハ。ああ、お前たちは、誰の家にいるのかをわかっていないようだな。まずはゲートを通らなければならないんだ」と“本領発揮"を予告した。