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2/5【新日本】WAR DOGSが帝国軍蹂りん フィンレーが不在のオスプレイに通告「お前は誰も救えない」

『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2024年2月5日)
○フランシスコ・アキラ&グレート-O-カーン&TJP&カラム・ニューマンvsアレックス・コグリン&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー&デビッド・フィンレー×

 BC WAR DOGSが大暴走を見せてUNITED EMPIREを一方的に蹂りん。勝ち誇ったボスのフィンレーは不在のウィル・オスプレイに向けて「お前は誰も救えない」と言い放った。

 2・11大阪大会では、オスプレイ新日本ラストマッチとなる金網戦を控えるUNITED EMPIREとBC WAR DOGS。前日の後楽園大会ではシングル3番勝負で火花を散らし、IWGPジュニアタッグ戦ではコナーズ&モロニーがTJP&アキラからベルトを奪回した。

 遺恨は激化するばかりで、前日の一騎打ちが両者KOに終わったHENAREとゲイブ・キッドはダメージのため欠場。今宵は8人タッグマッチで激突したが、前夜以上に荒れた展開となった。

 BC WAR DOGSは凶器を持ち込み、のっけから大乱闘。荒ぶるフィンレーはパイプイスをリングに持ち込み、アキラを痛打する。わずか1分ほどで早くも反則決着が通告されるが、コナーズは浅見レフェリーにスピアーを一閃。さらに、フィンレーはアキラをパワーボムで投げ捨てた。

 オーカーンが急行するも、WAR DOGSは総出で鎮圧。オーカーンを羽交い締めにすると、フィンレーはシレイリ(こん棒)で殴りつけた。さらに、TJPにもシレイリ攻撃を狙う。TJPは赤い毒霧を噴射して抵抗をしていたものの、フィンレーは容赦なく痛打。さらに、アキラに首輪を付けると、エプロンで宙吊りにし、絞首刑に処した。

 UNITED EMPIREを蹂りんしたフィンレーは、マイクを持つと、「お前は誰も救えないし、仲間もお前を救うことはできない」と不在のオスプレイを挑発。大の字になった帝国軍を踏みつけて勝ち誇った。

 「俺たちがこの8人タッグ戦に真剣に挑むわけがないだろう。俺たちはお前たちを殺す気でいるんだ。そして俺たちにはもうすでにこれらのゴールド(IWGP GLIBALヘビー級王座、IWGPジュニアタッグ王座)を手に入れているんだ」とバックステージでも言いたい放題のフィンレーは、「俺たちWAR DOGSは金にまみれているんだ。そして次はケージマッチで5体の死体を集める。ウィルよ、俺たちの暴挙はお前には手に負えない。俺こそがお前の悪夢だ」と改めてオスプレイを挑発していた。

【試合後のオーカーン&TJP&アキラ&ニューマン】

※アキラはインタビュースペースに辿り着くと床に倒れ込んで咳き込むむが、後から来たTJPが近づくと拒絶するように走り去る

▼TJP「(アキラを見やり、足元に倒れ込んでいたニューマンを立たせて)大丈夫か?」

▼ニューマン「(首を横に振り、小声で)ノー……ノー」

▼TJP「立て、立つんだ。(身を起こしたニューマンに)このままでは終わらない。オーサカで取り返す。(ニューマンが無言でうなずくと)いいな。オーサカだ。(ニューマンは先に控室へ消えると)……フィンレー。これ以上、送る言葉はない。メッセージもない。終わりがあるだけだ」

▼オーカーン「(床に座り込み、左のアゴのあたりを氷で冷やしながら)アゴが……折れたかもしんねえな。シレイリ、2回も同じとこやられて、アゴが……。KOPWで犬っころとの抗争に漏れてたが、もちろん無関係じゃない。アイツらを処刑できるんだったら、金網だろうが、(KOPWのベルトを叩いて)KOPWでシングルでも、やってやる。アゴが砕けたって、余は欠場しねえぞ。正直言って、帝国は今、歯車が狂ってる。じゃが、余はもうそんなまとめ役、帝国の支配はしない。これからは己のプライドと、欲望のために闘う(氷のうを投げ捨て、立ち上がって控室へ)」


【試合後のフィンレー&コグリン&コナーズ&モロニー&外道】

▼モロニー「WOOOO!!! やってやったぜ!」

▼フィンレー「あんな試合、クソでもねえな!」

▼モロニー「外が雪だろうが関係ねえぜ! この悪天候よりも寒いヤツらは、あのただの尻が軽いヤツたちだ。俺たちは天気に左右されないくらいアツイんだ。俺たちが8人いたか10人いたかわからねえ試合に興味があると思うか?」

▼フィンレー「興味ねえな」

▼モロニー「俺たちにはケージマッチが予定されているんだ。お前たちには尻が軽いヤツの血が流れているのを知ってるし、見たこともある。(匂いをかぐ仕草をしながら)そして尻が軽いヤツなんかの匂いまでしてたぞ。な?」

▼コグリン「ああ、してるな」

▼フィンレー「尻が軽いヤツの匂い! なんて強烈な匂いなんだ。俺たちがこの8人タッグ戦に真剣に挑むわけがないだろう。俺たちはお前たちを殺す気でいるんだ。そして俺たちにはもうすでにこれらのゴールド(IWGP GLIBALヘビー級王座、IWGPジュニアタッグ王座)を手に入れているんだ」

▼モロニー「(ベルトの革の部分が白くて)雪のような美しさ(ベルトにキスをする)」

▼フィンレー「俺たちWAR DOGSは金にまみれているんだ。そして次はケージマッチで5体の死体を集める。ウィルよ、俺たちの暴挙はお前には手に負えない。俺こそがお前の悪夢だ」

▼外道「さらなる血を……さらなる血を……」

▼フィンレー「終わったら飲みに行こう」

▼コナーズ「外は雪だ。中も雪だ。何のことかわかるだろう。そしてこいつらは俺のDOGSだ、FOR REAL!!!」

▼モロニー&コグリン「WOOOO!!」

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