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3/14【NOAH】タッグ奪取へ清宮前哨戦3連勝! ジュニア防衛へダガはYO-HEY公開処刑

『SUNNY VOYAGE 2024』岐阜メモリアルセンター体育室(2024年3月14日)
○清宮海斗&ダガ&小川良成&スペル・クレイジーvsジャック・モリス&YO-HEY&タダスケ&LJ・クリアリー×

 3・17横浜武道館大会のGHCタッグ王座戦「(王者)モリス&グリーンvs清宮&大岩(挑戦者/VCタッグ覇者)」に向けた最後の前哨戦で清宮がメイン締めの快勝。一方でジュニア王座戦に向けては王者ダガが挑戦者YO-HEYを公開処刑に処した。

 NOAHとしては久々の長期巡業となった3月上旬ツアー。その最終日にして、3・17横浜武道館大会前最後の大会の岐阜大会のメインイベントではGHCタッグ&GHCジュニアのダブル前哨戦が行われた。

 ジュニア前哨戦ではダガが小川とともに早々にターンバックルを剥がして“金具コーナー"を作成。YO-HEYが痛めている腰を何度も金具に叩きつけ、今宵も容赦なくダメージを蓄積させた。

 そのダガ&小川とタッグを組んだ清宮は「ダメだって、反則だって」ととがめ続け、自身は王者モリスとクリーンでハイレベルな読み合いを展開。中盤過ぎにはグリーンのグッドルッキングニーを浴びたものの、最後は鋭角的ジャンピングニーからのタイガースープレックスでクリアリーを追い込み、そして変型タイガードライバーにつなげて、モリスの面前で3カウントを奪ってみせた。

 ところが試合後にはダガと小川が再びYO-HEYを集団リンチ。金具コーナーに再びぶつけてYO-HEYを腰砕けにすると、腰にストンピングの雨あられを降らせて公開処刑に処し、気の済んだところで清宮を一人残してさっさと退場していった。

 一人残された清宮だったが、これで前哨戦3連勝。マイクを握ると「この前哨戦を通して、あらためてチャンピオンチーム、ジャックとアンソニーの凄さを感じました。しかし! 次、岐阜に来たときにベルトを巻いてるのは俺と陵平です! タッグチャンピオンとして、また岐阜に戻ってきます!」と誓いを立てて約7年ぶりの岐阜大会を締めくくってみせた。

 モリス&グリーン組には昨年11月のタッグ王座戦で敗退。「4ヵ月前、あの二人に負けて俺と陵平のタッグが本当の意味で始まったと思ってます。第2章が今も進行中です。横浜、必ず俺と陵平でベルトを獲って、新章突入します!」。バックステージでそう言い切ったところでモリスが現れ、「ここではっきり言っておく。お前に日曜日の横浜で俺とAGを倒せる見込みはない。お前にチャンスはないんだ。日曜日が楽しみだな」と言い残して去っていった。

 それでも清宮は「アイ・ゲット・チャンス! アイ・ワナ・チャンピオン!」と英語で断言。とにもかくにも、これで横浜タッグ戦へ待ったなしとなった。

【試合後の清宮、モリス】

▼清宮「よーっしゃ! いよいよだ。いよいよ17日、横浜武道館でタイトルマッチです。この前哨戦であらためてタッグチャンピオンチームの凄さを感じました。でも、それでも俺と陵平はあの二人から獲って、あの位置に行きたいんだ。4ヵ月前、あの二人に負けて俺と陵平のタッグが本当の意味で始まったと思ってます。第2章が今も進行中です。横浜、必ず俺と陵平でベルトを獲って、新章突入します!」

※モリスが現れる

▼モリス「ここではっきり言っておく。お前に日曜日の横浜で俺とAGを倒せる見込みはない。お前にチャンスはないんだ。日曜日が楽しみだな」

▼清宮「アイ・ゲット・チャンス! アイ・ワナ・チャンピオン!」

▼モリス「ノーチャンス(と清宮の胸を小突いて去る)」

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