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2/5【新日本】オーエンズが連夜のベルト殴打も…ヒクレオ&ELPが石森KOで報復

『Road to THE NEW BEGINNING』東京・後楽園ホール(2024年2月5日)
○KENTA&チェーズ・オーエンズ&石森太二vsヒクレオ&エル・ファンタズモ&邪道×

 オーエンズが連夜のベルト殴打で勝利を奪ったものの、IWGPタッグ王者のヒクレオ&ファンタズモが報復。逃げ遅れた石森を必殺技リレーでKOした。

 2・11大阪大会でIWGPタッグ王座戦を控える王者・ヒクレオ&ファンタズモと挑戦者・KENTA&オーエンズ。1・20名古屋大会では同一カードでSTRONGタッグ王座を死守し、王者組が勢いに乗ったかと思われたが、前日の後楽園大会では挑戦者組がベルトを強奪し、オーエンズがベルト殴打でヒクレオたちのパートナーだった本間朋晃を沈めて勝利していた。

 今宵も6人タッグでの前哨戦で対戦。KENTA&オーエンズは自分たちが王者だと言わんばかりに強奪したベルトを持って入場した。

 ファンタズモはドロップキックでオーエンズを場外に蹴落として先制。オーエンズはKENTAたちとともにベルトを持ってバックステージへ帰ろうとしたものの、ヒクレオが阻止する。ヒクレオ組はコーナー三ヵ所で同時にナックルパンチを乱射し、正面衝突もさせて、BULLET CLUBを制裁。さらに、3人同じコーナーに押し込み、串刺し攻撃を連発する。BULLET CLUBは揃って大の字に。

 しかし、ヒクレオたちがハイタッチしようとした場面でオーエンズが奇襲。乱戦に持ち込んで主導権を奪い取る。KENTAがファンタズモを羽交い締めにすると、石森は乳首攻撃で拷問した。KENTA&オーエンズも合体ネックブリーカードロップで追い討ちする。

 ヒクレオがパワーファイトで活路を開き、ペースを取り戻すと、王者組によるトーチャーラックスピニングネックブリーカー&フロントハイキックの合体技もKENTAにさく裂。サンドイッチ攻撃の構えに。

 これをオーエンズと石森が場外から足を引っ張って阻止すると、流れはBULLET CLUBに傾く。孤立した邪道が孤軍奮闘したものの、レフェリーの目を盗んで、オーエンズがまたもベルト殴打で襲撃。KENTAがすかさず邪道を丸め込み、まんまと3カウントを奪った。

 邪道を介抱するヒクレオ&ファンタズモをKENTAたちは奇襲。2人揃ってベルトを持つと、邪道を殴りつけようとする。だが、ファンタズモはサドンデスをぶち込んで、ベルト殴打を阻止。逃げ送れた石森を取り囲むと、ファンタズモのサドンデス→ヒクレオのゴッドセンドの必殺技リレーでKO。ベルトも奪回した。

 オーエンズは警戒しながら大の字になった石森の足を掴み、強引に救出。リング上のヒクレオ&ファンタズモとKENTA&オーエンズは視殺戦を繰り広げた。

 「だから言っただろう。俺たちをなめてると痛い目に遭うって」とヒクレオは豪語。ファンタズモも「お前ら、『WORLD TAG LEAGUE』の時にどこにいたんだ? 出場する価値がないから家にいたんだろう」と指摘し、「言っていいのか分からないが、名高いリーグ戦であるにもかかわらず、お前らはそこにいなかった。そんなお前らが俺たちに勝つって? IWGPタッグ王座だぞ? お前ら、イカれてるな」とKENTA&オーエンズを酷評した。

【オーエンズの話】「盗っ人だ! 盗っ人め! GODが俺たちのタイトルを盗りやがった! 最低で卑猥な盗っ人だ! オーサカでは俺とKENTAがGODに対して、延び延びになった報復を食らわしてやる。GODは(親指で『あっち行け』というジェスチャーを2回して)またな。オーサカでIWGPタッグ王座を獲ってやる。TOO SWEET。(画面から外れた後に、声だけ聞こえてくる)俺らのベルトはどこだ!?」

