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2/11【新日本】SHOがIWGPジュニアベルト強奪、デスペは「負けたらSTRONG STYLE入り」要求

『THE NEW BEGINNING in OSAKA』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)(2024年2月11日)
○SHO&EVIL&成田蓮&高橋裕二郎vs海野翔太エル・デスペラード&本間朋晃&タイガーマスク×

 SHOがデスペラードからIWGPジュニアベルトを強奪して猛アピール。対する王者・デスペラードはタイトル戦の条件として「負けたらSTRONG STYLE」入りを要求した。

 2・23札幌大会のNEVER王座戦「(王者)EVILvs海野(挑戦者)」に向けて、連日対戦しているHOUSE OF TORTUREと正規軍。同じく札幌大会ではスペシャルシングルマッチとして「デスペラードvsSHO」も控えている。SHOはデスペラードからマスクを奪い、IWGPジュニア王座を懸けるよう要求。王者のデスペラードは拒否していた。

 両軍は8人タッグマッチで激突。これまでの前哨戦と同じように、のっけから何度も場外乱闘を繰り広げる。デスペラードとSHOも感情むき出しでやり合った。

 拷問軍ペースが続いたが、海野が流れを一変させる。各種ドロップキックで拷問軍を一掃。「翔太」コールを浴びると、介入を狙ったセコンドのディック東郷にスライディングキックを浴びせ、返す刀でEVILをスイング式DDTで突き刺し、好調ぶりを発揮した。

 しかし、最後に乱戦を制したのは拷問軍だった。海野組が総出でSHOを攻め立てると、タイガーのタイガードライバー、バズソーキックもさく裂。だが、東郷がレフェリーの注意を引きつけているスキに、SHOの金的攻撃、成田の改良型プッシュアップバー痛打で逆転する。最後はSHOがショックアローでダメ押ししてタイガーを沈めた。

 試合後、EVIL&東郷が海野を暴行。東郷がスポイラーズチョーカーで首を絞めると、EVILは海野の胸板に黒スプレーで「×」マークを刻み、せせら笑った。SHOとデスペラードも大乱闘を展開。ようやくデスペラードがマスクを奪い返したものの、SHOはそのスキを突いてIWGPジュニアのベルトを奪い取った。

 マイクを持ったSHOは「そんなマスクなんて何の価値もねえんだよ。ベルトはここじゃ。お前、懸ける根性ねえんだったらよ、俺が代わりに懸けてやる。札幌はタイトルマッチ決定じゃ。どんなもんだ」とベルトを掲げながら不敵な笑みで断言。激怒したデスペラードは「ああ、そうか、そうか。俺のマスク興味ないわりに、この1シリーズずっと引っ張ってくれたな。そのベルトはお前のものにならねえ。その脇のネームプレートにお前の名前が入ることは一生ねえんだよ。お前のオモチャじゃねえんだ」と言い返した。

 さらに、デスペラードは「言ったよな。お前には懸けるリスクが必要だってよ。マスクは俺の手元に返ってきた。そのベルトだってな、どうせ俺の手元に返ってくるんだ。お前が払うリスクは、お前が負けたらSTRONG STYLEに入ることだ。お前が今のまんまじゃ金の取れるレスラーになれねえからよ。毎日、皮の固いメロンパン買って来いよ。俺のパシリだ、てめぇは」と通告。SHOは「そんなもん、何のリスクにもならんわ。どうせ勝つのは俺だからよ」とベルト奪取に自信を示し、“SHOが負けたらSTRONG STYLE入り"を条件でIWGPジュニア戦が浮上する形となった。デスペラードはバックステージで「札幌でタイトルマッチ、まあそういうことになるんだろうな。いいよ、安パイとは思わん…が、あんなクソに負けるほど俺は優しくない」と言い切ってみせた。

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