3/6【DRAGONGATE】「年季が違う」 YAMATO&ススムがD'Courage撃破でタッグリーグ白星スタート

『Rey de Parejas 2024』後楽園ホール(2024年3月6日)
Bブロック公式戦 ○YAMATO&望月ススムvsドラゴン・ダイヤ&菊田円×

　YAMATO&ススムのベテランコンビがタッグリーグ初戦で昨年覇者・菊田を擁するD'Courageコンビを破って白星スタートを飾った。

　この日、タッグリーグ戦「Rey de Parejas 2024」が開幕。先陣を切って菊田&ダイヤのD'Courageと、YAMATO&ススムのベテランコンビが激突するBブロック公式戦が行われた。昨年、吉岡と組んで優勝した菊田はパートナーを代えての連覇を狙う。

　YAMATO&ススムはおそろいのスカジャン姿に手鏡を持参して登場。コスチュームとアイテムをコラボしてきた。まずはYAMATOが菊田と真っ向勝負を展開し、ドロップキックで先手を取る。逆水平合戦で火花を散らしたが、菊田もダイヤとの連続攻撃で応戦。ならばとススムが加勢して菊田のフロントハイキックをダイヤに同士討ちさせた。

　ここからYAMATO&ススムはダイヤに的を絞って主導権を握る。YAMATOがスワンダイブ式フットスタンプを落としてYAMATOコールを起こし、逆水平を連打すれば、ススムはジャイアントバックブリーカー、ゆりかもめで拷問。しのいだダイヤがフライングヘッドシザースで突破口を開くと、菊田がヒップアタックでYAMATOとススムをまとめて吹き飛ばして巻き返した。

　すかさず菊田とダイヤが流れるような連続攻撃をススムに浴びせたが、YAMATOが串刺しドロップキックで割り込み、ススムとのダブルエクスプロイダーで菊田を投げ飛ばす。YAMATOの延髄斬り、ススムのジャンボの勝ち!が立て続けに決まり、ススムが「コーナー上がって! あれいこう!」とYAMATOに指令。呼応したYAMATOがコーナーに上がると、ススムはカミカゼでダイヤを叩きつけてお膳立てした。

　だが、菊田が急行してYAMATOを叩き落とすと、ヒップアタックを連発。ダイヤとの連係を駆使して菊田が変型バスターを決め、ラリアットを叩き込むと、ローリングラリアットを繰り出した。が、かいくぐったYAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーをさく裂。ススムがスライディングラリアットで援護射撃すると、二人がかりで押さえ込んで3カウントを奪った。

　YAMATO&ススムが接戦の末に菊田&ダイヤを撃破。幸先いい白星スタートを切った。試合後、二人がかりのカバーに収まらない菊田がレフェリーに抗議したが、裁定は覆らず。「おい。何だ? 菊田最後。何ぶち切れてんだ? こちとらな、年季が違うんだよ、年季がよ」と勝ち誇ったYAMATOは会心の勝利に「YMで16年ぶりに組んだんだ、俺たちは。分かったか? このまま優勝だよ。優勝しかねえだろ!」と言い切ってみせた。YAMATO&ススムの2戦目は3・10名古屋大会。マンテ&豹のシングル王者コンビとの激突を控える。


【試合後のYAMATO&ススム】

▼YAMATO「何だ? あいつら、おい。何だ? 菊田最後。何ぶち切れてんだ? こちとらな、年季が違うんだよ、年季がよ」

▼ススム「ちゃんと組んでなくたって、いざ組めば…」

▼YAMATO「YMで16年ぶりに組んだんだ、俺たちは。分かったか? このまま優勝だよ。優勝しかねえだろ!」

▼ススム「OK!」