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2/5【新日本】海野が正攻法で拷問軍に反撃星 札幌NEVER戦へ「新時代に悪党は必要ない」

『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2024年2月5日)
○海野翔太&エル・デスペラード&本間朋晃&YOH&ボルチン・オレッグvsEVIL&SHO&成田蓮&金丸義信&高橋裕二郎×

 海野が正攻法で拷問軍に反撃星。EVILとのNEVER戦に向けて「北海道で最終決戦だ。そのあとはもうない。新時代にお前らみたいな悪党は必要ない」と通告した。

 海野ら正規軍とHOUSE OF TORTUREの遺恨は激化する一方だ。2・23札幌大会でNEVER戦「(王者)EVILvs海野(挑戦者)」も決定。前日の後楽園大会で行われた前哨戦では、EVILが「前王者(タマ・トンガ)の邪気がついてる」とNEVERのベルトをスピレーで黒く染め上げ、海野は激怒していた。

 前日に続き、両軍は10人タッグマッチで激突。EVILは黒く染まったNEVERのベルトを持って登場した。先にリングインした拷問軍は阿部リングアナを脅迫。勝手に社長を名乗ったEVILがしたためた「注意書」を無理矢理に読ませた。

 「海野翔太殿。注意書き。貴殿の試合中にテーブルを持ち出し使用する行為は、キング・オブ・スポーツ、ストロングスタイルを掲げる新日本プロレスの試合スタイルからはかけは離れております。今後、テーブルを使用するなど、スポーツマンシップに反する試合スタイルはすぐに改善されるよう、本書を持って厳重注意いたします。新日本プロレス株式会社」。阿部リングアナが読み上げると、さらに拷問軍は海野のパーカーを着たスタッフを暴行。ブチ切れた海野が急行すると、他の選手も姿を現し、大乱闘から試合はスタートした。

 怒りをあらわにした正規軍サイドが序盤戦をリードしたものの、拷問軍は得意の乱戦に持ち込み、あっと言う間に試合を掌握する。ならばと、2・23札幌大会でSHOとの一騎打ちを控えるデスペラードが感情むき出しで反攻。一気呵成に攻め立てたものの、SHOはレフェリーを盾にして追撃を阻止し、痛み分けとなった。

 海野とEVILも昨日に続いて対峙する。スイング式DDTで先制した海野だったが、むき出しになったコーナー金具に叩きつけられると急ブレーキ。介入した東郷からは金的攻撃まで食らってしまう。それでも海野はドロップキックで裕二郎を蹴り倒して意地。介入した成田がプッシュアップバーでの殴打を狙ったものの、延髄斬りで返り討ちにした。プッシュアップバーを手にしながらも、投げ捨てた海野はホイップ式エルボースマッシュからデスライダーにつなげて裕二郎から3カウントを奪った。

 正攻法で勝利した海野はプッシュアップバーを振り回して拷問軍を威嚇すると、マイクを持つ。「EVIL、恥ずかしくないのか? 何が実行委員会だ。くだらないな。このプッシュアップバーもちゃんとした使い方をしろよ。人を殴るもんじゃねえんだよ。こうやって練習するもんなんだよ」とトレーニングを披露した海野は、「これでお前ら、HOUSE OF TORTUREとは最後だ。北海道で最終決戦だ。そのあとはもうない。新時代にお前らみたいな悪党は必要ない。指をくわえて、館から新時代しっかり見届けろよ。必ず札幌でお前のそのNEVERを奪ってやるから」と通告した。

 バックステージでも「お前らからの要求は何も受けない。例えば、俺がチャンピオンになったとして、NEVERのベルトをお前から取ったとして、リターンマッチその他、お前からの要求は、一切受けない。お前らとはこれで完全に終わりだよ、HOUSE OF TORTURE」と改めて“完全決着"を断言した海野。反対に言えば、EVILに敗れるとNEVER王座戦線から大きく後退することにもなるが、「いつもいつも流ちょうにうまいコメント残してるけど、全部ブーメランだからな、オイ! 凶器なんか使わずとも、テーブルなんか使わなくても、真っ正面から、鉄拳制裁。ぶちのめしてやります!」と正攻法でのベルト奪取を誓った。

【海野の話】「お前らからの要求は何も受けない。例えば、俺がチャンピオンになったとして、NEVERのベルトをお前から獲ったとして、リターンマッチその他、お前からの要求は、一切受け付けない。お前らとはこれで完全に終わりだよ、HOUSE OF TORTURE。終わらしてやるよ。いつもいつも流ちょうにうまいコメント残してるけど、全部ブーメランだからな、オイ! 真っ正面から、凶器なんか使わずとも、テーブルなんか使わなくても、真っ正面から、鉄拳制裁。ぶちのめしてやります!」

【本間の話】「俺は、来月開催される『NEW JAPAN CUP』に、何年ぶりか知らないけど、絶対出る!」

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