12/5【DRAGONGATE】清宮&アレハンドロのツインゲート挑戦決定的に 王者・吉岡が清宮へ「あいさつ来い」

『FANTASTIC GATE 2023』後楽園ホール(2023年12月5日)
○吉岡勇紀&ドラゴン・ダイヤvsドラゴン・キッド&Eita×

　来場したNOAHのアレハンドロがダイヤとの対戦を熱望し、12・24福岡大会で清宮海斗とのNOAHコンビでツインゲート王座に挑戦することが決定的に。清宮との対戦を熱望していた王者・吉岡は「清宮海斗にあいさつぐらい来いと言っとけ」とメッセージを送った。

　D'Courageの吉岡&ダイヤは11・5大阪大会で1年半ぶりにツインゲート王座を戴冠した。吉岡は年内最後のビッグマッチ12・24福岡大会に向けて意中の相手を告白。昨年11月のNOAH×DRAGONGATEの合同興行でタッグを組んだプロレスリング・ノアの清宮との防衛戦を熱望した。

　清宮側からの反応が気になる中、吉岡&ダイヤは今大会でキッド&Eitaと対戦。かつての師弟タッグは強力な相手だったが、今の2人は動じなかった。華麗な連係攻撃を次々に披露して、試合を優勢に進める。攻め込まれる場面もあったが、吉岡の体を踏み台にして、ダイヤがジャンピングエルボーやドロップキックを繰り出して形勢打開。吉岡がEitaにバトルフックをぶち込むと、ダイヤはトペコンヒーロでキッドを場外に足止めする。すかさず吉岡がフロッグスプラッシュでEitaを沈めた。

　強力コンビを下した吉岡&ダイヤだったが、試合が決した直後に突然、NOAHのアレハンドロが姿を現した。マイクを持つと、「DRAGONGATEファンの皆さん、こんばんは! プロレスリング・ノアのアレハンドロです」とアピールする。

　あ然とした吉岡は「ちょっと待って。俺が勝ったの。邪魔しないでもらいたいんですけど。アレハンドロ選手、うちのリングに来てくれてありがとうございます。でも、俺が望むのは同じプロレスリング・ノアでも、あなたじゃなくて、清宮海斗選手なんです。ハッキリと言います。あなたには興味がないです」と断言した。

　肩を落としたアレハンドロだったが、「吉岡さん、安心してください。僕もあなたに興味ありません。僕が興味あるのはドラゴン・ダイヤ選手、あなたです。12月24日、タイトルマッチがあるみたいですね。ぜひ僕と対戦してください。よろしくお願いします」と同じマスクマンのダイヤにラブコールを送った。

　返す刀で、「吉岡さん。もちろん清宮さんにもOKもらってきました」と清宮の承諾を得たことも明かすと、「NOAHでは言ったことないんですが、なんと僕は福岡出身です。12月24日、福岡国際センター、アレハンドロと清宮海斗で挑戦させてください」と名乗りを挙げた。

　吉岡に断る理由はない。「わかりました。12月24日、福岡国際センター、俺たちの持つこのツインゲート、次の防衛戦の相手は清宮海斗、そしてアレハンドロだ。クリスマスイブ楽しみにしておくぞ」と対戦を受諾。そのうえで、「そしてあと1つ、清宮海斗にあいさつぐらい来いと言っとけ」と清宮を挑発した。

　その言葉を受けて清宮がどんな行動を見せるかはわからないが、吉岡の中では隠しようのないライバル心が燃えたぎっている。バックステージでも「俺から言った勝負。最初の防衛戦だよ。こんなとこで落とすわけねえから」とタイトル死守を誓っていた。

☆12/24(日)福岡国際センター『THE FINAL GATE 2023』17:00開始

▼オープン・ザ・ツインゲート選手権試合
[挑戦者]
アレハンドロ
清宮海斗
vs
ドラゴン・ダイヤ
吉岡勇紀
[第64代王者]
※吉岡&ダイヤ初防衛戦


試合後の吉岡&ダイヤ】

▼吉岡「ダイヤに興味があるらしい」

▼ダイヤ「僕はアレハンドロさん。あいつ徹底的にやるんで、清宮さんの相手は…」

▼吉岡「もちろん。俺から言った勝負。最初の防衛戦だよ。こんなとこで落とすわけねえから」

▼ダイヤ「いいカードじゃないですか。最高っすよ。やっぱね、他団体とやるのはいろいろと経験が…」

▼吉岡「防衛してベルトの価値上げていきますよ」

▼ダイヤ「OK、12月24日、福岡国際センター、楽しみにしとけ!」