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2/20【全日本】シングル初対決実現…諏訪魔が鈴木との熱戦制す 世界タッグ獲りへ実力確認「やり合ってよかった」

『エキサイト・シリーズ2024』後楽園ホール(2024年2月20日)
○諏訪魔vs鈴木秀樹×

 諏訪魔と鈴木のシングル初対決が後楽園大会の第1試合で実現し、諏訪魔が勝利。世界タッグ王座獲りへ向けて互いの力を確かめ合った。

 昨年7月から鈴木が全日本に本格参戦し、諏訪魔との一騎打ちの機運が高まったが、昨年暮れの最強タッグでまさかの合体。“バカバカ問答"を展開しながらも、なぜかタッグチームとして機能し続けてきた。そして斉藤ブラザーズの世界タッグ王座返上を受けて、2・23岡山大会では本田&安齊と王座決定戦への出場権を争うことになった。

 その前に組まれていたのがこの日の一騎打ち。鈴木が「バカ決定戦」と定めれば、諏訪魔はこの一戦を第1試合で行うことを希望。注目のシングル初対決が後楽園大会の第1試合で実現した。

 二人の戦いはともに得意とするグラウンドで幕開け。一進一退のハイレベルなせめぎ合いが展開された。エルボーとダブルチョップを打ち合う打撃戦でも火花を散らすと、諏訪魔がスリーパーで絞め上げれば、鈴木はリーガルストレッチで応戦。奥の手・雪崩式フランケンシュタイナーを決めたが、ダブルアームスープレックスは諏訪魔が食い止めた。

 ラリアットで逆襲すると、諏訪魔はダブルチョップを乱れ打ち。鈴木もラリアットを相打ちに持ち込み、ツームストンパイルドライバーで突き刺したが、諏訪魔はバックドロップで逆襲。鈴木もすぐさまドラゴンスープレックスで応戦し、諏訪魔がドロップキックを放てば、ドロップキックでやり返す意地の攻防に持ち込んだが、最後は諏訪魔がバックドロップホールドを爆発させて3カウントを奪った。

 2014年6月の初遭遇から約10年、ようやく実現したシングル初対決は諏訪魔に凱歌。世界タッグ獲りへ向けて互いの今の力を直接確かめ合った。鈴木は「シングルマッチやる必要なかったんじゃない? 俺、言ったけど、世界タッグ…もう俺は目的を見失ったよ」とこぼしたものの、諏訪魔は「やっぱりガンガンいく者同士がお互いの危ないところをわかっておいたほうがいいんじゃないか。もっとわかり合ってさ。そのほうが絶対いいチームになるんだよ」と断言。鈴木も納得すると、諏訪魔は「意地張ってやってるんだよ。今日、俺はやり合ってよかったなと思うよ。そう思うよ。わかんないけど、そう思う」と満足げ。二人の一騎打ちは世界タッグ獲りへ向けてプラスとなったのは間違いない。

【試合後の諏訪魔、鈴木】

※鈴木が先にコメントスペースに現れると

▼鈴木「勝ってるんだから早く来いよ」

※諏訪魔が遅れて現れると

▼諏訪魔「おい、なんだよ? 最後」

▼鈴木「わかんない」

▼諏訪魔「試合で今日はわかり合おうって」

▼鈴木「燃え盛る魂が動いたね」

▼諏訪魔「俺だって動きまくってるよ。面白かったし」

▼鈴木「でも、シングルマッチやる必要なかったんじゃない? 俺、言ったけど、世界タッグ…もう俺は目的を見失ったよ。何の目的?」

▼諏訪魔「いや、戦うから意味があってさ。やっぱりガンガンいく者同士がお互いの危ないところをわかっておいたほうがいいんじゃないか。もっとわかり合ってさ。そのほうがいいよ。絶対いいチームになるんだよ」

▼鈴木「なんかそう思うよ。わかんないけど、そう思う。なんか言いたそうだよね」

▼諏訪魔「痛えよ。ガンガンお前、ガッチリ来たよな」

▼鈴木「第1試合でこんなに報道陣集めてるんじゃないよ。老害だろ、老害」

▼諏訪魔「それはあるかるかもしれない」

▼鈴木「そうですよね。すいませんでした」

▼諏訪魔「ただよ、意地張ってやってるんだよ。俺は今日やり合ってよかったなって思うよ。効いたね。でも、意識つなぎ止めたっていう自信になったし」

▼鈴木「いつもやればいいんだよ」

▼諏訪魔「じゃあ、いつもやる?」

▼鈴木「リング上のことはもう…ラーメン行きましょうか。二郎系ね」

▼諏訪魔「ラーメン好きなんだ」

▼鈴木「二郎系でいいでしょ?」

▼諏訪魔「家系だな」

▼鈴木「パートナーなら合わせなさいよ。あなたは合わせてこなかった人生でしょ」

▼諏訪魔「そんなことないよ」

▼鈴木「たまに合わせなさいよ。一緒に並ぼうよ、二郎系」

▼諏訪魔「やってない時あるよな。じゃあ、行こう、そこに」

▼鈴木「専務なのに試合見ないで帰るの? いや、家系は行かないよ。二郎系」

▼諏訪魔「美味しいよ」

▼鈴木「美味しいとか、美味しくないじゃなくて。二郎系に行きたいの。二郎系」

▼諏訪魔「みんな苦しそうにしてるじゃん?」

▼鈴木「二郎系? なんだよ、それ。行くんだよ。行くよ、二郎系」

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