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3/12【全日本】三冠王者・中嶋が阿部一蹴 安齋戦へ豪語「8分で十分。そのあと諏訪魔出てこい」

『ドリームパワー・シリーズ2024』新木場1stRING(2024年3月12日)
○中嶋勝彦vs阿部史典×

 三冠王者・中嶋が阿部とのシングル初対決に完勝。安齊とのV5戦へ向けて「お前は8分で十分だ」と通告し、「そのあと諏訪魔出てこい」と異例の三冠戦ダブルヘッダーを敢行する構えを見せた。

 3・30大田区大会で安齊を迎え撃つ三冠王者・中嶋はこの日、阿部との初シングルに登場。グラウンド戦で幕を開けると、阿部がドラゴンスクリューをさく裂。サッカーボールキック合戦を展開し、伊良部パンチを叩き込んで気を吐いた。

 だが、中嶋は強烈な張り手で鎮圧。バックドロップでぶん投げると、1カウントで返して立ち向かってきた阿部を張り手で返り討ち。すかさずノーザンライトボムで突き刺して3カウントを奪った。

 中嶋が阿部に完勝。V5戦へ向けて好調ぶりをみせつけた。試合後、マイクを手にした中嶋は「今シリーズ俺の対戦カード、俺は何も聞いてない。全日本プロレス、何がしたいんだ?」と突然、全日本批判を展開。「だが、なんで俺が今日聞いてもないカードなのにここに来るか。それは楽しみにしているファンがいるからだ」と言い切ると、「安齋勇馬いいだろう。やってやるよ。だがな、お前は8分で十分だ」と次期挑戦者に向かって通告。「8分やって、そのあと諏訪魔。出てこい。タイトルマッチ2連戦だ。やってやる」と異例の三冠ダブルヘッダーをぶち上げた。前回は斉藤ブラザーズとのハンディ戦を迫っていたが、中嶋はまたしても仰天要求を全日本につきつけた形となった。

【阿部の話】「いや…何ていうか…(※肩からかけているタオルを指さしながら)これ、闘魂でもなく××でもなく“情念"なんです。石川雄規っていう人がいて、その人は色んな人から“一流のバッタもん"って言われていて。だから俺も一流のバッタもんを目指してやっていきたいんですけど。中嶋選手はね、僕とあまり体格は変わらないんですけど、リアルなヘビー級の選手を倒せる力を持ってる。それを今日体感して強さが身に沁みたので、明日からまた格闘探偵していきたいと思います。負けて言うのもナンなんですけど、とても楽しかったな…と素直に思えたのが今日のところでございます」

※中嶋はノーコメント

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