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2/10【新日本】オスプレイが新日本ラストマッチへ涙の宣言「どう猛な野獣になる」

 2・11大阪大会へ向けた公開会見が10日、大阪・なんばスカイオ コンベンションホールで行われ、新日本ラストマッチとなるウィル・オスプレイが「どんな獣を相手にしようとも、もちろんケージに入ればほかの誰よりもどう猛な野獣になってみせる」と涙ながらに宣言した。

 明日に迫った大阪大会のメインイベントはUNITED EMPIREとBC WAR DOGSが激突する5対5ドッグパウンドケージマッチ。オスプレイ&ジェフ・コブ&HENARE&TJP&フランシスコ・アキラとデビッド・フィンレー&アレックス・コグリン&ゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーが激突する総力戦となる。ルールはフィンレーが考案したもので、反則裁定なしのノーDQ戦。1対1で試合が始まり、2分経過でWAR DOGSから1人追加され、さらに2分後にUNITED EMPIREから1人加わる。これを繰り返し、全選手が金網に入った時点で鍵が施錠され、いずれかの1選手が勝利した時点で決着となる。

 アメリカAEWと契約したオスプレイはこれが新日本所属ラストマッチ。これまでIWGP世界ヘビー級王座を筆頭に幾多の勲章を新日マットで手にしてきたが、別れの時が間もなく訪れる。言葉に詰まったオスプレイは「自分にとって人生の中で最高の8年間だった。僕はジャパンで育ったと思っている。これ以上感謝がしきれないほど自分の胸の中は感謝の気持ちでいっぱいだ。自分はここ日本で真の男になったと思っている」と謝意を口にした。

 UNITED EMPIREは2020年10月の結成から3年4ヵ月、創設者・オスプレイの離脱によって節目を迎える。「俺たちはユニットとして、そして個人としても限界を超えてここまできた。プロレスを必要としているみんなのために俺たちは戦い、俺たちが立ち上がり、そしてみんなのために働いてきた」と自負するオスプレイは「そんな自分たちの努力をBULLET CLUBに取り上げられるようなことは絶対にしない。明日は必ず勝つ。最後はBULLET CLUB WAR DOGSが傷だらけになり、そして血まみれになってケージから出ることになるだろう」と断言。「この5人はどんな獣を相手にしようとも、もちろんケージに入ればほかの誰よりもどう猛な野獣になってみせる」と言い切った。

 涙ながらに有終の美を誓ったオスプレイ。メンバーとともに抱き合って絆を再確認すると、帝国軍の代名詞であるCROWNS UPポーズでラストマッチへ向けて気勢を上げていた。

プロ格 情報局