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1/7【ウナギ・サヤカ自主興行】彩羽が第1試合で主役ウナギ蹴殺も「刺激もらった」

『ウナギ・サヤカ自主興行 supported by AJPW 「殿はご乱心〜1番金星〜」』後楽園ホール(2024年1月7日)
スペシャルシングルマッチ ○彩羽匠vsウナギ・サヤカ×

 彩羽がウナギ自主興行の第1試合で主役のウナギを蹴殺。それでも「刺激もらった」とウナギを称えた。

 デビュー5周年に合わせて、自身の貯金約400万円を突っ込み、後楽園ホールで自主興行を実現させたウナギ。オープニングマッチからいきなり登場し、Marvelousの彩羽と激突した。彩羽とは2021年9月(スターダムの5★STAR GP公式戦)、2023年5月(Marvelous7周年大会)に一騎打ち。どちらもウナギが敗れているが、自ら自主興行のオープニングマッチの相手に指名し、8ヵ月ぶりのシングルマッチが実現した。

 選手コール時にはたくさんの紙テープが宙を舞い、ゴングと同時に客席からは「ウナギ」コールが発生。“圧倒的ホーム"の状況で試合はスタートする。彩羽は気にせず序盤から鋭い蹴りを連発して出鼻をくじくと、キャメルクラッチやサソリ固めなどで腰を集中的に攻めた。

 ウナギはコードブレイカーやフェイスクラッシャーなど得意技で自分のペースに持ち込むが、腰のダメージが尾を引き、ダイブ攻撃にはつなげられない。反対に彩羽は雪崩式ブレーンバスターから再び攻勢に転じ、急角度の逆エビ固めで絞め上げた。場内は「ウナギ」コールに包まれる。

 ウナギはなんとかロープにエスケープ。彩羽のスワントーンボムを自爆させると、決死の反撃に打って出る。必死にエルボーやストンピングを連発すると、打撃戦で押し負けそうになっても、ビンタを一撃。城門突破やスライディングTANAKA(スライディングD)で押し切りにかかった。

 しかし、彩羽は沈まない。重たい蹴りでウナギの動きを止めると、豪快なパワーボムがさく裂。ウナギがキックアウトすると、場内は大きな拍手に包まれたものの、彩羽の攻撃は止まらず。抵抗するウナギに対し、強烈なエルボーを連続してねじ込むと、キリモミ式ジャンピングハイキック、トラースキック、ハイキックのコンボで3カウントを奪った。

 ウナギ自主興行は主役のウナギが彩羽に蹴殺されて幕開け。彩羽はウナギに手を貸し、花道で手を掲げて称えた。「第1試合ってメインと裏なので、凄い大事なんですよ。そこをウナギが自分を指名してくれて。ある意味、メイン以上にプレッシャーはありました。でも、やっぱりウナギがここまでできたのも、ウナギがフリーになってから凄い頑張ってきたのが今この後楽園に全て詰まってますね」と後楽園ホールを満員にしたウナギを称賛し、「勝負では絶対負けないですけど、そういうところは見習うべきところがたくさんあるので。後輩ですけど、凄い刺激をもらってます」と語った。

 彩羽は「また次のシングルがいつになるかわからないですけど、何回してもいいんじゃないですかね。成長が凄い楽しみ」と再戦にも意欲を見せつつ、「またこのあと、ウナギは試合があるんでね。自分もここでへばってたら、ウナギに負けた気がするので。正直、やばかったですけど、まだまだ大丈夫です」とライバル心も覗かせた。

【彩羽の話】「シングルマッチで1試合目って、何年ぶりでしょうか。本当にそれぐらい第1試合ってメインと裏なので、凄い大事なんですよ。そこをウナギが自分を指名してくれて。ある意味、メイン以上にプレッシャーはありました。でも、やっぱりウナギがここまでできたのも、ウナギがフリーになってから凄い頑張ってきたのが今この後楽園に全て詰まってますね。勝負では絶対負けないですけど、そういうところは見習うべきところがたくさんあるので。後輩ですけど、凄い刺激をもらってます。だから、技術面でも今はMarvelousの道場を使ってもらっているので。もっともっといい形で、また次のシングルがいつになるかわからないですけど、何回してもいいんじゃないですかね。成長が凄い楽しみ。またこのあと、ウナギは試合があるんでね。自分もここでへばってたら、ウナギに負けた気がするので。正直、やばかったですけど、まだまだ大丈夫です」

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