3/3【DRAGONGATE】神田がベテランの意地発揮も豹がブレイブ王座V5
『LEC presents CHAMPION GATE 2024 in OSAKA』が3日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、豹がベテランの意地をみせつけた神田裕之を退け、オープン・ザ・ブレイブゲート王座5度目の防衛を果たした。
2・7後楽園大会でM3Kが解散となり、望月ススムがドリームゲート王座獲りに決起。望月成晃から「元ブレイブゲートチャンピオンでしょうが。来月CHAMPION GATEあるよな。だったら、2人揃っていったらいいんじゃないの?」と促された神田は「俺の本気見せてやるよ! 俺もブレイブゲート挑戦するぞ!」と決意し、この日、王者・豹に挑戦した。
その言葉通り神田は本気モード。ゴング前の奇襲攻撃に出てジョン・ウーで豹を場外に吹き飛ばすと、トペスイシーダで突っ込んだ。完全に機先を制された豹はスピードを駆使して翻ろうし、場外ダイブの構えを見せたが、読んだ神田は不発に終わらせると、場外戦に持ち込んでラフ殺法で痛めつけた。
その後も神田ペースは続く。豹に声援を送るファンに悪態をつきつつ、豹の反撃の芽をことごとく摘んで主導権を握らせない。それでも豹はドロップキック、トペコンヒーロで逆襲したが、神田は裏投げを連発して鎮圧。ジョン・ウーで吹き飛ばし、ダブルアーム式フェースバスター、ダイビングエルボードロップで勝負に出た。
豹も王者の意地で肩を上げた。神田が放ったキリモミ式ダイビングボディプレスを自爆させると、ダイビングダイアモンドカッターをさく裂。首固めでニアフォールに追い込まれても、サムソンドライバーをズバリと決めて逆転の3カウントを奪った。
神田がベテランの意地をいかんなく発揮したが、最後は豹が勝利。苦闘を制してブレイブ王座5度目の防衛に成功した。試合後、豹はベルトを巻いてコーナーでポージング。歓声を送る自身のファン“女豹ちゃん"たちに手を振って応えた。
