プロレス/格闘技DX

　『Into The Fight 2024』が25日、東京・後楽園ホールで行われ、平田一喜、土井成樹、青木真也による新ユニット“ずんちゃ♪マッスルサバイバー"が男色ディーノ&大石真翔&大鷲透に快勝。3・17後楽園大会で解散をかけてKO-D6人タッグ王者・秋山準&ディーノ&大石に挑戦することになった。

　この日が初陣となったずんちゃ♪軍。平田の一方的な思惑で結成されたユニットだが、意外にもコンビネーションはスムーズ。だが、コーナートップに上がったディーノの尻に青木が突っ込んでダメージを受けてしまう。平田もディーノの尻にはまって意識もうろう状態。その間に大石が直伝トルネードクラッチを狙ったものの、十字架固めで切り返した土井が3カウントを奪った。

　ずんちゃ♪軍が快勝。試合後、土井は「対戦相手に6人タッグのチャンピオンが2人おった。そのうちの一人から3カウント取ったんや。お前らの持ってるタイトルに挑戦させてくれや」とKO-D6人タッグ挑戦をアピールした。これを受けて大石は「俺はDDTのなかで最弱。そんな俺に勝ったくらいでベルトに挑戦ってちゃんちゃらおかしい」としながらも、「でもそこまで言うならベルトかけてやるから、お前らも何かかけろ」と逆要求。土井が「髪の毛」を提示すると、大石は「お前ら2人は坊主みたいなもん」と却下。ならばと土井が「俺たちはユニット解散かけたる。俺はベルトも欲しいし、解散もしたい。どっちもおいしいから」と本音をぶちまけて折り合いがつき、3・17後楽園大会でのタイトルマッチが決まった。

　その間、平田は失神していたため、解散がかけられたことなどつゆ知らず。バックステージで土井は「お前らも何かかけろと言われたけど、何もかけない。うまいことやっといたから」と虚偽の報告。真に受けた平田は「この平田の弱さをもってして。(2人が)助けてくれる。強い。ベルト挑戦してベルト獲れる。最高のスタートダッシュ。10年、15年、20年続くようなユニットにしましょう」と笑顔で宣言した。

　また、青木は「やられたままの橋本戦をやりたいと思います。一矢報いるよう頑張りたい」と2022年12月の一騎打ちで敗れた橋本千紘との雪辱戦を要望。4・7後楽園大会で実現することになった。

　なお、7・21両国大会にKONOSUKE TAKESHITAの参戦が決定。4月26日に墨田区総合体育館で開催されるプロハンドボールチーム・ジークスター東京とのコラボイベントでKO-D無差別級王座戦の開催が決まった。


【DDT】3/17(日)東京・後楽園ホール『Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜』12:00開場、14:00開始

▼KO-D6人タッグ選手権試合/ベルトコントラ解散
[挑戦者]
青木真成
土井成樹
平田一喜
vs
大石真翔
男色ディーノ
秋山準
[第53代王者]
※秋山&ディーノ&大石4度目の防衛戦
※挑戦者組・ずんちゃ♪マッスルサバイバーが敗れた場合、ユニット解散となる



【DDT】4/7(日)東京・後楽園ホール『April Fool 2024』10:30開場、11:30開始

▼スペシャルシングルマッチ
橋本千紘
vs
青木真也



【DDT】4/26(金)東京・墨田区総合体育館『DDT×ジークスター東京 特別興行 DDZT』16:00開場、17:00開始

▼KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者]
未定
vs
3・17後楽園「上野勇希vsHARASHIMA」勝者
[王者]



【DDT】7/21(日)東京・両国国技館『WRESTLE PETER PAN 2024』12:30開場、14:00開始

[特別参戦選手]
KONOSUKE TAKESHIA