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12/31【全日本】大みそか兄弟対決実現 ジュンが兄の威厳でレイ撃破

『#ajpwMANIAx2023』国立代々木競技場 第二体育館(2023年12月31日)
○斉藤ジュンvs斉藤レイ×

 大みそかに斉藤ブラザーズの兄弟対決が実現。ジュンがレイを撃破して兄の威厳を示した。

 ジュン&レイはこの2023年、大躍進を遂げた。GLEATのG-INFINITY王座奪取を果たし、初の地元凱旋となった10・9角田大会で世界タッグ王座を初戴冠。2023年プロレス大賞で新人賞を受賞した。

 大みそか決戦で組まれたのはまさかの兄弟対決。レイが「お兄ちゃん、どっちが本当の新人賞にふさわしいか、興味ねえか? ジュン。俺とお前でシングルでガッチリやるのはどうだ?」と提案し、ジュンが「この世に兄貴に勝てる弟なんていない。それをよーく覚えとけ。12月31日、代々木大会。お前とやってやるよ。DOOM」と受けて立って実現した。

 両者の一騎打ちは二人がデビュー間もない2021年6・26大田区大会でジュンが勝利して以来2年半ぶり2度目。リングを揺るがす肉弾戦が繰り広げられた。

 二人を応援するように斉藤コールの大合唱の中、レイがフライングボディアタックからのパイルドライバーで勝機を作り、左右の張り手を連打すれば、ジュンはカウンターのスピアーで応戦。激しいビンタ合戦を展開し、レイが頭突きで鈍い音を響かせたが、。ジュンもラリアットで応戦。フロントハイキックをぶち込んで3カウントを奪った。

 2023年最終戦に実現した斉藤ブラザーズ対決はジュンが制した。試合後、二人はノーサイドで同じ花道を下がった。兄の威厳を見せつけたジュンは「だから言っただろ。兄より優れた弟なんているわけない」と強調。「だが、楽しかったぜ。これから先、もっとお互いに成長して、また試合しても面白いな」と近い将来の再戦に前向きだった。

【ジュンの話】「だから言っただろ。兄より優れた弟なんているわけない。だが、楽しかったぜ。これから先、もっとお互いに成長して、また試合しても面白いな。また年末に斉藤ブラザーズで兄弟対決してもいいかもしれないな。また次やろうぜ。DOOM」

【レイの話】「効いたぜ。次は勝つぜ!」

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