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2/7【DRAGONGATE】NATURAL VIBESに非常事態…マシーン・Jが三下り半、Z-Bratsに惨敗もKzy「底力見せる」

『TRUTH GATE 2024』後楽園ホール(2024年2月7日)
NATURAL VIBES vs Z-Brats全面対抗イリミネーションマッチ ○ISHIN&シュン・スカイウォーカー&KAI&加藤良輝&ギアニー・ヴァレッタvsKzy&BIGBOSS清水&ストロングマシーン・J&U-T&×JACKY“FUNKY"KAMEI×

 NATURAL VIBESに非常事態。Z-Bratsとの全面対抗戦で惨敗すると、ユニットの現状にマシーン・Jが苛立ちを爆発させて亀裂も発生した。それでもKzyは「次の後楽園から見せてやりますよ、NATURAL VIBESの底力を」と前向きに宣言。タッグリーグ戦を再起の舞台に定めた。

 NATURAL VIBESは1・27横浜武道館大会、2・4和歌山大会でZ-Bratsの保持するトライアングルゲート王座に連続挑戦したものの、いずれも敗北。KAMEIのコスチュームを着た正体不明のマスクドZの介入に遭い、気持ちを揺さぶられてきた。今宵の全面対抗戦に向けても、KAIが「後楽園ホールで何かが起こる」と不気味に予告。不穏な空気が漂う中で大会当日を迎えた。

 序盤はNATURAL VIBESペースだった。連係攻撃が冴え渡り、マシーン・JがKAIを丸め込んで先制。1・27横浜大会の“横浜ダービー"で敗れた雪辱を果たした。しかし、KAMEIのボックス攻撃がマシーン・Jに誤爆し、そのまま3カウントを奪われると、流れはZ-Bratsに傾く。極悪軍団優勢のまま試合は進み、最後に残ったKAMEIはシュン&ISHINの2人を相手にしなければならなくなった。

 序盤から攻め込まれていたKAMEIはフラフラ。一方的に攻め込まれるが、観客と仲間たちの声援に応え、丸め込みでシュンから殊勲の3カウントを奪う。ISHINにも丸め込みを連発して決定的チャンスを生み出した。が、KAIがマスクドZを連れて花道に再登場すると、これに目を奪われて動きが止まってしまう。すかさずISHINは大技をこれでもかと連発。最後は急所蹴りから人誅(旋回式変型ロックボトム)でダメ押ししてKAMEIを葬った。

 試合後も波乱の展開が続いた。Z-Bratsに暴行されていたKAMEIをBIG HUGのルイス・マンテ&豹が救出。改めてKAMEIをユニットに勧誘する。怒りをあらわにして2人を追い返したKzyはマスクドZの正体暴きに躍起になり、そのマスクをついに引っぺがす。だが、中から現れたのはデビュー前の練習生。呆然とするKzyたちをよそに、シュンは「お前はダミーもできないのか」とその練習生を蹴り飛ばした。

 ここまで一連のドタバタ劇に加わらなかったマシーン・Jの堪忍袋の緒が切れた。シュンに殴りかかり、マイクを奪い取ると、「いつまでもこんなくだらねえことやってんじゃねえよ! 俺たちはお前らのオモチャじゃねえんだ!」と一喝。激情の矛先は仲間たちにも向けられた。

 「こんなくだらねえマスクマンの正体を暴くことは、俺たちヴァイブスがベルトを獲ることよりも、この対抗戦で勝つことよりも重要なことなのかよ!? 俺は1月の横浜武道館で、これ以上ないシチュエーションでベルトを獲ることが夢だった。お前らはそんな1人のメンバーの夢を一緒になって叶えることよりも、こんなくだらない遊びに付き合うことが大事なのかよ!」。一度語り出すや、マシーン・Jの言葉は溢れ出す。「方向性もクソもねえ、コミュニケーションも取れねえ。そんなんだから、和歌山の時も、今日の試合だってそうだ。試合がメチャクチャになってるんだよ。集中しろよ、もっと!」とリーダーのKzyに詰め寄り、仲間たちが止めに入る非常事態に。

 Kzyはなだめようとするが、マシーン・Jは「そういう甘ったれたことばっかり言ってるから、試合で負けて、また次頑張ろうって簡単に顔を上げて、なかったことになってるじゃねえかよ。だから成長しねえんだよ」と止まらない。「勝手にリマッチ組んで、また失敗して負けてんじゃないかよ。お前のせいだよ」とリーダー・Kzyをを糾弾。ついには「俺はNATURAL VIBESに入って、こんなに恥ずかしいユニットにしたわけじゃない。やってられるかよ!」と三下り半を突きつけて、ひとりリングを去っていった。

 それを見ていたシュンは爆笑。「Kzy、かける言葉もないなあ。お前らNATURAL VIBES、中身からグチャグチャに腐ってるな」と嘲笑すると、「踊っているだけで、試合じゃ負けてもまた踊っても、試合に勝ったら、お客さんによく頑張りましたという歓声もらって。また負けて、また負けて、今日も負けて、仲間に見透かされて。もうお前たち存在意義ないんじゃないの?」とNATURAL VIBESを根本から否定した。Kzyは何も言い返せない。

 シュンは開幕が近づくタッグリーグ戦『Rey de Parejas 2024』にも言及。「そこでも何が起こるかな? マスクドZってこれで終わりなのかな? あのダミーで僕が終わらせると思う? まだまだZは終わらないよ」と不気味に予告。「頑張ってね〜!」とKzyを小バカにして、リングを去っていった。

 マシーン・J、そしてシュンにもメッタ斬りにされたKzyは天を仰ぐしかない。それでも観客から声援を受けると、必死に気持ちを立て直す。「原因はしっかりできてない俺にあるのかもしれないな」と反省の弁。マシーン・Jの気持ちに応えられず、トライアングルゲート戦、そしてこの日の全面対決で敗戦したことを素直に詫びた。改めてKAMEIにも揺るがない信頼を示し、「今帰ったJだって、あいつも人一倍真面目だしよ。熱い男だ。感情が高ぶる。あいつのいいところですよ。だから、あいつの言葉をしっかり受け止めて、あいつがまた『さすがだよ、リーダー』って言ってくれるように、俺も頑張りますわ」とマシーン・Jの言葉も前向きに受け止めた。

 KzyはNATURAL VIBES奮起の舞台をKzy&U-T、清水&マシーン・J、ジェイソン&KAMEIと3チームが出場する『Rey de Parejas 2024』に指定。開幕戦となる3・6後楽園大会に向けて、「次の後楽園から見せてやりますよ、NATURAL VIBESの底力を。証人ですよ。見届けてください、皆さん。来月もこの場所でお会いしましょう」と予告した。

 Z-BratsとBIG HUGから勧誘を受け続けているKAMEIに続き、マシーン・Jとの亀裂も発生。総力戦にも敗れた今、NATURAL VIBESの行く先に暗雲が立ちこめているのは間違いない。それでもユニットをここまでけん引してきたKzyの気持ちは揺るがない。仲間を信じ、タッグリーグを復活の足がかりにして、NATURAL VIBESを再建するつもりだ。

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