【KENTAの話】「(オーエンズと入れ替わりで現れると)ふざけんなよ。なんだ、あのチャンピオンチーム? 俺たちがチャンピオンだろ。なんであいつらがベルト持ってんだよ? ふざけんなよ。ほんで、なんだあいつは? デケェの? 2m以上あるヤツが、『イイェー!』……全然、かわいくねえよ。何やってんだ、あれ? ふざけんなよ。もう覚えとけよ、でもな。大阪(2・11)、俺が、IWGPのタッグ……IWGP獲るからな。な? ふざけんなよ……。んでさ、それだけだよ、IWGP(タッグ)の試合に関してはさ。勝ったん誰だよ? 俺だろ、勝ったの? な? ふざけんなよ。な? なんで俺が沈んだコメントしなきゃいけねえんだ。ふざけんなよ。ほんで、さんざんよ、そういえばよ、俺さ、お前にさ、キスとかしてきたけどさ、よく考えたらよ、お前さ、俺がいない間、“THE HAWK"こと、鷹木とお前、イチャイチャしてたろ。してたろ? (ビデオカメラが首を横に振る仕草をするのを見て)フッ……お前、そうやってさ、いまさら否定したってムダなんだよ。お前な、そうやって……どこの男でもついていくわけ、そうやって? ね? 誰でもいいんだ? ね? (問われるたびにビデオカメラは首を横に振る仕草を繰り返すと)俺みたいにアメリカ在住の今、そういう感じがいいのかと思いきや、ああいう、こういうコテコテの日本男児がよかったり……ね、どっちなんだ、タイプは? ふざけんなよ。はあ、そういう男なんだ? そういう女なんだ? 設定……設定がどうなってんだよ?(苦笑) ちょっと待ってくれよ、設定を確かめる……。どこの男にでも、ホイホイついていく女なんだ。見損なったよ、正直。ふざけんなよ。許さねえぞ。ほんでさ、お前が何がいけないところかっていうと、そうやって、ちょっとなんか言われたりしたら、ちょっと調子乗っちゃうとこ。そういうとこがダメなの。謙虚、、謙虚にいってくれって、何回も言ってんじゃん、昔から、謙虚にいろよって言ってんじゃん。俺がそうやってイジったりなんか、お前も言ってるかもしんないけど、ほかの人の前では謙虚であれって言ってるだろ? な? ほんでお前、昨日……お前、俺、昨日のコメント見てたら、調子に乗って太二(石森)の時、『ウン』ってやて、お前すっげえ怒られてたじゃん、お前? 調子に乗んなよ、だから。な? みんな俺と同じような感じでやると思ったら大間違いだから。わかった? 気をつけろよ。な? はあ……でも、なんか嫌いになれないんだって、俺……。そういう気持ちはわかってくれる? (ビデオカメラがうなずく仕草を見て寄っていき、Chu〜Chu〜とキスをする音を立てる。そして離れて)ちょっと今日、唇乾いちゃって音が出ない……。ふざけんな。調子乗んなよ。な? いいか? で、結局ね、俺が何を言いたいかっていうと……最近、狩野英孝が、なんかYOSHI-HASHIとおんなじ棒、持ち出したの知ってる? 知ってる? あれちょっと、あれ見て俺、困惑してるってこと……」


【試合後のヒクレオ&ファンタズモ】

▼ヒクレオ「だから言っただろう。俺たちを舐めてると痛い目に遭うって。このツアー、しくじったな」

▼ファンタズモ「お前ら、『WORLD TAG LEAGUE』の時はどこにいたんだ? 『WORLD TAG LEAGUE』に出場する価値がないから家にいたんだろう。言っていいのかわからないが、名高いタッグリーグ戦であるにもかかわらず、お前らはそこにいなかった。そんなお前らが俺たちに勝つって? IWGPタッグ王座だぞ? お前ら、イカれてるな。名古屋での試合を見返して、苦しむがいい。なぜならお前らもオオサカで同じ目に遭うからだ」

▼ヒクレオ「今夜はイシモリに起こったことがお前らにも起こる。お前のボーイに対してすまなかったな。見せつけないといけなかった」

▼ファンタズモ「まぁ仕方ない」

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