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12/31【全日本】スミスJr.が全日本初参戦 鈴木と再会合体で豪快勝利、三冠ベルトにも色気

『#ajpwMANIAx2023』国立代々木競技場 第二体育館(2023年12月31日)
○デイビーボーイ・スミスJr.&鈴木みのる&大森北斗vs諏訪魔&鈴木秀樹&佐藤光留×

 デイビーボーイ・スミスJr.が全日本初参戦で豪快勝利。三冠ベルト獲りに色気を見せた。

 スミスJr.はデイビーボーイ・スミスを父に持つ二世レスラー。かつて新日本の常連として活躍し、ランス・アーチャーとのK.E.SでIWGPタッグ、GHCタッグ両王座を戴冠。2020年のチャンピオン・カーニバルに出場予定だったが、コロナ禍の影響で実現せず。この日3年越しで初参戦が実現した。

 スミスJr.はみのると鈴木軍再会合体。北斗を加えたトリオで諏訪魔&秀樹&光留と激突した。ユニオンジャックのロングタイツで出撃したスミスJr.はIGFで対戦経験のある秀樹とグラウンドテクニックを競い合い、初対決となった諏訪魔を力比べで圧倒してみせる。光留ブレーンバスターで豪快に投げた。

 終盤には諏訪魔&秀樹の連係に捕まり、光留のジャンピングハイキックを被弾したが、諏訪魔と秀樹の呼吸が乱れたスキをついて、両腕ラリアットでまとめてなぎ倒す。北斗、みのるが串刺し攻撃で援護射撃すると、スミスJr.がアバランシュホールドで追い打ち。三角絞めで絡みついた光留をパワーボムで叩きつけると、ブルドッグボムを爆発させて3カウントを奪った。

 スミスJr.が全日本初参戦を勝利で飾った。「スズキグン、イチバン。日本に帰ってきたぜ。ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス…ブリティッシュ・ブルドッグスの魂がオールジャパンに戻ってきたんだ。鈴木軍はフォーエバーだ」と興奮気味に話したスミスJr.は1・2&3後楽園2連戦への参戦も決まっており、「俺は三冠ベルトが欲しい。中嶋だろうが宮原だろうがぶちのめしてやる」と父がなしえなかった至宝ベルト獲りに色気を見せていた。


【試合後のみのる&スミスJr.&北斗】

▼みのる「さあ、大みそか。全日本プロレス初の大みそか大会だよな。俺にとっちゃ大みそかだろうが、1月1日だろうが、それがここ代々木であろうが、地球の反対側だろうが、やることはたった1つ。ぶちのめすだけだ」

▼スミスJr.「スズキグン、イチバン。日本に帰ってきたぜ。ダイナマイト・キッド&デイビーボーイ・スミス…ブリティッシュ・ブルドッグスの魂がオールジャパンに戻ってきたんだ。鈴木軍はフォーエバーだ。俺は三冠ベルトが欲しい。中嶋だろうが宮原だろうがぶちのめしてやる(北斗にチョップを放つ)」

▼みのる「よし。もっとガーンと言ってやれ。お前が最後だよ」

▼北斗「自分の試合前にこんな昔のユニットの名前出されたり、あの時は凄かったから今回もとか言われると、前までの俺だったら、すげぇシャクに触って、イヤでイヤで仕方なかったんだけど、今は素直に本当にすげぇなって隣で思っちゃったから悔しい。でも…」

▼みのる「それはな、お前があっちフラフラ、こっちフラフラしてるからじゃねえのか!? 俺と世界タッグ挑戦してダメだったからって、他のヤツに浮気して、他とくっついたからじゃねえのか? お前が定まってねえんだよ。お前を定めろよ。お前が見る先が1つだったら、俺が連れていく先は1つだよ。テッペンだよ」

▼北斗「なら、俺がやるべきは隣が誰かじゃなくて、俺自身が強くなることだと心から思いますよ。だから次、1月14日、俺は世界タッグのベルトを斉藤兄弟から獲ってやる。隣が誰とか関係ない。俺自身が獲る。そして、その時、俺に挑戦するのはあんた(みのる)だ。それだけは約束してくれ」

▼みのる「俺の挑戦者ってなんだよ?」

▼北斗「俺がベルトを獲ったら」

▼みのる「獲ったらな。獲る前に言うなよ、クソガキが」

【試合後の諏訪魔&鈴木&光留】

▼諏訪魔「いやあ、(光留に向かって)大丈夫? 大丈夫?」

▼鈴木「馬鹿力だからケガしちゃった。もっと優しく」

▼諏訪魔「悪かったな」

▼鈴木「謝ったらそれで許そう。だから許す。それでいきましょう」

▼光留「(諏訪魔と鈴木の肩を借りて立ち上がると)お互いSNSには気をつけろ。来年も頑張ろう」

▼鈴木「心機一転で会話していきましょう」

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