2/7【DDT】岡谷がポーとのハードコア戦制して3・17後楽園でEXTREME王者・勝俣に挑戦

『Into The Fight 2024 TOUR in SHINJUKU』新宿FACE(2024年2月7日)
DDT EXTREME王座次期挑戦者決定戦 ○岡谷英樹vsMJポー×

　岡谷英樹がハードコアマッチによるDDT EXTREME王座次期挑戦者決定戦でMJポーに勝利。3・17後楽園大会で王者・勝俣瞬馬に挑むことが決まった。

　双方の意向が認められ、ハードコアマッチで行われたこの一戦。岡谷は鉄製のバケツで殴打し、バケツをポーの頭にかぶせて竹刀でめった打ちにするなど慣れないルールに対応した。ポーのラリアットで吹き飛ばされてもテーブルクラッシュは阻止。逆にパワーボムでポーをテーブルに叩きつけると、最後はイスの上へのケツァル・コアトルを決めて3カウントを奪った。

　岡谷がEXTREME王座挑戦権を獲得。3・17後楽園大会での挑戦が決まった。試合後、王者・勝俣がリングに上がると、岡谷は「勝俣さん、やっとまたあなたのそのEXTREMEに挑戦できます。ずっとあの日から待ってました」と語りかけた。勝俣は「俺の前にまた立ってくれてありがとう。欠場中もずっと岡谷のことを考えてた。復帰して、またEXTREMEのベルトを獲って岡谷の前に立つ。それが俺の一つの目標だった。だから今日、岡谷があの怪物を倒して俺の前に立ってくれたことはうれしい。3月17日、もっと刺激ある楽しい試合をしましょう」と呼応し、タイトルマッチへ向けて誓いの握手を交わした。

　両者は昨年5・21後楽園大会でEXTREME王座をかけて対戦。試合途中、王者の勝俣が右足首を骨折するアクシデントに見舞われた。それでも勝俣はなんとか勝利したものの、納得のいく試合ではなかった。王座を返上し、8ヵ月欠場した勝俣は1・28後楽園で平田一喜を破り、王座奪還。双方にとって念願だった再戦を迎える。岡谷が「これでやっと挑戦できる。MJ、確かにバケモノだけど、負けるわけにはいかねぇんだ。俺と勝俣さんの物語をお前に邪魔されるわけにはいかねぇんだ。これで3月17日、勝俣さんともう1回EXTREMEかけて挑戦できる。楽しみにしといてください」と言い切れば、勝俣も「お互いが納得いくルールで戦いたい。僕が欠場していた8ヵ月、岡谷にとって、すごい濃い8ヵ月だったと思う。全日本出たりとか、その成長を見て来たし。その岡谷を超えて、やっと僕はEXTREMEのベルトを巻けるのかなと。岡谷に勝ってからじゃないと。あの日も勝ちましたけど、納得いく勝ち方じゃなかった。岡谷に勝ってベルトを腰に巻きたいと思います」と必勝を期した。

☆3/17(日)東京・後楽園ホール『Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜』12:00開場、14:00開始

▼DDT EXTREME選手権試合
[挑戦者]
岡谷英樹
vs
勝俣瞬馬
[第59代王者]
※勝俣初防衛戦
※ルール未定